こんにちは!
社会保険労務士の吉野千賀です。
過ごしやすい季節になりましたね!
ちょっと前の話で恐縮ですが、
今年の2月12日にFPの研修で村木厚子さんの講演を聴きました。
元厚生労働省の事務次官だった方です。
話し方・話す内容・表情に可愛らしい愛嬌があり、
高級官僚のイメージとはかけ離れた親しみやすい印象の女性でした。
本当に仕事のできる人は、
共通して、誰にでも好かれるような
物腰の柔らかさがあるものですね。
さて、講演テーマは、「折れない心の秘密」。
ご記憶にある方もいると思いますが、
2009年に虚偽公文書作成の容疑がかけられ、
大阪地方検察庁により、164日間拘置所に入れられ、
結局、無実が立証された事件に巻き込まれた・・・。
ひどい事件だったと思います。
20代の頃に読んだ「上海の長い夜」という本を思い出しました。
中国の文化大革命時代に
無実の罪で独房生活を強いられた女性の自叙伝。
その精神力の強さに感動しました。
女性って、やっぱり強いです。
さて、村木厚子さんの講演の話に戻りますが、
心が折れないように頑張れたコツは、
1 好奇心が助けてくれた
2 今、何ができるのかを考えた
3 気分転換をした
4 健康を維持した
この4つだったそうです。
ひとつめの「好奇心」については、
元々、好奇心旺盛な性格だそうで、
「拘置所ってこういうところなんだ」
「こういう食べ物が出るんだ」etc と、
通常の日常生活にはない拘置所生活を
好奇心を持って、観察していたそうです。
2つ目の「今、何ができるか」については、
「なぜ、私がこんな目に?」と考えても仕方のないことは考えないようにして、
今、できること すなわち
・健康を害さないようにすること
・裁判の準備をすること に注力したそうです。
これは、簡単そうで、とても難しいように思います。
私だったら、「誰が?」「何のために?」「なぜ私を?」と
答えが出ないとわかっていても
そのことばかりが、頭の中をぐるぐると堂々めぐりしそうです。
それよりも、「今、自分ができること」だけを生産的に考えること。
この考え方は、通常の生活でも役に立ちそうですね。
3つ目の「気分転換をした」については、
推理小説を読んでいたそうです。
本の力ってすごいですね。
いい意味での現実逃避でしょうか。
これも、ストレス解消には必須ですね。
堂々めぐりの考えを捨てて、気分転換を楽しむってことですかね。
スパッと考えを切り替える、これも技術が必要です。
4つ目の「健康を維持した」については、
とにかく「食べること、寝ること」ができるように
自分で環境を整えたそうです。
「今、できること」に関連しているのかもしれません。
考えても仕方のないことは考えないで、
毎日、食べて、寝る。
シンプルですが、これも難しい・・・。
こうやって書くのは易し、実行するのは至難の技だと思います。
これが精神力の強さなのかもしれませんね。
「折れない心の秘密」の講演を聴いて、
細いけれど、決して折れることのない柳のような枝をイメージしました。
強く誰かを非難したり攻撃したりするのではなく、
厳しい現実に直面しても、
物事をありのままに受け止めて、
今、できる最善のことをする。
シンプルに、今と将来のことだけを考える。
そういう人間になりたい、なれたらいいな、と思います。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【お知らせ】
よしの社労士事務所では、障害年金に関するご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。
一般の方向けに「スッキリ解決!みんなの障害年金」を出版しました。
おかげさまで、刊行2か月ちょっとで1万部に到達しました。ありがとうございます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Have a nice day!
Chika Yoshino
障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
社会保険労務士の吉野千賀です。
過ごしやすい季節になりましたね!
ちょっと前の話で恐縮ですが、
今年の2月12日にFPの研修で村木厚子さんの講演を聴きました。
元厚生労働省の事務次官だった方です。
話し方・話す内容・表情に可愛らしい愛嬌があり、
高級官僚のイメージとはかけ離れた親しみやすい印象の女性でした。
本当に仕事のできる人は、
共通して、誰にでも好かれるような
物腰の柔らかさがあるものですね。
さて、講演テーマは、「折れない心の秘密」。
ご記憶にある方もいると思いますが、
2009年に虚偽公文書作成の容疑がかけられ、
大阪地方検察庁により、164日間拘置所に入れられ、
結局、無実が立証された事件に巻き込まれた・・・。
ひどい事件だったと思います。
20代の頃に読んだ「上海の長い夜」という本を思い出しました。
中国の文化大革命時代に
無実の罪で独房生活を強いられた女性の自叙伝。
その精神力の強さに感動しました。
女性って、やっぱり強いです。
さて、村木厚子さんの講演の話に戻りますが、
心が折れないように頑張れたコツは、
1 好奇心が助けてくれた
2 今、何ができるのかを考えた
3 気分転換をした
4 健康を維持した
この4つだったそうです。
ひとつめの「好奇心」については、
元々、好奇心旺盛な性格だそうで、
「拘置所ってこういうところなんだ」
「こういう食べ物が出るんだ」etc と、
通常の日常生活にはない拘置所生活を
好奇心を持って、観察していたそうです。
2つ目の「今、何ができるか」については、
「なぜ、私がこんな目に?」と考えても仕方のないことは考えないようにして、
今、できること すなわち
・健康を害さないようにすること
・裁判の準備をすること に注力したそうです。
これは、簡単そうで、とても難しいように思います。
私だったら、「誰が?」「何のために?」「なぜ私を?」と
答えが出ないとわかっていても
そのことばかりが、頭の中をぐるぐると堂々めぐりしそうです。
それよりも、「今、自分ができること」だけを生産的に考えること。
この考え方は、通常の生活でも役に立ちそうですね。
3つ目の「気分転換をした」については、
推理小説を読んでいたそうです。
本の力ってすごいですね。
いい意味での現実逃避でしょうか。
これも、ストレス解消には必須ですね。
堂々めぐりの考えを捨てて、気分転換を楽しむってことですかね。
スパッと考えを切り替える、これも技術が必要です。
4つ目の「健康を維持した」については、
とにかく「食べること、寝ること」ができるように
自分で環境を整えたそうです。
「今、できること」に関連しているのかもしれません。
考えても仕方のないことは考えないで、
毎日、食べて、寝る。
シンプルですが、これも難しい・・・。
こうやって書くのは易し、実行するのは至難の技だと思います。
これが精神力の強さなのかもしれませんね。
「折れない心の秘密」の講演を聴いて、
細いけれど、決して折れることのない柳のような枝をイメージしました。
強く誰かを非難したり攻撃したりするのではなく、
厳しい現実に直面しても、
物事をありのままに受け止めて、
今、できる最善のことをする。
シンプルに、今と将来のことだけを考える。
そういう人間になりたい、なれたらいいな、と思います。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【お知らせ】
よしの社労士事務所では、障害年金に関するご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。
一般の方向けに「スッキリ解決!みんなの障害年金」を出版しました。
おかげさまで、刊行2か月ちょっとで1万部に到達しました。ありがとうございます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Have a nice day!
Chika Yoshino
障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀