かつて、「名ジョッキー」と呼ばれた現調教師が相次いで勇退する。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2011/02/10/kiji/K20110210000220010.html
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2011/02/11/kiji/K20110211000221940.html
池江泰郎調教師は、トレーナーとしては、ディープインパクト、メジロマックイーン、メジロデュレン、ステイゴールド、トゥザヴィクトリー、ノーリーズン、ゴールドアリュールなどで有名だが、騎手時代は「逃げの池江」の異名を取り、ヤマピットの主戦騎手であった。
高橋成忠調教師は騎手時代、栗田勝から関西リーディングジョッキーの座を奪い、1967年には中央競馬リーディングジョッキーとなった。つまり、福永洋一がリーディングになる前の関西リーディングジョッキーだったというわけ。調教師となってからは瀬戸口勉調教師の定年を受け引き継いだメイショウサムソンが思い出される。
70歳の定年にはあと3年残しながらも、「豪腕」こと郷原洋行調教師も勇退。ジョッキー時代の実績は数知れず。調教師としてはゴーカイを管理していた。
この他、
・NHK競馬中継で解説する機会が多く、マヤノトップガン、キングヘイロー、デュランダルなどを管理していた坂口正大調教師、
・騎手時代は弟・須貝四郎の代役としてタイテエムに騎乗して1973年の春の天皇賞を勝ち、調教師としてはヒカリデユールなどを管理した須貝彦三調教師、
・騎手を経て、リンデンリリー、エイシンデピュティなどを管理していた野元昭調教師、
・騎手を経て、ケイティタイガーなどを管理していた吉岡八郎調教師
も勇退する。
しかし、私が競馬を覚えた頃、バリバリのジョッキーだった人が多いねぇ。
ま、競馬を覚えた頃って、30年以上も前だが、いよいよ競馬界からも一線から退く時がやってきたんだな。
お疲れ様。