
イスラエル国防相 “協議は数日間継続 不調なら攻撃再開” NHK 2025年3月4日 18時30分
ガザ地区での停戦合意の継続が危ぶまれる中、イスラエルのカッツ国防相はイスラム組織ハマスとの協議をもう数日間続けるとしたうえで、不調に終わった場合は攻撃を再開する考えを強調しました。
イスラエルとハマスの停戦合意は第1段階の6週間が過ぎましたが、ハマス側がイスラエル軍のガザ地区からの完全撤退と、恒久的な停戦を目指す第2段階への移行を主張しているのに対し、イスラエル側は軍を撤退させればハマスの再武装につながるとして4月までの停戦の維持と人質の半数を直ちに解放するよう求め、受け入れるまでガザ地区への物資の搬入を停止するとしています。
イスラエルのカッツ国防相は3日、講演し「われわれは、もう数日間、協議を続けることを認めてほしいという仲介国の要請に応じた」と述べました。
そのうえで「ハマスが近く人質を解放しなければ、地獄の門が開かれる。われわれは戦闘に戻り、ハマスは経験したことのないイスラエル軍の力に向き合うことになる」と述べ、協議が不調に終わった場合、攻撃を再開する考えを強調しました。
こうした中、アメリカ国務省は3日、ウィトコフ中東担当特使が数日以内に中東を訪れ、第1段階の延長または第2段階への移行に向けた調整を行う予定だと発表しました。
また、エジプトでは4日からアラブ連盟の首脳会議が開かれ、停戦合意やガザ地区の復興計画について話し合われる見通しで、停戦の継続に向け各国が働きかけを強めています。
ガザ地区での停戦合意の継続が危ぶまれる中、イスラエルのカッツ国防相はイスラム組織ハマスとの協議をもう数日間続けるとしたうえで、不調に終わった場合は攻撃を再開する考えを強調しました。
イスラエルとハマスの停戦合意は第1段階の6週間が過ぎましたが、ハマス側がイスラエル軍のガザ地区からの完全撤退と、恒久的な停戦を目指す第2段階への移行を主張しているのに対し、イスラエル側は軍を撤退させればハマスの再武装につながるとして4月までの停戦の維持と人質の半数を直ちに解放するよう求め、受け入れるまでガザ地区への物資の搬入を停止するとしています。
イスラエルのカッツ国防相は3日、講演し「われわれは、もう数日間、協議を続けることを認めてほしいという仲介国の要請に応じた」と述べました。
そのうえで「ハマスが近く人質を解放しなければ、地獄の門が開かれる。われわれは戦闘に戻り、ハマスは経験したことのないイスラエル軍の力に向き合うことになる」と述べ、協議が不調に終わった場合、攻撃を再開する考えを強調しました。
こうした中、アメリカ国務省は3日、ウィトコフ中東担当特使が数日以内に中東を訪れ、第1段階の延長または第2段階への移行に向けた調整を行う予定だと発表しました。
また、エジプトでは4日からアラブ連盟の首脳会議が開かれ、停戦合意やガザ地区の復興計画について話し合われる見通しで、停戦の継続に向け各国が働きかけを強めています。