駄馬にも乾杯を

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【スワンS2024】展望と出走予定馬最速チェック

2024-10-21 16:43:34 | 京都重賞

こういう判定ってあくまで参考にさせていただくというのが(勝手にお借りしたくせに)小生の主観ですw


【スワンS】レース展望


第67回スワンS(GⅡ、芝1400メートル)が26日、京都競馬場で行われる。スピード自慢が集結し、白熱のレースを繰り広げる。1着馬にマイルCS(11月17日、京都、GⅠ、芝1600メートル)の優先出走権が与えられる。

スズハローム(栗東・牧田和弥厩舎、牡4歳)は3勝クラスを勝ち上がったあと、京王杯SC3着、CBC賞2着と重賞で上位争い。充実著しい一頭だ。1400メートルは5戦3勝と実績を残す距離で京都も2戦1、3着と好相性。初のタイトル奪取となるか。

クランフォード(栗東・杉山晴紀厩舎、牝3歳)は1400メートルで3連勝中の上り馬。前走の豊明Sでは1分19秒0のレコード勝ちを収めた。それを含めて【4・1・0・0】と申し分のない距離実績で、初の重賞挑戦でも好勝負になりそう。

僚馬のアグリ(牡5)は昨年、阪急杯を勝っているように実績上位。前走のCBC賞は17着に敗れたが、夏負けがあったということなら度外視できる。中間の動きには立て直された効果がうかがえ、力通りなら上位争い。

ウインカーネリアン(美浦・鹿戸雄一厩舎、牡7歳)は2走前の高松宮記念で初めて1200メートルに挑戦し、2番手から4着に粘ってみせた。あの内容なら1400メートルでも十分に通用する。しぶとい先行力が持ち味のタイプだけに、直線が平坦な京都は向きそうだ。

オフトレイル(栗東・吉村圭司厩舎、牡3歳)は前走の毎日王冠で12着。初の年長馬相手で、壁にはね返された感じだが、2走前のラジオNIKKEI賞でみせた直線一気の追い込みは、忘れがたい。上積みを見込める叩き2走目で、前走の経験を生かせれば。

ダノンマッキンリー(栗東・藤原英昭厩舎、牡3歳)は3月のファルコンS優勝を含め、4戦3勝とこの距離が得意な馬。ここ2走は1200メートルで6、7着ながら勝ち馬に大きく離されておらず、1ハロン延長で巻き返す可能性は十分だ。

 


【スワンS2024】出走予定馬最速チェック スプリンターズS回避明けのウインカーネリアンなど9頭を診断

 

アグリ
条件戦を3連勝後、昨年の阪急杯を制覇。平均的な流れを2番手、最後は2着馬に詰められたが凌いだ。勝ち時計は1分19秒5と優秀。スプリントに転向し、初戦の高松宮記念は3番人気7着も、不良馬場で内差し決着を好位外だった。その後は善戦止まりで、前走のCBC賞は外枠も響き17着。1400mは走りやすそうで一変も。

ウインカーネリアン
一昨年関屋記念で重賞初制覇、昨年は東京新聞杯で重賞2勝目。今年の東京新聞杯も2着とリピートした。東京の2戦はハナに立ち、瞬発力勝負を避ける緩みない流れを作っている。2走前初スプリントの高松宮記念を4着と健闘し、秋初戦はスプリンターズS予定したが、脚部不安のため回避しここへ。同型もいるが、好位でもいい。

オフトレイル
今年のラジオNIKKEI賞勝ち馬。高速馬場とはいえ、1000m通過58秒4は前に苦しく、出遅れが上手くハマった。前走の毎日王冠は12着も、1000m通過59秒4で前にいないと話にならないレース。今回は初の1400mだが、かかりながら着内のレースもあり、折り合い面から距離短縮は合いそう。あとは展開が向けば。

キングエルメス
3年前の京王杯2歳S勝ち馬。前半3ハロン35秒1、緩めの流れを2番手と展開の向いた競馬も、下した2着馬はその後重賞を4勝するトウシンマカオだった。当馬はアーリントンC3着から長らく低迷も、2走前の睦月Sを約1年3カ月ぶりに快勝。続くマイラーズC7着から、今回は1年半ぶりの実戦になる。能力的にもどうか。

クランフォード
今年4月の1勝クラスから3連勝でオープン入り。前走の3勝クラスは8月で、3歳牝馬だから勝ち上がりが早い。当日はイン前有利の超高速馬場、7枠11番から2番手をとれた。53キロも味方している。一方、前がかりのラップでも直線では余裕があり、勝ち時計は1分19秒0だった。相手はぐっと上がるが、楽しみはある。

シングザットソング
昨年のフィリーズレビュー勝ち馬。例年多頭数の短距離戦でハイペースになりがち。前半3ハロン33秒2とやはり速くなり、控えた馬に向く流れを、好位6番手付近から早めに動きつつクビ差凌いだ。強い内容と言える。勝ち鞍から遠ざかり、着内好走も少ないが、飛ばしたい馬のいる1400mは向く条件。ハマりそうだし、人気もなさそう。

セルバーグ
昨年の中京記念勝ち馬。2ハロン目の11秒2から中盤は緩めず、ラスト3ハロンは11.4 -11.8-12.4で、肉を切らせて骨を断つスタイル。その後8戦は着内好走1回、5走前の小倉大賞典を10番人気3着と穴をあけた。これも先手で1000m通過57秒2のハイラップ。ただ、前走の京成杯AHは控えても4着で、今回はどう乗るのか。

ダノンマッキンリー
新馬、1勝クラスを芝1400mで連勝し、昨年の朝日杯FSは3番人気8着。折り合いに苦しみ、次のクロッカスS(1番人気5着)も同様だった。続くファルコンSは8枠15番と前に馬を置きづらく、厳しいかと思いきや、緩みない流れでも我慢が利き、4角14番手から上がり最速で快勝。近2走は向きそうなスプリントで凡走と捉えにくい。

ノーブルロジャー
今年のシンザン記念勝ち馬。1月の京都は良発表でも重く、半マイル46秒4も前が苦しい展開だった。新馬戦は2番手から抜けた直後の一戦は、中団後方に待機し、直線は外に進路を取った。ラスト2ハロンは12秒2→11秒9と加速し、なかなかタフだ。対古馬の近2走は、米子S1番人気4着、ポートアイランドS1番人気6着。もう少し強いと思ったが……。

 


*美浦馬
アグリ*57.0 牡5Cでむ4
*ウインカーネリアン57.0 牡7三浦3 
オフトレイル55.0 牡3武5
カルロヴェローチェ57.0 牡4○○
キングエルメス57.0 牡5○○ 
クランフォード53.0 牝3西村1
*サーマルウインド55.0 牝5○○
シングザットソン55.0グ 牝4斎藤
ジョウショーホープ57.0 牡4幸
スズハローム57.0 牡4鮫克2
セルバーグ57.0 牡5今村 
ダノンスコーピオン58.0 牡5シュタ8
ダノンマッキンリー55.0 牡3松山7
トゥラヴェスーラ57.0 牡9藤岡佑
トランキリテ57.0 牡5○○ 
ノーブルロジャー55.0 牡3田口 
バースクライ55.0 牝4岩田康
ピンハイ55.0 牝5○○
マテンロウオリオン*57.0 牡5横山典


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