カシオペヤ座 M103散開星団
画像① 元PNGファイルより、VGA切り出し
「満月下の電視観望シリーズ」 その2
これだけ写れば私的には十分満足。しかも満月。電視観望が楽しくなる。中西さんの本と見比べると、微光星の数は圧倒的に違うが、明るい星の配置は同じで、見比べても楽しくなる。FMA135+QBPフィルターⅢ+Neptune-CⅡよく頑張った。VirtuosoGTiもいい仕事している。
閑話休題
M103は、メシエ自身が編纂し出版したメシエカタログの最後の天体とWikipediaに記載されていた。出版を待つ間に発見し急遽カタログに掲載されたらしい。眼視では口径10cmの天体望遠鏡で微光星も見え始めるらしい。もう一度観測の機会があればよいな。無ければ作って見るぞという気になる天体。
なお、記録098(M52)と比べるとこちらの方が断然良い。機材同じ、実行した人私で同じ、月もほぼ同じ、違いは雲があるないの空の様子。天文関係のブログやWebsiteで、「天気に恵まれ・・・この写真が撮れた。」のセリフが良く見られるが、こういう事と実感して納得した。経験値+1。
画像② 元PNGファイルより、2300×1300切り出し
画像③ SharpCapProによるプレートソルブ、ディープスカイ・イメージ・アノテーション。元PNGファイルより、2300×1300切り出し。
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
6)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット
7)Quad BP フィルター III~株式会社サイトロンジャパン
撮影データ
2023年7月3日快晴、月齢14.9(満月)