駄馬にも乾杯を

ふつうに競馬好き。時々ドカン
説得力の無い記事をダダ書きw
それでも解る人には解るヒントも結構ありますぞ(笑)

鮮烈な印象を残した名種牡馬「エンドスィープ」の記録

2024-09-03 18:42:34 | その他の競馬話

1992年生まれのフレンチデピュティとともに当時全盛だったSS系やトニービン、ブライアンズタイムが占める日本国内の種牡馬事情に一石を投げかけた名種牡馬だった

とにかく小生の中では鮮烈な印象が残っているのです

 

イメージを覆し芝向きの大物を多数出した傑物
スピードが持ち味の名種牡馬「エンドスウィープ」を紹介 

 1998年に初年度産駒が2歳戦で33頭勝ち上がり、新種牡馬の北米新記録を樹立しました。自身は米G3を勝った程度の競走馬でしたが、父が米2歳牡馬チャンピオンのフォーティナイナー、母が米G1を勝ったブルームダンスという良血がモノをいい、種牡馬として成功しました。

 5年目の種付けシーズン終了後に日本にやってくると、ダート向きの評価を覆してアドマイヤムーン(ジャパンC、宝塚記念、ドバイデューティフリー)、ラインクラフト(桜花賞、NHKマイルC)、スイープトウショウ(宝塚記念、秋華賞、エリザベス女王杯)といった芝向きの大物を出し、なおかつ距離の融通性も見せました。サンデーサイレンス牝馬との相性が抜群で、このパターンは芝を苦にせず距離的な融通性のある産駒を出す原動力となりました。

 アメリカで誕生したサウスヴィグラス(JBCスプリント/父の初年度産駒)、プリサイスエンド、スウェプトオーヴァーボードといった後継種牡馬は、フォーティナイナー系らしいダート向きの特長を備えています。ダート向きのこれらのラインと、芝向きのアドマイヤムーンとで、父系のタイプは二分されています。いずれにしてもスピードが持ち味です。

※競走馬時代はアメリカ合衆国、カナダで走り、ハイランダーステークス[1]、ジャージーショアブリーダーズカップステークス(米G3)などを勝った。 種牡馬としては2000年に日本での供用が開始されたが2002年に急逝してしまったため(死因は転倒に伴う負傷の悪化による安楽死)、日本で供用後に誕生した産駒はわずか3世代と限られている。


代表産駒
1996年産
ナニーズスウィープ(サンタモニカハンデキャップ)
サウスヴィグラス(JBCスプリント、根岸ステークス2回、北海道スプリントカップ2回、かきつばた記念、黒船賞、クラスターカップ)
1997年産
スウェプトオーヴァーボード(メトロポリタンハンデキャップ、エンシェントタイトルブリーダーズカップハンデキャップ)
トリッピ(ヴォスバーグステークス)
プリサイスエンド(ベイショアS(米G3))
アルーリングアクト(小倉3歳ステークス)→(アルーリング一族の始祖牝馬)
1998年産
ダークエンディング(セリーニステークス)[2]
2000年産
アグネスウイング(シリウスステークス)
2001年産
スイープトウショウ(秋華賞、宝塚記念、エリザベス女王杯、京都大賞典、チューリップ賞、ファンタジーステークス)
フォーカルポイント(京成杯)
スウィープザボード(南部駒賞)
セトノヒット(ファイナルグランプリ、二十四万石賞、金杯)
2002年産
ラインクラフト(桜花賞、NHKマイルカップ、ファンタジーステークス、フィリーズレビュー、阪神牝馬ステークス)
アブソルートダンス(栄冠賞)
2003年産
アドマイヤムーン(ドバイデューティーフリー、宝塚記念、ジャパンカップ、京都記念、札幌記念、弥生賞、札幌2歳ステークス、共同通信杯)
フサイチミライ(兵庫サマークイーン賞、トゥインクルレディー賞、園田チャレンジカップ)

 


◆血統に関する疑問にズバリ回答!

「アメリカで種付け料が一番高い種牡馬はどの馬ですか?」

 2024年の種付け料は、イントゥミスチーフとカーリンが25万ドル(約3600万円)で並んでいます。もう1頭、プライベート扱いですが、ガンランナーも25万ドルといわれています。つまり、イントゥミスチーフ、カーリン、ガンランナーの3頭が横並びで25万ドルの最高価格となります。

 イントゥミスチーフは2019年以降、5年連続で北米チャンピオンサイアーの座にあり、今年も2位以下を大きく引き離して首位を独走しています。それを考えると、最高額とはいえ横並びに甘んじているのは不思議な気もします。

 ちなみに日本では、メタマックス、ソニックスターなどJRAで出走した32頭の産駒のうち25頭が勝ち上がっています。勝ち上がり率はじつに78%。これは驚異的な数字です。しかし、重賞勝ち馬はまだ出ていません。

 


京成杯AH・登録馬と「各馬展望」

2024-09-03 11:58:23 | 中山重賞

登録馬=

 

*は栗東馬

☆牝馬は過去10年で2.5.2.  ★3才馬は1.1.2.16


アスコリピチェーノ* 牝3るめ1 →このメンツなら単も?
*エアファンディタ 牡7三浦
エエヤン 牡4田辺4  ムラ馬で
オーキッドロマンス 牡3内田7  少し気にするべき馬
*カテドラル 牡8荻野極    頑張るおじさん
キタウイング 牝4
キャットファイト 牝3大野
グラニット 牡4〇9
コラソンビート 牝3丹内3
*サンライズロナウド 牡5横典5
ショウナンマグマ 牡5吉田豊
*ジューンオレンジ 牝4富田
*セルバーグ 牡5武8
タイムトゥヘヴン 牡6善臣
*ディオ 牡5岩康 2  有望だろうな
*ディスペランツァ 牡3石川 6  んーー難しいw
*ドルチェモア 牡4北村友  G1サイン馬
*ベラジオソノダラブ 牡4〇
*ワールドウインズ* セ7〇


【京成杯AH】レース展望
今週から東の舞台は中山へ。8日にはサマーマイルシリーズ最終戦、京成杯オータムハンデ(GⅢ、芝1600メートル)が行われる。シリーズ稼働組やここから秋の大舞台を見据える実力馬が顔をそろえ、見逃せない一戦になりそうだ。

昨年の2歳女王アスコリピチェーノ(美浦・黒岩陽一厩舎、牝3歳)がここから始動する。今春は桜花賞、NHKマイルCで連続2着。前走は直線で狭いスペースに入って他馬と接触するアクシデントがあったなか、ラストに猛追して実力を示した。8月28日の美浦Wコースで6ハロン80秒9―11秒1の好時計をマークするなど、仕上がりは上々。ハンデ55・5キロが鍵になるが、秋の大舞台に向けて、初の年長馬相手にどこまで勝負できるか。

ディオ(栗東・辻野泰之厩舎、牡5歳)=57・5キロ=はサマーマイルシリーズの米子S、関屋記念で連続2着に入り、9ポイントで3位。18ポイントで首位のトゥードジボン、10ポイントで2位のアルナシームが今回は登録がないため、ここでVなら10ポイントを獲得してシリーズ制覇がかなう。キャリア21戦で掲示板外が1度だけという超堅実派。先行力を備えているだけに、開幕週の絶好馬場もマッチしそうだ。

今年はアスコリピチェーノ以外にも3歳の有力馬が多く、 コラソンビート(美浦・加藤士津八厩舎、牝3歳)=54キロ=は桜花賞16着から巻き返しを期す。昨年の京王杯2歳Sでは東京芝1400メートルの2歳レコードを樹立してV。マイルでも阪神ジュベナイルフィリーズ3着の実績がある。高速決着で持ち前のスピードを生かせれば重賞2勝目のチャンスだ。

アーリントンC勝ちがあるディスペランツァ(栗東・吉岡辰弥厩舎、牡3歳)=55キロ=は関屋記念9着からの反撃を誓う。

オーキッドロマンス(美浦・手塚貴久厩舎、牡3歳)=56キロ=は前走・パラダイスSをV。年長馬相手に鮮やかに逃げ切った。ハナを奪えば【2・1・0・0】と実にしぶとい。2戦して未勝利のマイルを克服できれば面白い存在だ。

キャットファイト(美浦・上原博之厩舎、牝3歳)は中山マイルで3戦2勝。アスター賞で2歳コースレコードVを飾り、桜花賞TRのアネモネS制覇と中身も濃い。軽ハンデ52キロを生かせば一発も。

他では、エエヤン(美浦・伊藤大士厩舎、牡4歳)=57・5キロ=は中山マイルで4戦して3勝、2着1回と、このコースの〝鬼〟。ニュージーランドTを制し、ダービー卿チャレンジTで2着と重賞実績も豊富だ。前走・マイラーズCでは最下位17着に終わったが、得意とする舞台なら一気の巻き返しがあっていい。


中京)セントウルS登録馬と「レース展望」

2024-09-03 10:50:53 | 中京重賞

登録馬)

 

*は美浦馬
*アサカラキング* 牡4斎藤4
アネゴハダ 牝5角田和
カリボール 牡8杉原
*キミワクイーン 牝5 〇
グレイトゲイナー 牡7池添
*サウザンサニー 牡4菱田8
ジョウショーホープ 牡4西村
ストーンリッジ 牡7〇
ダノンスコーピオン 牡5戸崎7  サイン騎手
テイエムスパーダ 牝5酒井  ここも前へ
テンハッピーローズ 牝6津村5  G1・フロックかそれとも
トゥラヴェスーラ 牡9藤佑
*トウシンマカオ 牡5菅原3
ピューロマジック 牝3横和1  ここはやる気?
ママコチャ 牝5川田2  G1  頑張るだろうけど
*ミッキーハーモニー 牝5浜中
モズメイメイ 牝4国恭 9  もう一丁?
ヨシノイースター* 牡6丸山6

 


【産経賞セントウルS】レース展望
サマースプリントシリーズ最終戦、第38回産経賞セントウルS(GⅡ、芝1200メートル)が8日、中京競馬場で行われる。シリーズを盛り上げてきた馬に、秋のGIを見据える強豪が加わり、熱い戦いが期待される。1着馬にはスプリンターズS(29日、中山、GI、芝1200メートル)の優先出走権が与えられる。

ママコチャ(栗東・池江泰寿厩舎、牝5歳)は昨年のスプリンターズS優勝馬。その後は阪神C5着、高松宮記念8着とひと息だが、寒い時期はあまり動けないタイプで、やむをえない面もあった。これまで6勝のうち4勝を5月から9月にマーク。休み明けを苦にするタイプではなく、底力を考えれば巻き返しの可能性は十分。

テンハッピーローズ(栗東・高柳大輔厩舎、牝6歳)はヴィクトリアマイルを豪快に差し切って、GIホースの仲間入り。このあとは米GI・BCマイル(11月2日、デルマー、芝1600メートル)に参戦予定。ここはステップレースではあるが、1200メートルは新馬戦で鮮やかなVを飾っていて、距離適性はある。

ピューロマジック(栗東・安田翔伍厩舎、牝3歳)は葵S、北九州記念と重賞を連勝中。ともに逃げ切りで、前走の北九州記念では前半3ハロン32秒3を無理なくマークした。テンのスピードはここでもトップ。小回りで走った経験が多いだけに、直線が長いコースを乗り切れるかどうかが鍵となりそうだ。

モズメイメイ(栗東・音無秀孝厩舎、牝4歳)は休養を経て立て直した北九州記念3着のあと、前走のアイビスSDでチューリップ賞、葵Sに続く重賞3勝目をマーク。実力馬が不振から脱出したとあれば侮れない。自在性を身につけていて、今ならどんなレースでもできそうだ。

 

☆牝馬は過去10年で(複)4.3.4

函館スプリントS9着から巻き返しを狙うアサカラキング(美浦・斎藤誠厩舎、牡4歳)や充実一途のサウザンサニー(美浦・岩戸孝樹厩舎、牡4歳)、ヨシノイースター(栗東・中尾秀正厩舎、牡6歳)も侮れない。