「アレフ」への再発防止処分 半年間延長を決定 公安審査委員会 NHK 2025年3月10日 18時29分
オウム真理教から名前を変えた教団「アレフ」について、公安審査委員会は「危険性の程度を把握することが困難だ」として、施設の使用などを禁止する再発防止処分をさらに半年間延長することを決めました。
オウム真理教から名前を変えた教団「アレフ」には、無差別の大量殺人などを起こさないよう「団体規制法」に基づく観察処分が適用されていて、公安審査委員会は拠点や資産などの活動実態を報告するよう義務づけています。
しかし、一部の報告が長期間行われておらず、危険性を把握できないとして、「アレフ」のおよそ20の教団施設のうち16か所の使用などを半年間禁止する再発防止処分をあわせて適用しています。
この期限が3月までとなっていましたが、公安審査委員会は「アレフ」が引き続き一部の報告を行っておらず「危険性の程度を把握することが困難だ」として、再発防止処分をさらに半年間延長することを決めました。
これを受けて、公安調査庁は「今月20日は地下鉄サリン事件の発生から30年となり、一連の事件に関する記憶が風化し、団体の危険性が正しく理解されていないことを懸念している。処分を適正かつ厳格に実施し、国民の不安感の解消や緩和に鋭意努めていく」などとしています。
オウム真理教から名前を変えた教団「アレフ」について、公安審査委員会は「危険性の程度を把握することが困難だ」として、施設の使用などを禁止する再発防止処分をさらに半年間延長することを決めました。
オウム真理教から名前を変えた教団「アレフ」には、無差別の大量殺人などを起こさないよう「団体規制法」に基づく観察処分が適用されていて、公安審査委員会は拠点や資産などの活動実態を報告するよう義務づけています。
しかし、一部の報告が長期間行われておらず、危険性を把握できないとして、「アレフ」のおよそ20の教団施設のうち16か所の使用などを半年間禁止する再発防止処分をあわせて適用しています。
この期限が3月までとなっていましたが、公安審査委員会は「アレフ」が引き続き一部の報告を行っておらず「危険性の程度を把握することが困難だ」として、再発防止処分をさらに半年間延長することを決めました。
これを受けて、公安調査庁は「今月20日は地下鉄サリン事件の発生から30年となり、一連の事件に関する記憶が風化し、団体の危険性が正しく理解されていないことを懸念している。処分を適正かつ厳格に実施し、国民の不安感の解消や緩和に鋭意努めていく」などとしています。