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日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

ウクライナ紛争は終わらない???

2022年04月12日 08時39分43秒 | Weblog
今朝も信州の朝は気温10度で快適な朝でした
この二日間の好天気と夏日のせいで信州の桜
は一斉に満開と報道されていました。
ウクライナ紛争をもう一度考え直す・Aqa様
の記事をお借りして、考えてみた。
連日のニュースで耳にする「NATO(北大
西洋条約機構)」とは、欧州および米国やカ
ナダを含む30カ国が加盟し、NATO加盟
国に対する武力行使は全加盟国に対する攻撃
とみなし即応する多国間軍事同盟です。
ちなみに、ロシアによるウクライナ侵攻に米
軍が直接介入しないのは、NATOに加盟し
ていないウクライナを防衛する義務がない事
が理由の一つです。
もちろん最大の理由はロシアと直接軍事衝突
すれば第3次世界大戦につながりかねず、最
悪の場合、核戦争に発展しかねないためです
尚、まだ可能性の段階でバイデン米大統領は
ウクライナに米軍を派兵しないことを明言し
ており、そのことがプーチン露大統領がウク
ライナ侵攻を実行に移した一因との指摘があ
りますが私も同じように考えます。
近現代の戦争において、戦いを勝利に導く大
きな要因は「物量」です。
先の第二次世界大戦では、最終的に兵器を含
む物資の量で枢軸国側を圧倒した連合国側が
勝利しました。「戦争という仕事の10分の
9までは兵站だ」という言葉がありますが第
二次世界大戦時、物資の製造・調達・補給等
いわゆる「兵站」を担ったのは主に米国で当
時はナチスと戦うソ連にも戦車や機関銃など
の武器のみならず輸送用の貨車や食糧などが
米国から供与されました。
ちなみにこの物資供給計画は後に「ビクトリ
ープラン」と呼ばれています。今に話を戻し
ますと、ウクライナに侵攻したロシアは動員
できる兵員の数や兵器の数でウクライナを圧
倒しています。そういった面で劣勢にあるウ
クライナに対し武器の供与が加速しつつあり
ます。ウクライナの外相はNATOに対し
「あなた方が武器を供与し、われわれは命を
懸ける。戦争はウクライナ国内に制限される」
と述べ、応じるようにNATOは武器供与の
加速を含む軍事支援の強化で合意しました。
米国も兵員派遣や航空支援を避けつつ、レー
ザー誘導ロケット砲や最新鋭ドローンの供与
などでウクライナ支援を拡大しています。
さらに米上院は、第二次世界大戦時に連合国
側に膨大な量の軍需物資の供給を可能にした
レンドリース法(武器貸与法)の復活を全会
一致で可決。米下院での採決、米大統領によ
る署名待ちですが、成立すれば手続きが大幅
に簡素化され、米大統領の意思ひとつで必要
な武器や物資を速やかに戦地に送ることが可
能となります。仕組み上は物量でロシア側を
圧倒することが可能で、にわかにそこまでい
かなくとも、物量でウクライナが優位に立つ
可能性が出てきました。まだまだ終結のめど
は立ちませんが、毎日犠牲となる人の事を考
えると・・居たたまれない思いですね。

信州の今の花






















コメント (2)
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