公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

民主党の政権公約

2009-07-27 23:13:55 | 政治経済問題

民主党がマニフェストを発表

http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/pdf/manifesto_2009.pdf

自民党が手をつけてこなかった部分が盛り込まれている、ということは、いわゆる、中・低所得者層対策が曲がりなりにもふんだんに盛り込まれているのに対し、高速道路の原則無料化や、国会議員の削減といった、「危ない」施策もところどころに盛り込まれている。

ま、公約の冒頭に掲げている、特別会計のゼロベース見直しについては、仮に政権を取った暁には、早速実行してもらいたい。

あと、歳入庁の創設という点も面白い。もっとも、これはすぐには実現は難しいだろうが、「4年間」を見据えてのことであれば、じっくり腰をすえて実行に踏み切ってもらいたいもの。郵政事業の見直しについては、国民新党、社民党との連携は欠かせない。民主党だけの論理を押し通そうとすると、必ず失敗に終わることだろう。

中小企業減税を最初から盛り込んでいるのも面白い。自民党の場合はまず、大企業ありきだったから。最低賃金引き上げ(平均1000円)や、農業の個別補償政策については、共産党も同じく掲げていることだから、共産党が政権に入らないとはいえ、後期高齢者医療制度や障がい者自立支援法の廃止も含めて、共産党の意見も取り入れて取り組むべきだろうな。

とりわけ、公明党が「ばら撒きの最たるもの」と吼えまくっている、子供手当の創設だが、高額所得者に有利と言われる、配偶者控除の廃止とセットで盛り込めば意外と問題はないかも。

一方、高速道路の原則無料化だが、これはやめたほうがいい。

むろん、高速道路料金の値下げは行うべき(とはいっても、自公政権下のETC限定1000円なんてものは愚の骨頂)だろうが、何せ、これまで高速道路建設のためにつぎこんだ膨大な借金の返済のことを考えると、まずはそれを返済するのが筋。それと、高速道路を無料化することは、鉄道や船舶といった交通機関の減退を一層招きかねず、それこそ、今のアメリカみたく、クルマがなければどうにもならないといった社会になりかねない。欧州では逆に、鉄道が復活の兆しを見せていることを考えると、バランスを取った施策が求められよう。

また、霞ヶ関の解体を謳っているが、だとしたら国会議員の役割は一層大きくなるわけで、にもかかわらず、議員定数を削減するというのは問題がある。人口10万人あたりの国会議員定数率は、先進諸国の中では、日本はアメリカについで低い。官僚支配からの脱却を目指す民主党が掲げる公約とはおよそいえまい。むしろ、衆議院は現在480だが、500にしても別にかまわないのでは。

ま、外交については性急を求めていないな。これは評価できるかも。

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カヴェンディッシュの競輪挑戦希望?

2009-07-27 09:39:47 | 競輪

ま、競輪とは言わないのか、ケイリンか。

今年のツール・ド・フランスで、なんと6区間制覇を果たしたマーク・カヴェンディッシュ

また、歴代の名スプリンターとはタイプが異っている。ゴール直前になって一気に勝負をつけるような走り方ではない。ゴールラインを切る数メートル手前で既に決着をつけている。したがって、ゴール後も何か、余裕綽々の表情をしているんだよな。

ということは、今の走り方プラス、スプリント力をもっと磨けば、ケイリンでもやれそうな気がする。

もっともカヴは今でも、トラックを重視していて、長距離系種目に毎年参加している。マディソンでは2度世界一を経験しており、トラック界でも頂点を狙う姿勢は変わっていない。というか、もともとカヴはトラック長距離系種目における、イギリスの次代のホープとして期待され、それをロードレースに生かしている、といっても過言ではなさそう。

ケイリンはかつて、クラークやフロイラーといった、長距離系選手が実績を挙げたことがある。今はすっかり短距離系種目となってしまった感があるが、テオ・ボスがロード転身を果たしたように、ロングスプリント系選手にも少なからずチャンスがある。

カヴも、ロンドン五輪では、トラックにおいて金メダルを期待されていると思われるが、五輪種目は、途中途中でポイントを稼ぐ形の、ポイントやマディソンといった種目しかない。こういったタイプのレースは、最後の一発に勝負をかけるタイプのカヴには向いていない(もっとも、マディソンはペアを組むので、必ずしもそうとはいえない)。スクラッチがあれば、当然優勝候補だろうが、五輪種目ではないとなると、距離は短くなるが、ケイリンはスクラッチと類似している部分があるので、だったらケイリンを目指したらどうか?と思う次第。

もっとも、カヴが本気になり、かつ本当にケイリンに出たいと言うようだと、脅威になるな。一方で、いまやロード界屈指の名スプリンターとなったカヴに勝つことができれば、世界的に名前が上がるだろうね。

そういや、今年の世界選・スクラッチでは、盛一大はカヴに「勝っている」んだな。だったら盛にもケイリンやらせるか?但し、「競輪選手」にはなってもらいたくないけど・・・

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ツール・ド・フランス最終ステージ

2009-07-27 02:10:12 | スポーツ

シャンゼリゼもカヴが勝ち、これでなんと、今大会6勝目!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B92009_%E7%AC%AC12-%E7%AC%AC21%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%B5%90%E6%9E%9C#.E7.AC.AC21.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.BC.E3.82.B8

そして最終ステージの敢闘賞選手に、別府史之が選出された。第1スプリントポイントでは2位に入ったし。

総合優勝はアルベルト・コンタドール、ポイント賞はトル・フースホフト、山岳賞はフランコ・ペッリツォッティ、新人賞は2年連続でアンディ・シュレク、チーム賞はアスタナ、総合敢闘賞はペッリツォッティとなった。

そして、別府は112位、新城幸也は129位でそれぞれ完走。もちろん、ツール・ド・フランス史上、日本人選手の完走は、これがはじめて。

ジロ・デ・イタリアでは、市川雅敏が1990年に50位に入り、また、野寺秀徳が2002年に完走した経験があるんだが、2人の日本人選手の出場が初めてな上に、2人ともきっちり完走したという意味は非常に大きいものがある。

ひょっとすると新城は、8月下旬から行われるブエルタにも出場するかもしれないな。


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