UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

愛逢月の贈り物

2014-07-16 21:00:10 | 日記
日頃お世話になっている方に贈り物を送ったり、そして貰ったりのこの季節。
感謝を表す、お中元でございます。

            

普段は意識していないけど、元々は中国の文化のものだった。
そんな事柄が日本には多々ありますが、
このお中元の思想も中国を起源としております。


中国の水を司る神、龍王には3人の娘がありました。
この娘たちが皆一様に「陳子椿(ちんしちん)」という青年に恋をして男の子が生まれたのですが、

 彼らはそれぞれ、
    1月15日に生まれた子は、上元一品の天官(人間に幸せを与える職)、
    7月15日に生まれた子は、中元二品の地官(人間の罪を許す職)、
   10月15日に生まれた子は、下元三品の水官(人間の災厄を取り去る職)
 という位を授かりました。

上記の月日は中国で「三元節」と言われるものになります。
この思想が日本に伝来し、元々あったお盆の時期とも重なっていたために、
現在の、「お世話になった人に贈り物をする」という中元の習慣が残り、現在まで受け継がれている、とのことです。

日頃からお世話になっている人にお詫びの気持ちを示す贖罪の日。
そしてこれからもますます宜しくお願いしますと祈りを込める日。

7月は七夕の季節でもありましたし、とてもな季節なようですね。

マシュマロ体型な私としては、個人的に頂けるならハムハム(食む食む)がありがたいですが、
不意に形として感謝の気持ちを示されると何でも有りがたいものです。