【金鯱賞】大人になったラヴェル 強豪牡馬を蹴散らし春のGⅠ戦線へ 福岡助手「さらに上を目指せそうです」
ところが、休み明けをひと叩きした昨秋のエリザベス女王杯で、12番人気の低評価を覆して2着と好走。続くチャレンジCで2年1カ月ぶりの勝利を挙げた。「これまで気持ちばかりで走っていたが、コミュニケーションが取れるようになってきた。力を出せるようになってきました」。〝大人〟になって、高いポテンシャルを発揮できるようになってきた。
半姉ナミュール(父ハービンジャー)は、4歳秋にマイルCSでGⅠ初制覇。管理した高野調教師と話す機会があり「古馬になってカイバを食べられるようになり、成績が良くなった。姉妹で通じるところがありますね」という。3歳秋には460キロを割るくらいだった馬体重は、470キロをうかがうほどになり、心身ともに充実。まさに本格化といっていい。
➡ふーん、そんなレベルの牝馬なんかや?
プログノーシスは2003─05年のタップダンスシチー以来となる、このレース3連覇を目指す。初距離だった前走の有馬記念は出遅れもあって11着に敗れたものの、6日の栗東CWコースでは新コンビの西村淳騎手を背に、7ハロン93秒5-11秒7。6ハロン77秒9はこの日の一番時計だった。7歳でも元気いっぱいだ。福永助手は「1週前は、よく動けていました。条件の合ったレース。課題のスタートを決めて、いい競馬を期待しています」と語った。
➡能力値は高いが順調に使えない弱さもありそうな。
ホウオウビスケッツは昨秋の天皇賞で3着。スローペースの逃げに持ち込んだのが奏功したとはいえ、ドウデュース、タスティエーラの日本ダービー馬2頭に続いたのは充実の証しといえる。前走の中山金杯9着は大外枠や59・5キロのトップハンデで参考外。大阪杯に向け、仕切り直しの一戦だ。奥村武調教師は「(1週前は)しっかりと負荷をかけられたし、いい追い切りができた。いい結果を出したい」と気合を込める。
➡期待できそうな馬だが59.5kとは言ってもG3で勝負にならないのはちと懸念も
クイーンズウォークは前走の小倉牝馬Sで、1番人気ながら6着。直線で先頭に立つ場面もあったが、最後は伸びを欠いた。昨秋のローズSを制した舞台で巻き返しを誓う。福永助手は「前走は最後に苦しくなってしまいました。中京の2000メートルは重賞を勝っているように、適した条件だと思います。牡馬の強い馬たちが相手になりますが、この馬本来の走りができれば」と巻き返しを願っていた。
➡ま多少は
キングズパレスは2000メートルの重賞で2着2回、3着1回の実力派。近2走は後方に置かれる競馬で5、6着だが、美浦Wコースでの1週前追い切りには新コンビの佐々木騎手が騎乗し、5ハロン67秒4-11秒3と好時計をマーク。戸田調教師は「動きは良かったと思う。ここ最近はテンに行けないところがあるので、久々にブリンカーを考えている。ここに入っても、能力的には十分に足りると思っています」と反撃を狙う。
➡こういう馬は騎手が展開を読んでどう乗るかで結果が変わるところはあるが正直あまり信頼は出来ない感じ(小生何度か追いかけた結果論w)