韓国 戦闘機が爆弾誤投下 軍謝罪“パイロットがデータ誤入力” NHK 2025年3月10日 18時57分
韓国で先週、訓練中の軍の戦闘機が爆弾を誤って住宅地に投下し、31人がけがをした問題で、韓国軍は10日、パイロットが投下地点のデータを誤って入力したことなどが原因だと明らかにし、謝罪しました。
今月6日、韓国空軍のKF16戦闘機2機が、訓練中に爆弾合わせて8発を北部キョンギ(京畿)道ポチョン(抱川)の住宅地に誤って投下しました。
韓国メディアによりますと、この誤爆によって、民間人19人と軍の関係者12人の合わせて31人がけがをしたということです。
韓国軍は10日、これまでの調査結果を発表し、1機目の戦闘機は、パイロットが爆弾の投下地点の緯度を誤って入力したうえ、目視で確認せずに爆弾を投下していたと明らかにしました。
また、2機目の戦闘機は、投下地点のデータは正しく入力されていたものの、1機目の戦闘機からの指示を受けて、パイロットが場所を確認しないまま爆弾を投下したということです。
韓国空軍のイ・ヨンス(李英秀)参謀総長は記者会見で「国民の命と財産を守るべき空軍が、国民の安全に危害を加えてしまった」と述べ、謝罪しました。
一方、韓国軍は、アメリカ軍と今月10日から20日までの日程で定例の合同軍事演習を行っていますが、再発防止策が講じられるまで、実弾による射撃訓練を中止するとしています。
韓国で先週、訓練中の軍の戦闘機が爆弾を誤って住宅地に投下し、31人がけがをした問題で、韓国軍は10日、パイロットが投下地点のデータを誤って入力したことなどが原因だと明らかにし、謝罪しました。
今月6日、韓国空軍のKF16戦闘機2機が、訓練中に爆弾合わせて8発を北部キョンギ(京畿)道ポチョン(抱川)の住宅地に誤って投下しました。
韓国メディアによりますと、この誤爆によって、民間人19人と軍の関係者12人の合わせて31人がけがをしたということです。
韓国軍は10日、これまでの調査結果を発表し、1機目の戦闘機は、パイロットが爆弾の投下地点の緯度を誤って入力したうえ、目視で確認せずに爆弾を投下していたと明らかにしました。
また、2機目の戦闘機は、投下地点のデータは正しく入力されていたものの、1機目の戦闘機からの指示を受けて、パイロットが場所を確認しないまま爆弾を投下したということです。
韓国空軍のイ・ヨンス(李英秀)参謀総長は記者会見で「国民の命と財産を守るべき空軍が、国民の安全に危害を加えてしまった」と述べ、謝罪しました。
一方、韓国軍は、アメリカ軍と今月10日から20日までの日程で定例の合同軍事演習を行っていますが、再発防止策が講じられるまで、実弾による射撃訓練を中止するとしています。