NHK、脱原発論に難色 「都知事選中はやめて」
東京 2014年1月30日 07時00分
NHKラジオ第一放送で三十日朝に放送する番組で、中北徹東洋大教授(62)が「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などとコメントする予定だったことにNHK側が難色を示し、中北教授が出演を拒否したことが二十九日、分かった。NHK側は中北教授に「東京都知事選の最中は、原発問題はやめてほしい」と求めたという。
この番組は平日午前五時から八時までの「ラジオあさいちばん」で、中北教授は「ビジネス展望」のコーナーでコメントする予定だった。
中北教授の予定原稿はNHK側に二十九日午後に提出。原稿では「安全確保の対策や保険の費用など、原発再稼働コストの世界的上昇や損害が巨額になること、事前に積み上げるべき廃炉費用が、電力会社の貸借対照表に計上されていないこと」を指摘。「廃炉費用が将来の国民が負担する、見えない大きな費用になる可能性がある」として、「即時脱原発か穏やかに原発依存を減らしていくのか」との費用の選択になると総括している。
中北教授によると、NHKの担当ディレクターは「絶対にやめてほしい」と言い、中北教授は「趣旨を変えることはできない」などと拒否したという。
中北教授は外務省を経て研究者となり、第一次安倍政権で「アジア・ゲートウェイ戦略会議」の座長代理を務めた。NHKでは「ビジネス展望」だけでなく、二〇一二年三月二十一日の「視点・論点」(総合テレビ)で「電力料金 引き上げの前に改革を」と論じたこともある。
中北教授は「特定の立場に立っていない内容だ。NHKの対応が誠実でなく、問題意識が感じられない」として、約二十年間出演してきた「ビジネス展望」をこの日から降板することを明らかにした。
◆詳細は答え控える
<NHK広報局の話> 中北さんに番組に出演していただけなかったのは事実です。詳細は番組制作の過程に関わることなのでお答えを控えます。
【解説】公平公正 裏切る行為
中北徹東洋大教授のNHK降板問題で、中北教授はNHK側に「都知事選期間中は原発の話はやめてほしい」と迫られたという。再稼働を進める安倍晋三政権の意向をくんで放送内容を変えようとした可能性は否定できない。
選挙期間中であっても、報道の自由は保障されている。中北教授は予定原稿で「現状では原発稼働がゼロでもアベノミクスが成果を上げている。原発ゼロでも経済成長が実現できることを実証した」「経済学の観点から、巨大事故が起きた際の損害額のリスクをゼロにできるのは、原発を止めることだ」と指摘した。
NHK側が問題視した中北教授の原稿は、都知事選で特定の候補者を支援する内容でもないし、特定の立場を擁護してもいない。
NHKの籾井(もみい)勝人新会長は就任会見で「国際放送で日本政府の意向を伝える」としている。原発再稼働を強く打ち出している安倍政権の意向を忖度(そんたく)し、中北教授のコメントは不適切だと判断したとも推測できる。
原発政策の是非にかかわらず受信料を払って、政府広報ではない公平公正な報道や番組を期待している国民・視聴者の信頼を裏切る行為と言えるのではないか。 (中村信也)
主にマクロ経済分析を分かりやすく伝えていた人だけに、今後、NHKのビジネス展望に出演しないというのは残念だな。
最後の出演は今月2日の「日本の経常収支と円を考える」となってしまった。
まだ今週一杯はここで聴けます。
ところで、原発の話というと、実はビジネス展望ではよく取り上げられている。特に、サンデーモーニングでもお馴染みの金子勝教授は、原発は銀行の不良債権問題と同じ、という論調で、何度も繰り返して批判している。したがって、中北教授がなぜ「反原発」の話をNHKから却下されたのかよく分からない。
ひょっとすると、中身自身に問題があったのかもしれないが、何とも解せない話。こりゃ、中北教授が激怒するのも無理はない。
NHKの「偏向性」は、何も例の「飾り窓」発言をした会長の就任以前から指摘されていたことであるが、この一件で一層強まったといえるかも。
東京 2014年1月30日 07時00分
NHKラジオ第一放送で三十日朝に放送する番組で、中北徹東洋大教授(62)が「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などとコメントする予定だったことにNHK側が難色を示し、中北教授が出演を拒否したことが二十九日、分かった。NHK側は中北教授に「東京都知事選の最中は、原発問題はやめてほしい」と求めたという。
この番組は平日午前五時から八時までの「ラジオあさいちばん」で、中北教授は「ビジネス展望」のコーナーでコメントする予定だった。
中北教授の予定原稿はNHK側に二十九日午後に提出。原稿では「安全確保の対策や保険の費用など、原発再稼働コストの世界的上昇や損害が巨額になること、事前に積み上げるべき廃炉費用が、電力会社の貸借対照表に計上されていないこと」を指摘。「廃炉費用が将来の国民が負担する、見えない大きな費用になる可能性がある」として、「即時脱原発か穏やかに原発依存を減らしていくのか」との費用の選択になると総括している。
中北教授によると、NHKの担当ディレクターは「絶対にやめてほしい」と言い、中北教授は「趣旨を変えることはできない」などと拒否したという。
中北教授は外務省を経て研究者となり、第一次安倍政権で「アジア・ゲートウェイ戦略会議」の座長代理を務めた。NHKでは「ビジネス展望」だけでなく、二〇一二年三月二十一日の「視点・論点」(総合テレビ)で「電力料金 引き上げの前に改革を」と論じたこともある。
中北教授は「特定の立場に立っていない内容だ。NHKの対応が誠実でなく、問題意識が感じられない」として、約二十年間出演してきた「ビジネス展望」をこの日から降板することを明らかにした。
◆詳細は答え控える
<NHK広報局の話> 中北さんに番組に出演していただけなかったのは事実です。詳細は番組制作の過程に関わることなのでお答えを控えます。
【解説】公平公正 裏切る行為
中北徹東洋大教授のNHK降板問題で、中北教授はNHK側に「都知事選期間中は原発の話はやめてほしい」と迫られたという。再稼働を進める安倍晋三政権の意向をくんで放送内容を変えようとした可能性は否定できない。
選挙期間中であっても、報道の自由は保障されている。中北教授は予定原稿で「現状では原発稼働がゼロでもアベノミクスが成果を上げている。原発ゼロでも経済成長が実現できることを実証した」「経済学の観点から、巨大事故が起きた際の損害額のリスクをゼロにできるのは、原発を止めることだ」と指摘した。
NHK側が問題視した中北教授の原稿は、都知事選で特定の候補者を支援する内容でもないし、特定の立場を擁護してもいない。
NHKの籾井(もみい)勝人新会長は就任会見で「国際放送で日本政府の意向を伝える」としている。原発再稼働を強く打ち出している安倍政権の意向を忖度(そんたく)し、中北教授のコメントは不適切だと判断したとも推測できる。
原発政策の是非にかかわらず受信料を払って、政府広報ではない公平公正な報道や番組を期待している国民・視聴者の信頼を裏切る行為と言えるのではないか。 (中村信也)
主にマクロ経済分析を分かりやすく伝えていた人だけに、今後、NHKのビジネス展望に出演しないというのは残念だな。
最後の出演は今月2日の「日本の経常収支と円を考える」となってしまった。
まだ今週一杯はここで聴けます。
ところで、原発の話というと、実はビジネス展望ではよく取り上げられている。特に、サンデーモーニングでもお馴染みの金子勝教授は、原発は銀行の不良債権問題と同じ、という論調で、何度も繰り返して批判している。したがって、中北教授がなぜ「反原発」の話をNHKから却下されたのかよく分からない。
ひょっとすると、中身自身に問題があったのかもしれないが、何とも解せない話。こりゃ、中北教授が激怒するのも無理はない。
NHKの「偏向性」は、何も例の「飾り窓」発言をした会長の就任以前から指摘されていたことであるが、この一件で一層強まったといえるかも。
以下はスポニチアネックス。
若駒Sを制したトゥザワールド(牡=池江)は一度使って皐月賞(4月20日、中山)へ。
同レースを右寛ハ行で出走取消となったアトム(牡=池江)については「放牧に出して治療に専念させる。春には間に合うと思う」と池江師。
未勝利を制したヤマノフェアリー(牝=矢作)はエルフィンS(2月8日、京都)とクイーンC(2月15日、東京)の両にらみ。
東京スポーツ杯2歳Sを快勝したイスラボニータ(牡=栗田博)は共同通信杯(2月16日、東京)で復帰する。
天皇賞・秋を制したジャスタウェイ(牡4=須貝)は中山記念(3月2日、中山)からドバイデューティーフリー(3月29日、メイダン)へ。
有馬記念3着ゴールドシップ(牡5=須貝)は2月後半に帰厩予定。始動戦については「馬の様子や、他馬の動向を見ながら考える」と須貝師。同6着カレンミロティック(セン6=平田)、阪神C7着ダイワマッジョーレ(牡5=矢作)は中山記念。
朝日CCを制したアルキメデス(牡5=藤原英)も中山記念で鞍上は岩田。
東海Sを制したニホンピロアワーズ(牡7=大橋)、同8着グレープブランデー(牡6=安田)はフェブラリーS(2月23日、東京)。
中山金杯3着のディサイファ(牡5=小島太)は大阪城S(3月9日、阪神)へ。
京都牝馬S4着ミッドサマーフェア(牝5=同)は中山牝馬S(3月16日、中山)へ。
12年の関屋記念などに優勝したドナウブルー(牝6=石坂)が29日付で競走馬登録を抹消した。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖に。総戦績23戦5勝、総獲得賞金2億6319万7000円。また、昨年の新潟記念を制したコスモネモシン(牝7=清水英)が京都牝馬S(15着)を最後に引退、北海道新冠のコスモヴューファームで繁殖入りする。通算33戦3勝。
クリスチャン・デムーロ(21)。2月1日~3月5日。身元引受調教師は角居師、同馬主は吉田千津氏。
柴田善臣騎手(47=フリー)が28日、美浦トレセン周辺の凍結した路面で自転車から転倒、鎖骨を骨折した。復帰には1カ月程度かかる可能性もあり、根岸Sのゴールスキーなど、今週の騎乗予定馬は全て乗り代わりとなる。
26日の京都4R騎乗の際、検量室前で他馬に蹴られ左頭部を負傷。その後、京都市内に搬送された藤岡佑介(27=フリー)がこの日、栗東トレセンで元気な姿をみせた。藤岡佑は「診断の結果は頭蓋骨骨折です。左頭部を蹴られて頭蓋骨に5ミリほどヒビが入っていました。ただ、症状は軽いので来週から調教を再開してレースにも騎乗する予定です」と話した。
東海S10着ナムラタイタン(牡8=大橋)は佐賀記念(2月13日、佐賀ダート2000メートル)かアルデバランS(2月15日、京都ダート1900メートル)に向かう。
菊花賞3着のバンデ(牡4=矢作)は御堂筋S(3月1日、阪神)での復帰が視野に入っている。
日経新春杯3着フーラブライド(牝5=木原)は中山牝馬S(3月16日、中山芝1800メートル)に向かう。
若駒Sを制したトゥザワールド(牡=池江)は一度使って皐月賞(4月20日、中山)へ。
同レースを右寛ハ行で出走取消となったアトム(牡=池江)については「放牧に出して治療に専念させる。春には間に合うと思う」と池江師。
未勝利を制したヤマノフェアリー(牝=矢作)はエルフィンS(2月8日、京都)とクイーンC(2月15日、東京)の両にらみ。
東京スポーツ杯2歳Sを快勝したイスラボニータ(牡=栗田博)は共同通信杯(2月16日、東京)で復帰する。
天皇賞・秋を制したジャスタウェイ(牡4=須貝)は中山記念(3月2日、中山)からドバイデューティーフリー(3月29日、メイダン)へ。
有馬記念3着ゴールドシップ(牡5=須貝)は2月後半に帰厩予定。始動戦については「馬の様子や、他馬の動向を見ながら考える」と須貝師。同6着カレンミロティック(セン6=平田)、阪神C7着ダイワマッジョーレ(牡5=矢作)は中山記念。
朝日CCを制したアルキメデス(牡5=藤原英)も中山記念で鞍上は岩田。
東海Sを制したニホンピロアワーズ(牡7=大橋)、同8着グレープブランデー(牡6=安田)はフェブラリーS(2月23日、東京)。
中山金杯3着のディサイファ(牡5=小島太)は大阪城S(3月9日、阪神)へ。
京都牝馬S4着ミッドサマーフェア(牝5=同)は中山牝馬S(3月16日、中山)へ。
12年の関屋記念などに優勝したドナウブルー(牝6=石坂)が29日付で競走馬登録を抹消した。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖に。総戦績23戦5勝、総獲得賞金2億6319万7000円。また、昨年の新潟記念を制したコスモネモシン(牝7=清水英)が京都牝馬S(15着)を最後に引退、北海道新冠のコスモヴューファームで繁殖入りする。通算33戦3勝。
クリスチャン・デムーロ(21)。2月1日~3月5日。身元引受調教師は角居師、同馬主は吉田千津氏。
柴田善臣騎手(47=フリー)が28日、美浦トレセン周辺の凍結した路面で自転車から転倒、鎖骨を骨折した。復帰には1カ月程度かかる可能性もあり、根岸Sのゴールスキーなど、今週の騎乗予定馬は全て乗り代わりとなる。
26日の京都4R騎乗の際、検量室前で他馬に蹴られ左頭部を負傷。その後、京都市内に搬送された藤岡佑介(27=フリー)がこの日、栗東トレセンで元気な姿をみせた。藤岡佑は「診断の結果は頭蓋骨骨折です。左頭部を蹴られて頭蓋骨に5ミリほどヒビが入っていました。ただ、症状は軽いので来週から調教を再開してレースにも騎乗する予定です」と話した。
東海S10着ナムラタイタン(牡8=大橋)は佐賀記念(2月13日、佐賀ダート2000メートル)かアルデバランS(2月15日、京都ダート1900メートル)に向かう。
菊花賞3着のバンデ(牡4=矢作)は御堂筋S(3月1日、阪神)での復帰が視野に入っている。
日経新春杯3着フーラブライド(牝5=木原)は中山牝馬S(3月16日、中山芝1800メートル)に向かう。
12R 優勝戦 4100m 発走予定時刻: 16:15
1押田 和也 0
2斎藤 撤二 10
3深谷 輝 10
4山田 達也 10
5中野 憲人 10
6佐藤 裕二 10
7前田 淳 10
8青山 周平 10
8 → 7 → 5
6・佐藤が1周バックで転倒!
2、8が審議の対象となったが、到達通り確定。
GⅠレースを優勝できうれしいですが、落車がなければもっと良かったです。今日は走路温度が高く追っていくレースは厳しくなると思ったので、スタートは特に集中して切りました。スタートに関しては練習でフライングをしないようタイミングを確認していますので、自信を持っていきました。エンジンは、昨日より乗りやすさがあったので上向いていたと思います。次は浜松SG全日本選抜になりますが、油断することなく一走一走気を引き締めて頑張ります。オートレースの魅力・迫力を伝えられるよう一生懸命レースをしますので、これからも応援よろしくお願いします!
青山周平連続V!4度目G1制覇/川口(日刊スポーツ)
<川口オート:グランプリレース>◇G1◇最終日◇29日◇優勝賞金400万円
怪物が14年のオートシーンを席巻する。青山周平(29=船橋)は連続Vで今年初のG1優勝を飾った。優勝は通算16回目、G1優勝は4回目。
青山に笑顔はなかった。1周バックで佐藤が落車し、外から押圧した青山に走法戒告がつき「優勝できたことは納得も、アクシデントがあってすっきりしない」と振り返った。レースは好スタートを切った青山が1周バックで2番手に。2周1角で逃げた押田の内に切り込んで抜け出した。序盤で勝負を決めて、後続を引き離し圧勝した。
今年に入り9戦オール連対で7勝と、先着を許したのは2人だけ。今節もスピードが際立っていた。準決11Rは上がり3秒367の超抜タイムを出した。それでも、エンジンを組み直してロッドを交換した。「試走タイムは落ちたけど、乗っている感じは上向いた」。次走のSG全日本選抜(2月7日開幕、浜松)を見据えた整備で機力アップを示した。【海老原実】
1押田 和也 0
2斎藤 撤二 10
3深谷 輝 10
4山田 達也 10
5中野 憲人 10
6佐藤 裕二 10
7前田 淳 10
8青山 周平 10
8 → 7 → 5
6・佐藤が1周バックで転倒!
2、8が審議の対象となったが、到達通り確定。
GⅠレースを優勝できうれしいですが、落車がなければもっと良かったです。今日は走路温度が高く追っていくレースは厳しくなると思ったので、スタートは特に集中して切りました。スタートに関しては練習でフライングをしないようタイミングを確認していますので、自信を持っていきました。エンジンは、昨日より乗りやすさがあったので上向いていたと思います。次は浜松SG全日本選抜になりますが、油断することなく一走一走気を引き締めて頑張ります。オートレースの魅力・迫力を伝えられるよう一生懸命レースをしますので、これからも応援よろしくお願いします!
青山周平連続V!4度目G1制覇/川口(日刊スポーツ)
<川口オート:グランプリレース>◇G1◇最終日◇29日◇優勝賞金400万円
怪物が14年のオートシーンを席巻する。青山周平(29=船橋)は連続Vで今年初のG1優勝を飾った。優勝は通算16回目、G1優勝は4回目。
青山に笑顔はなかった。1周バックで佐藤が落車し、外から押圧した青山に走法戒告がつき「優勝できたことは納得も、アクシデントがあってすっきりしない」と振り返った。レースは好スタートを切った青山が1周バックで2番手に。2周1角で逃げた押田の内に切り込んで抜け出した。序盤で勝負を決めて、後続を引き離し圧勝した。
今年に入り9戦オール連対で7勝と、先着を許したのは2人だけ。今節もスピードが際立っていた。準決11Rは上がり3秒367の超抜タイムを出した。それでも、エンジンを組み直してロッドを交換した。「試走タイムは落ちたけど、乗っている感じは上向いた」。次走のSG全日本選抜(2月7日開幕、浜松)を見据えた整備で機力アップを示した。【海老原実】
日経平均株価 14,881.97 -501.94 30日 10:13現在
↓
日経平均株価 14,871.84 -512.07 30日 10:45現在
↓
日経平均株価 14,878.89 -505.02 30日 11:26現在
30日・前引け
日経平均 14,872.38 -511.53
日経平均先物 14,860.00 -520.00
TOPIX 1,218.03 -38.15
TOPIX先物 1,217.00 -41.00
東証2部指数 3,702.45 -90.71
JASDAQ 2,114.27 -36.97
マザーズ 959.94 -27.79
東証REIT指数 1489.88 -15.09
JPX日経インデックス400 11002.61 -344.71
東証前引け、大幅に反落 新興国不安の再燃で1万5000円割れ
日経 2014/1/30 11:48
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。前引けは前日比511円53銭(3.33%)安の1万4872円38銭で、再び1万5000円の節目を割り込んだ。前日のトルコ市場で通貨リラや株価が下落したことを受け、同国の大幅利上げによっていったん和らいでいた新興国不安が再燃。前日の欧米株式相場の下落や円相場の上昇など、世界的なリスク回避の動きが東京市場にも波及した。前日の日経平均が403円高と今年最大の上げ幅を記録していたことも反動を大きくさせたといい、10時すぎには下げ幅は530円まで拡大した。主力銘柄はほぼ全面安となり、トヨタが昨年9月2日以来となる6000円割れの場面があった。
企業業績について「高い期待に比べるとやや物足りない」との見方も、株式相場全体の重荷になったとの声が聞かれる。「今期(2014年3月期)の連結営業利益が6年ぶりに最高益へ」と伝わったトヨタは「市場予想の範囲」との受け止め方が多い。今期の利益予想を下方修正した京セラ、今期(14年12月期)の利益予想が市場予想に届かなかったキヤノンが下落した。
前場の時点で日経平均は、1万4800円台でいったん下げ止まっている。「昨年10月にかけての上値抵抗だった1万4800円近辺は、26週移動平均などテクニカル面の節目が多く、目先は下値メドとして意識されそう」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部長)という。
JPX日経インデックス400は反落。前引けは前日比344.71ポイント安の1万1002.61だった。東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4574億円、売買高は14億9886万株。東証1部の値下がり銘柄数は1729と全体の97%を占めた。値上がり銘柄数は40、変わらずは11だった。
ソフトバンクが売買を伴って下落。経営方針説明会を開いた任天堂が朝高後下げに転じ、三菱UFJ、三井住友FG、スクエニHD、三菱自、みずほFG、楽天が売られた。新生銀の下げが目立つ。半面、今期業績予想を据え置いたコマツが上昇し、新日本科学が急伸した。
東証2部株価指数は反落。AGCap、Jトラスト、FDKが下落し、理ビタ、富フロンテクが上昇した。
↓
日経平均株価 14,871.84 -512.07 30日 10:45現在
↓
日経平均株価 14,878.89 -505.02 30日 11:26現在
30日・前引け
日経平均 14,872.38 -511.53
日経平均先物 14,860.00 -520.00
TOPIX 1,218.03 -38.15
TOPIX先物 1,217.00 -41.00
東証2部指数 3,702.45 -90.71
JASDAQ 2,114.27 -36.97
マザーズ 959.94 -27.79
東証REIT指数 1489.88 -15.09
JPX日経インデックス400 11002.61 -344.71
東証前引け、大幅に反落 新興国不安の再燃で1万5000円割れ
日経 2014/1/30 11:48
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。前引けは前日比511円53銭(3.33%)安の1万4872円38銭で、再び1万5000円の節目を割り込んだ。前日のトルコ市場で通貨リラや株価が下落したことを受け、同国の大幅利上げによっていったん和らいでいた新興国不安が再燃。前日の欧米株式相場の下落や円相場の上昇など、世界的なリスク回避の動きが東京市場にも波及した。前日の日経平均が403円高と今年最大の上げ幅を記録していたことも反動を大きくさせたといい、10時すぎには下げ幅は530円まで拡大した。主力銘柄はほぼ全面安となり、トヨタが昨年9月2日以来となる6000円割れの場面があった。
企業業績について「高い期待に比べるとやや物足りない」との見方も、株式相場全体の重荷になったとの声が聞かれる。「今期(2014年3月期)の連結営業利益が6年ぶりに最高益へ」と伝わったトヨタは「市場予想の範囲」との受け止め方が多い。今期の利益予想を下方修正した京セラ、今期(14年12月期)の利益予想が市場予想に届かなかったキヤノンが下落した。
前場の時点で日経平均は、1万4800円台でいったん下げ止まっている。「昨年10月にかけての上値抵抗だった1万4800円近辺は、26週移動平均などテクニカル面の節目が多く、目先は下値メドとして意識されそう」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部長)という。
JPX日経インデックス400は反落。前引けは前日比344.71ポイント安の1万1002.61だった。東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4574億円、売買高は14億9886万株。東証1部の値下がり銘柄数は1729と全体の97%を占めた。値上がり銘柄数は40、変わらずは11だった。
ソフトバンクが売買を伴って下落。経営方針説明会を開いた任天堂が朝高後下げに転じ、三菱UFJ、三井住友FG、スクエニHD、三菱自、みずほFG、楽天が売られた。新生銀の下げが目立つ。半面、今期業績予想を据え置いたコマツが上昇し、新日本科学が急伸した。
東証2部株価指数は反落。AGCap、Jトラスト、FDKが下落し、理ビタ、富フロンテクが上昇した。
得点率ランキング
1 3854 吉川 元浩 A1 10.00 2 11 30
2 4044 湯川 浩司 A1 9.00 4 11 27
3 4205 山口 剛 A1 8.67 212 26
4 3415 松井 繁 A1 8.33 3 22 25
5 4337 平本 真之 A1 8.00 231 24
5 4042 丸岡 正典 A1 8.00 1 32 24
5 4320 峰 竜太 A1 8.00 421 24
5 4166 吉田 拡郎 A1 8.00 1 3 16
9 3556 田中 信一郎 A1 7.67 314 23
10 3961 谷村 一哉 A1 7.33 313 22
10 3783 瓜生 正義 A1 7.33 1 34 22
10 4028 田村 隆信 A1 7.33 5 13 22
10 4500 山田 康二 A1 7.33 223 22
10 3719 辻 栄蔵 A1 7.33 422 22
15 3557 太田 和美 A1 7.00 423 21
16 4459 片岡 雅裕 A1 6.67 5 21 20
16 3942 寺田 祥 A1 6.67 2 51 20
18 3946 赤岩 善生 A1 6.33 146 19
全カード一覧
1 3854 吉川 元浩 A1 10.00 2 11 30
2 4044 湯川 浩司 A1 9.00 4 11 27
3 4205 山口 剛 A1 8.67 212 26
4 3415 松井 繁 A1 8.33 3 22 25
5 4337 平本 真之 A1 8.00 231 24
5 4042 丸岡 正典 A1 8.00 1 32 24
5 4320 峰 竜太 A1 8.00 421 24
5 4166 吉田 拡郎 A1 8.00 1 3 16
9 3556 田中 信一郎 A1 7.67 314 23
10 3961 谷村 一哉 A1 7.33 313 22
10 3783 瓜生 正義 A1 7.33 1 34 22
10 4028 田村 隆信 A1 7.33 5 13 22
10 4500 山田 康二 A1 7.33 223 22
10 3719 辻 栄蔵 A1 7.33 422 22
15 3557 太田 和美 A1 7.00 423 21
16 4459 片岡 雅裕 A1 6.67 5 21 20
16 3942 寺田 祥 A1 6.67 2 51 20
18 3946 赤岩 善生 A1 6.33 146 19
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29日・終値(ロイター)
ダウ工業株30種(ドル) 15,738.79 -189.77
ナスダック総合 4,051.43 -46.53
S&P総合500種 1,774.20 -18.30
米国株反落、ダウ189ドル安で2カ月半ぶり安値 新興国不安で
日経 2014/1/30 7:26
29日の米株式相場は大幅に反落した。ダウ工業株30種平均は前日比189ドル77セント(1.2%)安の1万5738ドル79セントと2013年11月7日以来、約2カ月半ぶりの安値で終えた。新興国通貨の動揺への警戒感が再燃し、投資家が運用リスクを避ける動きを強めた。
午後発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明が新興国通貨の不安定な値動きに言及しなかった。米連邦準備理事会(FRB)がこの問題をさほど深刻に受け止めていないとの見方が一部で浮上し、相場の重荷になった面があるという。声明発表後にダウ平均の下げ幅は220ドルに迫る場面があった。
トルコや南アフリカの中央銀行が28日以降に相次いで政策金利の引き上げを決めたが、両国通貨への買いは長続きしなかった。新興国からの資金流出は続くとの不安が改めて強まった。欧州株式相場の下落も嫌気された。
FOMCは量的金融緩和策の一段の縮小を決めた。月々の証券購入の100億ドルの減額は市場予想通りで、減額決定に対する相場の反応は限られた。
航空機のボーイング株が大幅に下落。四半期決算と同時に示した2014年通期の収益見通しが慎重と受け止められた。1銘柄でダウ平均を約47ドル押し下げた。
機関投資家の多くが運用上の指標とするS&P500種株価指数は前日比18.30ポイント(1.0%)安の1774.20と、13年11月12日以来の安値で終えた。ハイテク株主体のナスダック総合株価指数は46.528ポイント(1.1%)安の4051.434と13年12月17日以来の安値だった。
業種別S&P500種株価指数は全10種のうち「素材」を除く9業種が下落。「生活必需品」や「一般消費財・サービス」、「金融」の下落が大きかった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億4000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約21億5000万株だった。
個別銘柄では前日夕に発表した決算が減収だったインターネット検索のヤフーが大幅に下落。決算で携帯電話の新規契約者数の伸び悩みが判明した通信のAT&Tも下げた。アップルや飲料のコカ・コーラも売られた。
一方、決算と同時に増配や自社株買いの拡大を発表した化学のダウ・ケミカルは上昇した。同業のデュポンも高い。
ダウ工業株30種(ドル) 15,738.79 -189.77
ナスダック総合 4,051.43 -46.53
S&P総合500種 1,774.20 -18.30
米国株反落、ダウ189ドル安で2カ月半ぶり安値 新興国不安で
日経 2014/1/30 7:26
29日の米株式相場は大幅に反落した。ダウ工業株30種平均は前日比189ドル77セント(1.2%)安の1万5738ドル79セントと2013年11月7日以来、約2カ月半ぶりの安値で終えた。新興国通貨の動揺への警戒感が再燃し、投資家が運用リスクを避ける動きを強めた。
午後発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明が新興国通貨の不安定な値動きに言及しなかった。米連邦準備理事会(FRB)がこの問題をさほど深刻に受け止めていないとの見方が一部で浮上し、相場の重荷になった面があるという。声明発表後にダウ平均の下げ幅は220ドルに迫る場面があった。
トルコや南アフリカの中央銀行が28日以降に相次いで政策金利の引き上げを決めたが、両国通貨への買いは長続きしなかった。新興国からの資金流出は続くとの不安が改めて強まった。欧州株式相場の下落も嫌気された。
FOMCは量的金融緩和策の一段の縮小を決めた。月々の証券購入の100億ドルの減額は市場予想通りで、減額決定に対する相場の反応は限られた。
航空機のボーイング株が大幅に下落。四半期決算と同時に示した2014年通期の収益見通しが慎重と受け止められた。1銘柄でダウ平均を約47ドル押し下げた。
機関投資家の多くが運用上の指標とするS&P500種株価指数は前日比18.30ポイント(1.0%)安の1774.20と、13年11月12日以来の安値で終えた。ハイテク株主体のナスダック総合株価指数は46.528ポイント(1.1%)安の4051.434と13年12月17日以来の安値だった。
業種別S&P500種株価指数は全10種のうち「素材」を除く9業種が下落。「生活必需品」や「一般消費財・サービス」、「金融」の下落が大きかった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億4000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約21億5000万株だった。
個別銘柄では前日夕に発表した決算が減収だったインターネット検索のヤフーが大幅に下落。決算で携帯電話の新規契約者数の伸び悩みが判明した通信のAT&Tも下げた。アップルや飲料のコカ・コーラも売られた。
一方、決算と同時に増配や自社株買いの拡大を発表した化学のダウ・ケミカルは上昇した。同業のデュポンも高い。
29日・11時59分現在(Yahoo)
米ドル(USA)103.130000円
ユーロ(EUR)140.844641円
ポンド(UK)170.968914円
豪ドル(AUS)90.816278円
フラン(SUI)114.627098円
カナダドル(CAN)92.484979円
ペソ(MEX)7.774595円
元(CHN)17.029674円
NZドル(NZL)85.422579円
クローナ(SWE)16.048864円
ルーブル(RUS)2.969265円
香港ドル(HKG)13.284470円
星ドル(SIN)81.057927円
リラ(TUR)45.760305円
ウォン(KOR)0.096293円
ルピー(IND)1.647707円
バーツ(THA)3.135604円
レアル(BRA)42.496291円
ランド(RSA)9.408813円
ルピア(INA)0.008467円
ユーロ(EUR)1.365700米ドル
↓
30日・4時19分現在(Yahoo)
米ドル(USA)101.900000円
ユーロ(EUR)139.175020円
ポンド(UK)168.817730円
豪ドル(AUS)89.091170円
フラン(SUI)113.892925円
カナダドル(CAN)91.316426円
ペソ(MEX)7.608452円
元(CHN)16.826844円
NZドル(NZL)83.945220円
クローナ(SWE)15.765452円
ルーブル(RUS)2.894557円
香港ドル(HKG)13.124171円
星ドル(SIN)79.808897円
リラ(TUR)44.899758円
ウォン(KOR)0.095207円
ルピー(IND)1.630661円
バーツ(THA)3.091626円
レアル(BRA)41.741766円
ランド(RSA)8.981139円
ルピア(INA)0.008366円
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米ドル(USA)103.130000円
ユーロ(EUR)140.844641円
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フラン(SUI)114.627098円
カナダドル(CAN)92.484979円
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元(CHN)17.029674円
NZドル(NZL)85.422579円
クローナ(SWE)16.048864円
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