
トランプ大統領 公用語に英語指定の大統領令に署名 NHK 2025年3月2日 15時46分
アメリカのトランプ大統領は、英語をアメリカの公用語に指定する大統領令に署名しました。アメリカが連邦レベルで公用語を定めるのは初めてです。
アメリカのトランプ大統領は1日、英語をアメリカの公用語に指定する大統領令に署名しました。
ホワイトハウスは「英語を公用語とすることは、コミュニケーションを円滑にするだけでなく、共通の価値観を強化し、より結束力のある効率的な社会をつくることにつながる」としています。
今回の大統領令では、政府機関の文書などで英語以外の言語を使用することは引き続き認める一方で、英語を話さない人がサービスを利用しやすいよう政府機関などに言語の支援を義務づけた2000年の大統領令は廃止されます。
アメリカの有力紙、ワシントン・ポストによりますと、トランプ政権は、ことし1月の就任直後に、ホワイトハウスの公式サイトのスペイン語版を削除していたということです。
ワシントン・ポストは、アメリカでは78%以上が家庭で英語だけを話す一方で、英語以外の言語を話す人も、およそ6800万人いるとしています。
アメリカでは現在、30州以上が英語を公用語に指定しているということですが、連邦政府が公用語を定めるのは、およそ250年の歴史で初めてです。
アメリカのトランプ大統領は、英語をアメリカの公用語に指定する大統領令に署名しました。アメリカが連邦レベルで公用語を定めるのは初めてです。
アメリカのトランプ大統領は1日、英語をアメリカの公用語に指定する大統領令に署名しました。
ホワイトハウスは「英語を公用語とすることは、コミュニケーションを円滑にするだけでなく、共通の価値観を強化し、より結束力のある効率的な社会をつくることにつながる」としています。
今回の大統領令では、政府機関の文書などで英語以外の言語を使用することは引き続き認める一方で、英語を話さない人がサービスを利用しやすいよう政府機関などに言語の支援を義務づけた2000年の大統領令は廃止されます。
アメリカの有力紙、ワシントン・ポストによりますと、トランプ政権は、ことし1月の就任直後に、ホワイトハウスの公式サイトのスペイン語版を削除していたということです。
ワシントン・ポストは、アメリカでは78%以上が家庭で英語だけを話す一方で、英語以外の言語を話す人も、およそ6800万人いるとしています。
アメリカでは現在、30州以上が英語を公用語に指定しているということですが、連邦政府が公用語を定めるのは、およそ250年の歴史で初めてです。