駄馬にも乾杯を

ふつうに競馬好き。時々ドカン
説得力の無い記事をダダ書きw
それでも解る人には解るヒントも結構ありますぞ(笑)

今年は京都【阪神ジュベナイルF2024】出走予定馬最速チェック

2024-12-03 19:05:29 | 2才重賞

【阪神ジュベナイルF2024】出走予定馬最速チェック

アルマヴェローチェ
札幌芝1800mの新馬戦はクビ差で逃げ切り。数字面の強調材料に欠くレースだったが、上村調教師は「遊びながら走っていた」とコメント。そのとおりだったのか、前走の札幌2歳Sは6番人気2着と健闘した。重馬場の緩みないペースを中団、勝負どころはインから抜けてきた。高速馬場への対応は未知だが、脚質自在でセンスが良さそう。

カワキタマナレア
札幌芝1200mの新馬戦、同じコースのシンガポールTC賞を差しに回って連勝。新馬戦の上がり33秒8は2位を0秒8上回り、勝ち時計1分9秒0も速い部類。前走のファンタジーSは1番人気5着も、不良馬場のなか8枠15番、前後半3ハロン36秒0-34秒7の流れを後方に構え、展開が厳しかった。前崩れのペースになれば。

コートアリシアン
東京芝1600mの新馬戦は5馬身差快勝。半マイル49秒4とかなり緩い流れのなか、最後は失速しつつ上がりは最速の33秒3。前走の新潟2歳Sは1番人気2着。例年の同レースに比べると序盤はやや速く、直線は先頭に立つも差し返された。ただ、出遅れから道中はかかりながら3着に3馬身差。刻んだ数字からここも楽しみ。

ダンツエラン
新潟芝1600mの新馬戦を番手から勝ち、1番人気のりんどう賞は逃げて3着。スローに落とせたが、上位2頭にキレ負けした。前走は、不良馬場のファンタジーSで4番人気1着。前2戦と戦法を変え、中団前目で脚を溜めると、レースは馬場を考慮してかペースが上がらず、前残りの流れをハナ差捉えた。前進気勢が強く1400mのほうが合いそう。

テリオスララ
札幌芝1800mの新馬戦は1番人気2着。勝ち馬から0秒5差離されたが、決着時計1分47秒8は2歳コースレコードだった。次の未勝利戦は同じコースを逃げ切り、前走の萩Sも逃げの手で連勝を飾った。5頭立てで無理なくハナに立ち、1000m62秒4のスローペースに持ち込んだが、上がり最速33秒7と外回りで速い脚を使えた。

ブラウンラチェット
中山芝1800mの新馬戦は、1000m63秒4のスローを道中は3番手。残り600mあたりからレースが動くなか、決め手比べを制した。上がりは最速の34秒3、雨上がりの良馬場でラストは11秒6-11秒2。前走はアルテミスSで重賞初制覇。ここもスローでかかる馬もいるなか、ぴたりと折り合い加速ラップを難なく抜けてきた。

ミストレス
新潟芝1600mの新馬戦は、8枠17番から無理なくハナを切り6馬身差の快勝。半マイル48秒6のスローで運び、上がりは2位の34秒0。前走は、中1週で参戦したアルテミスSで7番人気2着。ここも最内枠からハナを切り、半マイル47秒7とやはりスロー。展開利はあったが、ほぼ一団馬群で自身も上がり33秒8を使っている。

モズナナスター
6月函館の新馬戦からすでに6戦を消化し[1-3-1-1]。着外の1回は函館2歳S12番人気7着で、前々決着を2番手から後退した。初勝利は単勝1.3倍の支持に応えるも、その後は善戦しつつ勝ち馬と差のある競馬。前走は、不良馬場のファンタジーSを10番人気2着。ハナを主張し、馬場と展開がハマった競馬で、良馬場だとどうか。

ランフォーヴァウ
デイリー杯2歳S勝ち馬。京都は連続開催も当日はBコース3日目、そこそこ時計の出る馬場だった。7頭立ての一戦とあり、半マイル48秒6のスロー一団。インの前目でじっくりと脚を溜め、レースの後半3ハロン11秒5-11秒2-11秒4を、自身は最速33秒7の脚で差し切り。しまいはよく切れたが、メンバーレベルはもうひとつ。

リリーフィールド
新馬戦は函館ダート1000mを逃げ、6馬身差の圧勝。次戦は初芝、函館2歳Sへ進み6番人気6着。道中進路が狭くなり、少しかかっていた。前走のもみじSは、さらに1ハロン延長でも3馬身半差で2勝目とした。少頭数のわりに淡々と流れ、かかる面はなく、番手から早め先頭で押し切るかたち。ゲートになかなか入らず、気性面に課題も


今年は京都【阪神JF】レース展望

2024-12-03 18:45:10 | 2才重賞

【阪神JF】レース展望

※1991年以降、3勝以上を挙げた馬がいなかった年は14回あったが、1番人気馬の勝利は5回で、二桁人気馬の連対が4回ある。また、3勝以上馬不在の年は前走、重賞で連対していた馬が10回連続で連対しており、直近の2022年はアルテミスS2着のリバティアイランドが1着となった。
☆例年の阪神と違い、今年は京都開催。早熟性は必要でも、血統傾向に若干の変化はありそう。今年の京都芝・外1600メートルの種牡馬別成績で上位を占めるキングマンボ系を中心に考えたい。

トップ評価はコートアリシアン。新種牡馬の父サートゥルナーリアは無敗でホープフルS、皐月賞を制覇。一定の早熟性を秘めているのは、初年度から2歳リーディングで上位に入っている点からも明らか。母の父ハーツクライが程よくスタミナを補い、近親に安田記念Vのストロングリターンがいる母系も魅力。サンデーサイレンス4×3のインブリードを持つ点でも底力を感じる。

ロードカナロア産駒2頭も上位。底力という点では近親にBCスプリント覇者コナゴールドがいるダンツエランだが、スタミナ面では母の父がディープインパクトのランフォーヴァウで一長一短といったところ。

他)格言=曰く「距離変わりは短縮馬を狙え」?  注)中距離では逆もあるけどなw  

 

第76回阪神JF(GI、芝1600メートル)が8日、京都競馬場で行われる。来春の桜花賞を夢見る2歳牝馬が集まり、熱いレースを繰り広げる。

ブラウンラチェット(美浦・手塚貴久厩舎)は新馬戦に続きアルテミスSもV。直線で少し追い出しを待たされる感じになったが、進路が開くとしっかりと伸びて1馬身1/4差をつけた。好位差しのレースぶりには安定感があり、馬混みも平気な様子。死角らしい死角がない。➡こういう「印象的馬馬名の牝馬は結果を残すw

ランフォーヴァウ(栗東・福永祐一厩舎)は新馬勝ちこそならなかったが、2戦目の未勝利戦、デイリー杯2歳Sと連勝。上がり3ハロンはともに最速で、いい瞬発力を持っている。課題のスタートも、前走ではだいぶ改善されていた。➡対抗評価できるやろ

米国から参戦するメイデイレディ(J・リー厩舎)は、BCジュベナイルフィリーズターフ(米GI)で中位からよく伸びて2着。走破時計は1分34秒5と比較的速く、日本の芝コースに対応できそうだ。今年の阪神JFには、アメリカのメイデイレディ(J・リー厩舎)が出走予定で、海外所属の2歳馬としては初のJRA競走参戦となる。同馬はTapit産駒の米国産馬で、デビューからすべて芝のレースで4戦3勝、2着1回という成績を残しており、前走のブリーダーズCジュベナイルフィリーズターフでは2着に入っている。アメリカ所属馬がJRA・GIを勝てば、2003年のジャパンCダートを勝ったフリートストリートダンサー以来21年ぶりとなるが、メイデイレディは日本でどのような走りを見せるか。

メイデイレディに騎乗予定のL・デットーリ騎手は、2019年以来5年ぶりのJRAでの騎乗となる。凱旋門賞で歴代最多の6勝を挙げている他、ドバイワールドC(3勝)、英ダービー(2勝)、BCクラシックなど数々のビッグレースを制してきた騎手で、JRA・GIでは通算4勝を挙げている。デットーリ騎手の京都での騎乗は2006年マイルCS7着の1度だけだが、久々の日本でどのような手綱さばきを見せてくれるだろうか

ダンツエラン(栗東・本田優厩舎)はファンタジーSで好位から測ったように差し切った。不良馬場だったが、2走前のりんどう賞では1400メートル1分22秒0で3着。良馬場でもやれる。

アルマヴェローチェ(栗東・上村洋行厩舎)は新馬戦を逃げ切ったあと、札幌2歳Sでは中位から伸びて2着。脚質に自在性があるのは強みで、速い時計への対応が鍵だろう。

➡岩田息子の初G1はここかも?坂井や西村には劣るが結構上手い時もあるw

コートアリシアン(美浦・伊藤大士厩舎)は新潟2歳Sで半馬身差の2着。トータルクラリティの差し返しを許したが、3着馬には3馬身差をつけた※複穴評価。

アレルミスS2着のミストレス、ファンタジーS2着のモズナナスター(ともに栗東・矢作芳人厩舎)なども有力➡モズは意外にやれるかも?


さしあたり【カペラS2024】出走予定馬最速チェック

2024-12-03 17:30:26 | 中山重賞

【カペラS2024】出走予定馬最速チェック

イスラアネーロ
前走の室町Sは12番人気1着。前半3ハロン34秒1の流れを道中は中団馬群、外から進出すると最後まで脚が続いた。タフな馬場の右回り、上がりのかかる競馬が合う。前走以前はしばらく着外が続くなか、2走前の安達太良Sは前にきつい流れを先行して5着にまとめていた。相手が強くなるので、ロスなく運びたい。

インビンシブルパパ
キャリア6戦[4-1-1-0]とオール馬券内。うち中山ダート1200mを4戦し、3勝2着1回。未勝利、1勝クラスは逃げ、各々9馬身差と4馬身差での圧勝。次の2勝クラスも逃げたが、良馬場の前半3ハロンを33秒7で入り2着。次戦、前半3ハロン33秒5を番手から押し切ったが、テイエムトッキュウがいる今回はさらに速くなりそう。

ガビーズシスター
芝を2度使い、クイーンC13着、函館芝1200mの2勝クラスを10着も、ダート限定だと[4-1-0-0]。2着は出遅れた新馬戦のもので、近2戦の2勝クラス、3勝クラスの連勝は、いずれも2着に2馬身半差以上つける完勝。前走は、今回と同じ中山ダート1200mを1分9秒7で走った。良馬場でも時計が出ていたが、数字だけなら通用。

クインズメリッサ
スタートに難があり、近走は後方からひと脚という競馬。層の厚いダート上級条件、特に短距離だと勝ち切るのは難しく、3勝クラス突破後前走まで[0-1-3-8]。久々に勝利を挙げた前走藤森Sは、展開こそ向いたが大外枠からロスのあるなか差し切り。近4戦は[1-1-1-1]と安定している。着外の襷Sも6着で、差せる流れなら

サンライズアムール
キャリア序盤はスタートが不安定だったが、近走はスムーズに出ている。前走は今回と同コースのながつきSを、59キロを背負って2馬身半差の快勝。前後半3ハロン33秒8-36秒8の前傾ラップを、離れた3番手から押し切り。2走前の栗東Sは、ハナを主張し、今年の根岸S3着馬を振り切った。重賞初挑戦でも力負けはなさそう。

ジレトール
今年は、4月の天王山S、6月の松風月Sと、京都ダート1200mのオープンを連勝。天王山Sは中団の内で折り合い、直線は外に出されて伸びた。砂被りも問題なく、ある程度ポジションも確保できていた。松風月Sは出遅れたが、前がかりのペースになり、4角13番手からの差しが決まった。近走は末脚を活かす競馬が続き、流れが向いてほしい。

スズカコテキタイ
中山ダート1200m巧者で、この舞台で1勝クラスから千葉Sまで4連勝。ただ、良馬場の最速1分11秒0、重馬場の最速1分9秒3だと、重賞レベルとは言い難い。昨年のカペラS(8番人気13着)は、出遅れていつものように位置を取れず、展開も向かなかったもの。近2走も出遅れていて、基礎能力とともにこの傾向にも不安が……。

チカッパ
キャリア13戦は[5-6-0-2]。着外2回は、2戦目の芝(不良)での6着と、適性より長く展開も向かなかったヒヤシンスSの5着。今年3月の昇竜Sでオープン初勝利を挙げた。その後は1200~1400mの交流重賞を4戦し、1200mの2戦は中団からの差しで快勝。前走のJBCスプリント2着はタイム差なしで、距離短縮なら主役か。➡馬名何か意味があるんだろうが小生はこういう名前好きじゃないw

テイエムトッキュウ
昨年のカペラS勝ち馬。2枠3番の好枠を引き、難なくハナへ。前半3ハロン33秒5は、過去10年で2番目に遅いペース。直線に入っても楽な感じで、3馬身差の完勝だった。ただ、番手にいた10番人気馬が2着で、流れが味方したのも事実。今年2戦は、東京スプリント3着、サマーチャンピオン8着。1ハロン短縮で楽に行ければ。※「テイエム」竹園氏、馬主暦長いねぇ

ハコダテブショウ
一昨年のカペラSでハナを切った馬。中山ダート1200mは、芝スタートから下りに入るため、必然的に速い流れになるが、前半3ハロンをなんと32秒2で入った。結果、その年はリメイクの強烈な差しが決まる結果となった。当馬の近況は、6戦連続5着以下と不振で、近3戦に関しては逃げられてもいないが、行き脚がつけば激流もありえるか。


さしあたり【カペラS】レース展望

2024-12-03 17:21:42 | 中山重賞

【カペラS】レース展望

※このレースはひたすら難しいっすw

 

中山では土曜メインにカペラS(8日、GⅢ、ダ1200メートル)が行われる。過去10年で1番人気は1勝、2着2回、3着1回と波乱含みのレースだが、チカッパ(栗東・中竹和也厩舎、牡3歳)が中心だ。一戦ごとの成長が著しい3歳馬。北海道スプリントC、東京盃を連勝して臨んだ前走のJBCスプリントではハナ差2着だったが、中団からコーナーワークを利して追い上げ、勝ったタガノビューティーと大接戦を繰り広げた。当舞台では昨年に1勝クラスをV。脚質にある程度の自在性があることも強みで、中央重賞初制覇の可能性は十分だ。

サンライズアムール(栗東・小林真也厩舎、牡5歳)はリステッドの栗東S、オープン特別のながつきSと連勝中。勢いを駆っての重賞初挑戦となる。前走はスプリント戦では決定的といえる2馬身半の差をつけて快勝。好位に付けながら、後方待機勢と遜色のない上がりでまとめて一枚上の脚力を示した。1400メートルもこなせるスタミナがあり、乾いた冬の馬場も問題ない。

インビンシブルパパ(美浦・伊藤大士厩舎、牡3歳)はオーストラリア産馬で生まれが9月のため、デビューは今年2月と遅くなったが、大物感漂うレースぶりで2勝クラス、3勝クラスを連勝してオープン入り。前走で7ハロンを克服して地力強化を示したが、やはりベストはスピードが生きる6ハロンだろう。一気に重賞制覇まで突き進む。

連勝馬は他にもおり、1勝クラスから3連勝中のスターターン(栗東・坂口智康厩舎、牡3歳)、2勝クラス、3勝クラスを連勝中の2頭、インユアパレス(栗東・須貝尚介厩舎、牡3歳)、ガビーズシスター(美浦・森一誠厩舎、牝3歳)も勢いがあり、侮れない。

他では前走のサマーチャンピオンで8着に終わったが、昨年Vのテイエムトッキュウ(栗東・木原一良厩舎、牡6歳)、除外対象ながら出走できればこの舞台のレコードホルダーのハコダテブショウ(美浦・相沢郁厩舎、牡6歳)もマークしたい

 

 


【中日新聞杯2024】出走予定馬最速チェック

2024-12-03 16:57:45 | 中京重賞

【中日新聞杯2024】出走予定馬最速チェック

キングズパレス
昨年4月に2勝クラスを勝ち、3勝クラスは7戦を要したが、敗れた6戦も首位から0秒2差と接戦ばかり。チャックネイトやリフレーミングなど、負かされた相手に後の重賞勝ち馬もいる。オープン昇格後も、新潟大賞典2着、七夕賞2着、新潟記念3着と、ローカルG3で善戦。前走天皇賞(秋)はさすがに崩れたが、相手が下がれば。

クルゼイロドスル
3戦目のデイリー杯2歳Sで、折り合い難を露呈して5着。次走、3歳1月のジュニアCを1分33秒7で逃げ切るなど、ポテンシャルは高い。難しさも同居するので、負けるときは大きく負けるが、昨年11月の3勝クラスでは、今年G2で善戦を続けたクロミナンスとタイム差なしの2着。2ハロン延長がプラスに出るかは微妙。

コスモキュランダ
今年の弥生賞をレースレコードで勝ち、次走の皐月賞はコースレコードのなか2着。小回りの高速決着で結果を残した。スローのダービーは道中動いたが、結果的にキレ負けするような格好。前走の菊花賞は折り合いを欠き、最後はあまり追われずに14着。今回は得意の2000mに戻り、持続戦になれば違うはずだが、中京が合うかどうか。

シランケド
昨年の紫苑Sは9番人気3着と健闘。1000m58秒1の速い流れを道中は後方、展開は向いたが4角は外を回っていた。その後は[3-2-0-0]と堅実に駆け、オープン入りを決めた。5戦中4戦は、小倉・中山・福島で、上がりのかかる競馬だったが、前走は新潟外回りを上がり最速33秒0で差し切り。エリザベス女王杯回避からここへ。

デシエルト
ダートで新馬、1勝クラスを連勝し、3戦目に若葉Sを逃げ切った二刀流。古馬以降はダートを選択し、一昨年のグリーンチャンネルCは、道悪とはいえ1分33秒5の快時計で走った。前走は、8戦ぶりに芝を走ったアンドロメダSを逃げ切り。手の内に入れている岩田康誠騎手が緩みないラップを踏ませた。ここもマイペースで行ければ。

ドクタードリトル
3走前にオープン入りを決め、次の京都大賞典は6番人気6着。1000m58秒7のペースを中団、展開は向いたが勝ち馬から0秒3差。2400mは少し長くもある。この結果もあってか、前走の福島記念は1番人気の支持を集めたが7着。展開は悪くなかったが、4角で位置を下げる不利があった。直線が長くなる中京で末脚を活かしたい。

フライライクバード
3年前に3勝クラスを突破し、直後のアルゼンチン共和国杯で3着。ただ、長らく勝ち鞍に見放され、昨年は4戦して着外3回3着1回に終わる。2走前ケフェウスSの勝利が約3年ぶり。1000m60秒8の緩い流れを番手、瞬発力不足を補うように、早めに踏む好判断が光った。前走の福島記念2番人気10着は、やや負けすぎな気も。

マコトヴェリーキー
2走前の日本海S(3着)の勝ち馬は、菊花賞で2着に走るヘデントール。1000m61秒9の緩い流れで、前にいた勝ち馬に突き放され0秒6差も、斤量は3キロ重かった。スパッと切れる感じはないが、じりじり伸びてくる。前走は、今回と同じコースの3勝クラスを突破。時計のかかる荒れた馬場だったため、開催2週目でどこまでやれるか。

マテンロウレオ
一昨年の中日新聞杯2着馬。1000m61秒9のスローを、8枠16番から好位へ、かかっていたわりに伸びた。昨年の京都記念(阪神)は、最内枠を活かして我慢を利かせ、ドウデュースの2着。そこから9戦連続馬券外、ただ、G1を含め掲示板は4回ある。近2走ハナで、前々走の日経賞4着は強い競馬。行ったほうが走りやすいか。

ロードデルレイ
昨年の3歳シーズンは、デビューから[4-0-0-1]。着外1度も神戸新聞杯4着で、相手強化のなか距離も長く、前走から間隔も短かった。今年初戦は白富士Sを1分57秒2の好時計で完勝。1000m59秒4の瞬発力勝負で、上がり最速33秒2の脚を使った。前走アンドロメダSは1番人気2着。復帰戦として上々も、かかっていたのが少し気になる