英競馬でムチの使用回数超過により騎手20名が騎乗停止に
2023年02月24日(金) 11時30分 1 0
3月14日から17日に行われるイギリスの障害競走の祭典「チェルトナムフェスティバル」を前に、ムチ使用ルールの改定によって騎手20名が騎乗停止処分となり波紋が広がっている。英競馬メディア『Racing Post』が22日に報じている。
BHAが改定した新しいムチ使用ルールでは、1レースあたり障害ジョッキーは8回、平地ジョッキーは7回までムチの使用が認められている。従来は障害で11回、平地で10回のルールだったため、これによりムチの超過使用となる騎手が後を絶たないようだ。
2月14日にエア競馬場で行われた第7Rでルナーディスカバリー(Lunar Discovery)に騎乗したC.ジョーンズ騎手は、11回ムチを使用したことに対して14日間の騎乗停止処分を下された。また、ルナーディスカバリーも失格処分となっており、新ルールの厳しさが浮き彫りとなった形だ。
『Racing Post』によれば、ムチの超過使用により騎乗停止処分となった騎手は20名。そのほとんどが3月7日からの騎乗停止執行となるため、「チェルトナムフェスティバル」への影響は避けられなさそうだ。
日本に先んじてルールを厳格化してたイギリス・欧州競馬界だが
やはり騎手は頭では分かっていても技術として染み込んでいるんだろうな
それにどうしても「少しでも前に」と言う騎手本能はなかなか簡単に修正は出来んやろ
少し前まで「風車鞭」なんていう連打が常識みたいな感じだったもんなーー外人さんは
野球でもしバッターに「一打席でバットを振る回数は10回まで」とかいうのと似てるかもw
でもまあ、ルールはルールだし、こういうインパクトの強い措置があれば騎手の取り組みに大きな変化をもたらすだろうし、日本でもぜひやって貰いたい