昨日あるテレビ番組を見ていたところ、NHK時代より「相撲アナ」として活動し、現在も大相撲関係の仕事を主体としているS氏(この方は1970年代、競馬中継のメイン実況も務められていました)が、
『こんなことがあったとは信じられない!』
『大相撲の名を汚す一大事だ!』
と力説していたが、
「何を今更」
という他ないね。
大相撲の八百長なんて、これまで、大相撲という世界が閉鎖的であったがゆえに、公にはバレなかっただけで、それこそ、長い間の「慣習」となっているんだろ。
例えば、7勝7敗の力士が、千秋楽に決まって勝ち越している例や、「万年大関」と言われた力士が、突然変異のごとく強くなる一方で、横綱になったとたん休場続きとなり、まもなくして引退する例など、どう考えてみても「おかしい」と思われることが多々ある。
昔、週刊新潮に、
『歴代の横綱で、「八百長」に染まっていなかったのは双葉山と大乃国の2人だけ』
という記事もあったけど、そんな体質がずっと昔から染み付いているのが大相撲であり、別に八百長がどうとかいうのは、驚くことでもなんでもない。
それにもかかわらず、「国営放送」と言われるNHKが生中継することや、文部科学省が管轄していること自体が滑稽だということ。
だったら、競馬、競輪、競艇、オートレースも文科省管轄にしろ!?
ところで、公営競技であれば、八百長行為が解明された時点で、関係者を即刻逮捕の上、永久追放に処することが常となっている。しかし大相撲の場合はどうなるのか?
興味はそこだね。