
自動車メーカー プラグインハイブリッド車相次ぎ投入 普及注目 NHK 2025年3月6日 4時05分
走行距離への懸念などからEV=電気自動車の販売が伸び悩む中、自動車メーカー各社は、充電走行だけでなく、ガソリンでも走行できるプラグインハイブリッド車を相次いで投入しています。こうした車は中国などで需要が高まっていて、日本でも普及するかが注目されます。
このうち、トヨタ自動車はことし1月、ミニバンのプラグインハイブリッド車を初めて発売しました。
電気とモーターだけで70キロ余り走ることができ、ガソリンでの走行を組み合わせると、850キロ以上走行できます。
トヨタ車体の黒柳輝治チーフエンジニアは「日本では充電設備が十分ではないこともあり、今のところ、プラグインハイブリッド車が最適だと考えている」と話しています。
ほかのメーカーでもプラグインハイブリッド車を強化する動きが相次ぎ、三菱自動車工業が去年10月に発売した車種で、電気だけで走行できる距離をおよそ20キロ伸ばして100キロ以上にしたほか、マツダは去年10月にSUVタイプを発売しました。
さらに、中国のBYDも年内にも日本に新型車を投入する計画です。
日本自動車販売協会連合会によりますと、国内で販売されたプラグインハイブリッド車は去年1年間で4万3000台余りと全体の1.7%程度にとどまりますが、走行距離への懸念などからEVの販売が伸び悩む中で、中国などで需要が高まっていて、日本でも普及するかが注目されます。
走行距離への懸念などからEV=電気自動車の販売が伸び悩む中、自動車メーカー各社は、充電走行だけでなく、ガソリンでも走行できるプラグインハイブリッド車を相次いで投入しています。こうした車は中国などで需要が高まっていて、日本でも普及するかが注目されます。
このうち、トヨタ自動車はことし1月、ミニバンのプラグインハイブリッド車を初めて発売しました。
電気とモーターだけで70キロ余り走ることができ、ガソリンでの走行を組み合わせると、850キロ以上走行できます。
トヨタ車体の黒柳輝治チーフエンジニアは「日本では充電設備が十分ではないこともあり、今のところ、プラグインハイブリッド車が最適だと考えている」と話しています。
ほかのメーカーでもプラグインハイブリッド車を強化する動きが相次ぎ、三菱自動車工業が去年10月に発売した車種で、電気だけで走行できる距離をおよそ20キロ伸ばして100キロ以上にしたほか、マツダは去年10月にSUVタイプを発売しました。
さらに、中国のBYDも年内にも日本に新型車を投入する計画です。
日本自動車販売協会連合会によりますと、国内で販売されたプラグインハイブリッド車は去年1年間で4万3000台余りと全体の1.7%程度にとどまりますが、走行距離への懸念などからEVの販売が伸び悩む中で、中国などで需要が高まっていて、日本でも普及するかが注目されます。