セブン&アイHD カナダ社へ買収受け入れに米の店舗売却求める NHK 2025年3月10日 12時27分
セブン&アイ・ホールディングスは、買収提案を行っているカナダのコンビニ大手に対し、買収を受け入れる前提条件としてアメリカ国内で2000店以上を売却するよう求めたことなどを明らかにしました。この会社がアメリカで展開する店舗のおよそ3割に相当し、どのような対応を示すかが今後の焦点です。
セブン&アイ・ホールディングスは、カナダのコンビニ大手、アリマンタシォン・クシュタールから7兆円規模の買収提案を受けていますが、アメリカのコンビニ事業で1位と2位を占める両社の統合は日本の独占禁止法にあたる競争法上の課題があると指摘しています。
これについてセブン&アイは、これまでの両社による協議の内容を明らかにし、競争法上の課題をクリアするためクシュタール社に対し、アメリカ国内にあるすべての店舗を売却するか、少なくとも2000店以上を売却する契約を買い手の企業と結ぶことを、協議を進める前提条件として求めたということです。
セブン&アイは、売却対象となる店舗や売却先の選定を進めることなどでクシュタール社と合意したとしていて、今後、相手側の対応を精査した上で、買収提案を受け入れるかどうか判断することにしています。
クシュタール社は、今月13日に都内で記者会見を開くことにしていますが、2000店はこの会社がアメリカで展開する店舗のおよそ3割に相当することから、どのような対応を示すかが焦点となります。
セブン&アイ・ホールディングスは、買収提案を行っているカナダのコンビニ大手に対し、買収を受け入れる前提条件としてアメリカ国内で2000店以上を売却するよう求めたことなどを明らかにしました。この会社がアメリカで展開する店舗のおよそ3割に相当し、どのような対応を示すかが今後の焦点です。
セブン&アイ・ホールディングスは、カナダのコンビニ大手、アリマンタシォン・クシュタールから7兆円規模の買収提案を受けていますが、アメリカのコンビニ事業で1位と2位を占める両社の統合は日本の独占禁止法にあたる競争法上の課題があると指摘しています。
これについてセブン&アイは、これまでの両社による協議の内容を明らかにし、競争法上の課題をクリアするためクシュタール社に対し、アメリカ国内にあるすべての店舗を売却するか、少なくとも2000店以上を売却する契約を買い手の企業と結ぶことを、協議を進める前提条件として求めたということです。
セブン&アイは、売却対象となる店舗や売却先の選定を進めることなどでクシュタール社と合意したとしていて、今後、相手側の対応を精査した上で、買収提案を受け入れるかどうか判断することにしています。
クシュタール社は、今月13日に都内で記者会見を開くことにしていますが、2000店はこの会社がアメリカで展開する店舗のおよそ3割に相当することから、どのような対応を示すかが焦点となります。