万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌4300 霞立つ3977

2022年03月17日 | 万葉短歌

2022-0317-man4300
万葉短歌4300 霞立つ3977

霞立つ 春の初めを 今日のごと
見むと思へば 楽しとぞ思ふ 大伴池主

3977     万葉短歌4300 ShuJ392 2022-0317-man4300

□かすみたつ はるのはじめを けふのごと
 みむとおもへば たのしとぞもふ
○大伴池主(おほともの いけぬし)=08-1590歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第8首。「六年正月四日・・・歌三首」の第3首。左注に、「右一首左京少進大伴宿祢池主」。
【訓注】霞立つ(かすみたつ=可須美多都)。春(はる)。今日(けふ=家布)。