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日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

年金は複雑化させて・・

2022年04月04日 08時40分38秒 | Weblog
今朝は昨日からの雨が残って気温は高いものの
肌寒く感じる朝でした。
政府・与党内で検討が進められていた年金生活
者への「一律5000円給付」が世論からの激しい
批判を受けて、白紙に戻される方向のようです
自民党の高市早苗・政調会長は「もうこの話
はなくなった」と明言。その一方で、新年度
の4月分から、年金の支給額は0.4%引き下げ
られる。やってくる年金減額時代にどう対応
するか。今年4月からの年金大改正による新
ルールを活用する方法も注目されているがそ
こには思わぬ“落とし穴”も存在する。
そもそもなぜ年金支給額が引き下げられるの
か。年金支給額は毎年、物価と賃金の変動に
応じて改定される仕組みとなっている。
現役世代の賃金が伸びない為に、新年度から
減額されることとなった。高齢化の進む日本
では、年金受給世代を支える現役世代の負担
軽減が急務となっており、今後も年金減額の
流れはなかなか止まらないと懸念されている
そうしたなかで、注目を集めるのが今年4月
からスタートする年金の新ルールだ。たと
えば60~64歳が年金を受給しながら働く際
「月給+年金月額」が合計28万円を超える
と、超過分の半額がカットされていた「在
職老齢年金の支給停止」の基準が、65歳以
上と同様に合計47万円まではカットされない
ように緩和される。この制度変更により、
シニア世代の就労促進が期待されている。
今年の年金改正では他にも複数のルール変更
があるが、“年金を増やせる手段”として注目
されているのが「繰り下げ受給の見直し」だ
『繰り下げ受給』とは、本来は65歳からの
年金受給開始を遅らせることで、割増し年金
を受け取れる仕組みのことです。1か月遅ら
せるごとに月毎の受給額は0.7%増となる
これまでは最大で70歳まで受給開始を繰り
下げられ、その場合の年金額は42%増。
それが新制度のもとでは75歳まで繰り下げ
られることになり、最大限繰り下げると年
金額が84%増となる。それゆえ、“年金が
約2倍に増やせる”と注目を集めているので
す」稼げば稼ぐほど、メリットがなくなって
いく。ただし、この繰り下げ受給には注意点
もある。そもそも、受給開始を先延ばしに
して65歳以降も年金なしで生活するためには
それ以外の安定収入が必要となる。しかし、
給料の収入が多いと、今度は繰り下げ受給の
恩恵を受けられない可能性が出てくるのだ。
それは、前述の「在職老齢年金」が関係して
くるからだ。
「65歳以降に厚生年金に加入して働く場合、
『月給+年金月額』が合計47万円を超えると
超過分の半額の年金がカットされます。
ポイントは、この在職老齢年金の仕組みで
カット対象となる部分は、“繰り下げしても
割増しを受けられない仕組み”になっている
ことです。繰り下げている間に一生懸命働
いて稼ぐと、どんどん繰り下げのメリット
がなくなるという現象が起きることがある
のです」
「お得」と喧伝される繰り下げ受給だが、
人によっては繰り下げても一切増えない
ケースがあるというのだ。年金制度は複雑
極まりなく、性別や生年月日によって恩恵
が受けられるか変わってくる制度もある。
いろんな制度改正が全部国民にとってメリ
ットがあるとも限らないので、年金制度を
今後もっともっとシンプルに国民に分かり
やすい制度に変え行ってほしいと思います
我々年金受給者にとって年金は下がる物価
は上がる厳しい時代が始まっています。

京都で出会った花たち





















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