秋天=アーモンドアイ・フィエールマン・クロノジェネシス
JC=アーモンドアイ・コントレイル・デアリングタクト+4着kレンブーケドール
有馬記念=クロノジェネシス・サラキア・フィエールマン+4着ラッキーライラック5着カレンブーケドール
まあこの結果を見ただけでも牝馬の時代って思うわなー
そういえば秋の古馬三冠レースを全部牝馬が制した年は無かったんじゃなかったっけ
まあ一頭抜けた牝馬が頑張ったという年はあったが、ウオッカ・ダイワスカーレットの女傑2頭の時が珍しい年だったぐらいで、確かに今年みたいに3頭も4頭も牡馬を凌ぐ牝馬が存在したというのは知ってる限り初めてかも知れないな
そしてそれが今年もそうなるとしたら、ある意味革命的だなー
=引用=
今や競馬界が「女傑の時代」にあることは、競馬ファンなら誰もが知るところだろう。
実際に、昨年の芝の牡牝混合古馬G1では10戦中9戦で牝馬が勝利。暮れの有馬記念(G1)では、牝馬のクロノジェネシスとサラキアが時代を象徴するかのようにワンツーゴールを決めた。
この“流れ”は2021年も続きそうだ。アーモンドアイという絶対的な女王が去ったとはいえ、ファン投票1位に応えてグランプリ春秋連覇を成し遂げたクロノジェネシスや、すでにマイル女王に君臣しているグランアレグリア、さらには三冠牝馬デアリングタクトと、その充実ぶりは牡馬を圧倒していると述べても過言ではないだろう。
そんな中、今年は「牝馬優勢の時代」がさらに加速するかもしれないというから驚きだ。
「実は12月の阪神ジュベナイルF(G1)でワンツーゴールしたソダシとサトノレイナスは、両馬ともに牝馬だけでなく、牡馬の日本ダービー(G1)にも登録を行っています。
これだけなら、そこまで珍しいことでもないんですが、サトノレイナスを管理する国枝栄調教師が『日刊スポーツ』の取材を受けた際『ソダシも登録しているの? じゃあ、ソダシと一緒に走らせるかな』と含みを持たせたとか……。
実際のところはわかりませんが、今は牝馬が牡馬と互角以上に戦える時代ですし、ウオッカに続く牝馬のダービー制覇があっても驚けませんね」(競馬記者)
実際に、昨年のジャパンC(G1)で牡馬三冠のコントレイルと、牝馬三冠のデアリングタクトがクビ差の大接戦を演じたことは記憶に新しいところ。両馬の日本ダービーとオークスのタイムを比較しても、わずか0.3秒しか変わらず、確実に牡牝の差が詰まっている状況だ。
ちなみにウオッカが2007年に牝馬として日本ダービーを勝ったことは64年ぶりの歴史的快挙だった。
だが、クロノジェネシスが勝った有馬記念を牝馬が2年連続で制したことも60年ぶりの快挙であり、そもそも芝の牡牝混合古馬G1による牝馬の9勝は、ウオッカが年度代表馬に輝いた2008年の5勝を遥かに上回る新記録……。
今の牝馬の勢いは、そういった歴史的な快挙を次々と起こしているのだ。
「現実的に考えれば、ソダシもサトノレイナスもマイル戦で非常に高いパフォーマンスを発揮していることからも、どちらかと言えばスピードに寄った馬だと思います。
血統的にもクロフネ産駒のソダシはマイル前後、ディープインパクト産駒のサトノレイナスは2000m辺りがベストかもしれません。オークスを捨ててまで2400m(日本ダービー)で牡馬と戦うのは、デメリットの方が大きい気がしますね」(別の記者)
しかし、その一方でソダシやサトノレイナス以上に、牡馬クラシック参戦へ“色気”を持っていそうな存在がいるという。
「阪神JFで両馬に続いて3着したユーバーレーベン(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎)は、関係者も以前から『マイルは短い』と話していますし、阪神JFに出走する際も2000mのホープフルS(G1)と、どちらにするか迷ったとか。
牝馬クラシック路線は当面マイル戦が続きますし、それなら2000m以上の牡馬クラシック参戦も視野に入ると思いますよ。日本ダービーどころか、皐月賞(G1)からの参戦もあり得ると思います」(同)
確かにゴールドシップ×ロージズインメイ×ブライアンズタイムという血統構成から、豊富なスタミナを感じさせるユーバーレーベン。マイル戦の阪神JFで3着と結果は出たが、陣営が「長い距離ならもっと……」と考えても不思議ではないだろう。
ユーバーレーベンもまた、すでに日本ダービーの登録を終えている。今月22日に第2回の登録締め切りがあるが、そこに皐月賞も加わってくるようなら、いよいよ“ガチ勢”と言えるのかもしれない。