障害年金社労士 吉野千賀 ブログ

障害年金など社労士の仕事を通して感じたこと、知って為になること、面白いことをよしの社労士事務所の代表吉野千賀が綴ります!

障害者雇用~精神障害者の就労訓練

2012-06-28 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

先日、多摩にある精神障害者の就労支援施設、社会福祉法人多摩棕櫚亭(しゅろってい)を訪問しました。

理事長の天野聖子氏に、就労支援施設と精神障害者の雇用について詳しいお話を伺い、実際に働いているところ(就労訓練)を見学させていただきました。

棕櫚亭が他の生活・就労支援施設と大きく異なることは、多くの施設が知的障害者に対する施設なのに対し、精神障害者を専門としているところです。

今までは統合失調症が9割だったのが、現在では統合失調症5割・発達障害3割・うつ病2割だそうです。

どんなことをやっているのか、というと

併設の「ピアス」という就労移行支援事業で、主に、近隣の大学・会社・高齢者施設向けに宅配お弁当を作っています。

具体的には、専門のスタッフが調理したお惣菜を、お弁当用に小分け作業・詰め作業・配達(接客)・代金の徴収・お弁当容器洗い、などの作業です。

7~10人くらいのチームでの立ち作業です。お弁当の数は、およそ100個~120個がお客様用、自分達用が20個です。

お昼のお弁当宅配ですから、時間の制約もあり、忙しく働いていました。

これらの作業を通して、チームでの協力作業・コミュニケーション能力・段取り・手際・届ける先の数の確認(途中で変更もあり)接客などを習得していきます。

ここで、就労移行支援を受けられる期間は2年間です。

その他にも様々な就労移行訓練を受けています。

- 事務所での事務仕事(お弁当の注文や変更の応対、週間メニュー表の作成、電話応対、来客時のお茶出しなど)
- 清掃作業(事務所で一通りの清掃作業を習得後、高齢者施設で実践を行う)
- レストランでの接客(注文とり、配膳、レジなど一通り)

2年目の方は、後輩へ指示を出したり、教えたりしています。また、履歴書を書いたり、面接に行ったり、就職活動も始めています。


企業で障害者雇用を始める際には、まずは施設を見学して実際に働いているところを見るとハードルが低くなりそうです。

また、こういう機関で実践的な職業訓練を受けた方を採用すると、比較的スムーズに障害者雇用を継続できるのではないでしょうか。


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障害年金~慢性疲労症候群 ME/CFS

2012-06-25 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

昨日、友人の社労士に誘われて、「NPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会 発足を祝う集い」に参加しました。

「慢性疲労症候群」という傷病名では「慢性疲労では?」との誤解も生じやすいため、

より傷病を具体化した「筋痛性脳脊髄炎」という呼称にすると同時に、NPO法人を発足したお祝いの会でした。

理事長の篠原三恵子さんも、とても嬉しそうでした。

ME/CFSを診療している医師や都議員さんも出席されていました。

このNPO法人の発足で、難病指定や障害者手帳、治療方法の研究 などが加速することを望んでおります。

私自身は、慢性疲労症候群のお問い合わせもあるため、傷病を認識はしていましたが、

まだまだよくわからないため、継続した勉強が必要と感じています。


さて、この傷病はME/CFSと略していますが、元の単語は何でしょうか。

ME = Myalgic Encephalomyelitis Myalgicとは筋痛 Encephalomyelitisとは脳脊髄炎 (スペルは覚えられないですね~)

CFS = Chronic Fatigue Syndrome これは、そのまま慢性疲労症候群です。


昨日購入した患者会で発行している冊子(臨床症例定義など)を読んで、少しずつでも傷病を理解したいと思っています。

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障害年金~医師の支援

2012-06-21 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金の受給可否を左右するのは、医師の診断書です。

そのため、様々な場面での医師の支援は欠かせないものです。

また、「障害年金を申請しようか」と思い立った時に、一番先に主治医に相談してみた、とおっしゃる方も多いです。

その経緯は間違っているとは思いません。自然な流れですよね。

診断書の作成を依頼するわけですから、まずは「どうでしょう」と相談するのは真っ当です。

問題は、主治医は病気を治す専門家であり、障害年金の仕組みをご存知ないことが多い、ことです。

そのため、本来は受給できるかもしれないのに「無理だよ」と言われたり、

受給できない方(保険料納付が満たさない等)に「大丈夫」と言ったりします。

その段階で、社会保険労務士にご相談いただければ、状況を確認してある程度の受給の可否は判断できますが、

第一関門の医師の意見で、あきらめてしまう方もいます。

医師の意見は、症状を判断する上では欠かせないものです

が、障害年金の受給可否の可能性については、社会保険労務士か年金事務所へご相談ください。

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障害年金~市区町村の支援

2012-06-20 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

昨日、区役所から「くらしの便利帳」という冊子が配布されていました。

仕事柄、「障害のある方へ」の部分に目を通してみましたが、多くの支援があることに改めて気がつきました。

これだけ多種多様の支援の中から合致するものを組み合わせて提供するには、生活支援課で長年の経験がないと難しいと思いました。

私たち社会保険労務士は、国の社会保険制度を扱っています

市区町村で行っているようなきめ細やかなサービスではなく、法律に則った社会保険制度の申請の代理を行っています。

軸になるのは、法律の条文です。

法律には多少の拡大解釈はあるものの、それ程ブレないところに落ち着く(障害年金であれば受給できる)ものです。

市区町村の支援は、障害年金が不支給になった方や不該当の方を救済するためのセーフティネットです

「社会保険」ではなく、「社会保障」です。

納付要件が満たせず障害年金の請求ができない、生活に困窮している、

そういう方には市区町村へご相談ください、としかお答えできないのが現状です。

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障害年金~診断書の日付(認定日)

2012-06-19 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

認定日請求する場合、初診日から1年6カ月後の「障害認定日」の診断書が必要です。

ちょうど1年6カ月後に通院していたかどうか

通院していても、カルテが残っているかどうか、が問題になります。

<例示>------------------------------------------------

初診日:平成5年1月10日   障害認定日:平成6年7月10日

診断書には、障害認定日(平成6年7月10日)より3カ月以内のカルテが必要です。

そうすると、平成6年10月10日までのカルテが必要ということになります。

それでは、下記の場合はどうなるのでしょうか。

1 平成6年10月13日現在のカルテしかないAさん。
2 平成6年10月25日現在のカルテしかないBさん。

一般的には、どちらも大丈夫そうですが、念のため年金機構に問合せしました(2件とも実際のケースです)。

1 Aさんは、問題なく10月13日現症の診断書でも審査する、とのこと。
 
2 Bさんは、診断書のその他欄に「平成6年10月25日前のカルテはないこと、傷病上短期間で大きく変化しないこと」などを医師に記載してもらえば審査する、とのこと。

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1週間以内のズレであれば、何もしなくても審査する。

1カ月以内のズレであれば、一筆添えれば審査する。

1カ月以上のズレがあった場合は、「認定日の診断書」と認められず、遡及請求できない可能性が大きくなります

どこかで一線を引かなければ、審査できないことは理解できます。

でも、本人の責任でないカルテの破棄により、わずかな違いで審査の対象にならない、というのは理不尽です。

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障害者雇用~精神障害者の雇用 その2

2012-06-18 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害者雇用~精神障害者の雇用 その2

精神障害者の雇用義務」が企業に求められる時、企業はどんな印象を受けますか?

「精神障害者」という単語を文字通り受け止めると、「とんでもない!納付金を納めた方がいい」との判断を企業トップがするのではないか、と懸念します。

私は障害年金の代理請求を行っており、多くの精神疾患の方からご連絡をいただきます。

そして、重症の方はご家族が、中程度の方はご本人が契約します。

一般の方と変わりなく、業務を進めることができます。

彼らは、精神福祉手帳を持っているので「精神障害者」という分類に入ります。

彼らと接して、現在の傷病が良くなったら、社会復帰も充分可能と感じることが多々あります。

再雇用の機会があれば、更に症状も良くなることでしょう。

一般の会社員と変わりません。違いがあるとすれば、脳の病気のため疲れやすい、という部分です。

雇用する会社は、短時間労働にする、などの配慮を行えば、充分戦力として期待できる方もいます。

「精神障害者の雇用義務」は、重度で働けない精神疾患の方を雇用しなさい、という義務ではありません。

通常の社員と同じように、働く意欲があり、戦力となる方を採用すればいいのではないでしょうか

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障害者雇用~精神障害者の雇用

2012-06-15 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害者雇用~精神障害者の雇用

昨日の朝日新聞一面に「精神障害者の雇用義務化へ」の記事が掲載されていました。

厚生労働省の正式な報道発表ではありませんが、精神障害者の雇用は他の障害(身体と知的)より大きく後れをとっている現状で、法律改正があるのかもしれません。

障害者の雇用の促進等に関する法律では、第37条に「身体障害者または知的障害者の雇用義務」を定めています。

条文上、精神障害者の雇用義務は入っていません

が、現在、精神障害者を雇用している場合は、雇用率をカウントする場合の対象になっています。

法律上でも、「身体障害者または知的障害者または精神障害者の雇用義務」を定めて、うつ病などで退職した方の復職を促す目的です。

障害者雇用の成功企業を訪問して話を伺う度に、「こんな会社で働きたい」と感じます。

それは、会社が従業員を自分の家族のように大切に扱っているような会社です。

反対に、パワハラやいじめがあって、精神障害者を排出しているような環境の会社であるなら、

精神障害者も含めた障害者雇用を成功させるのは難しいと感じます。

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障害年金~お問い合わせ

2012-06-14 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~お問い合わせ

障害年金のお問い合わせは、メールかお電話で受け付けています。

お電話によるお問い合わせが全体の7割、メールが3割程度です。

お電話の場合、日中は出掛けていることため、ほとんどが携帯電話に転送になります。

携帯電話で転送になっても、電車での移動・面談者との打ち合わせ・病院での診断書取得・年金事務所での業務、障害者雇用での企業訪問や打ち合わせ等のため、出られないことが多いため、折り返し連絡するようにしています

そのため、一方的な営業の電話(多いのはSEO対策やHP製作、ネット広告)はお断りしています。

また、名乗らないで質問だけして切ってしまうお問い合わせは、年金事務所へ問合せしていただきたく思います。

メールでのお問い合わせには、24時間以内には返信するようにしています。

セキュリティがかかっていて、フリーメール(特にGMAIL)には届かないことがあるようです。

せめて「届きました」とお知らせいただけると安心します。

また、メールでお問い合わせしたのに、24時間たっても返信ない場合、再度ご連絡いただけると幸いです。

「返信が届いていない」ことが発見できます。

ご迷惑お掛けしますが、どうぞよろしくお願いします。

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障害年金~現代型うつ病 その3

2012-06-13 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~現代型うつ病 その3

現代型うつ病が増加している背景に、日本におけるゆとり教育叱られた経験がない、などが挙げられています。

それでは、欧米など海外では「現代型うつ病」はあるのだろうか?という素朴な疑問がわきました。

その前に、従来型のうつ病には、「勤勉・真面目・融通が利かない・自分を責める」などの性格上の特徴があります。

私が20年間、外資系会社で接してきた欧米人には、このような性格の方はいなかったような。。。

とすると、欧米人にも日本の従来型うつ病はあるのだろうか?という疑問もわきました。

(横道に逸れますが、「過労死」に至るような働き方をする欧米人&アジア人には、会ったことがありません。)


この2つの疑問も、野村総一郎先生の講義を聴いて納得しました。

日本ではうつ病の定義が狭義だったが、国際診断基準、特にアメリカ精神医学会DSM-IVIによるうつ病の診断方法の採用により、うつ病診断の範囲が広がった。

欧米では、日本のように社会現象にはなっていないけれど、

「仕事の時だけうつ状態、友人との飲み会やスポーツはできる」タイプも存在し、従来の真面目型タイプも存在し、

うつ病の診断は従来よりなされている、ということです。

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障害年金~現代型うつ病 その2

2012-06-12 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~現代型うつ病 その2

昨年夏頃より精神科医による複数の「現代型うつ病」の講義を受けているのですが、

その解釈や分析はまだ研究段階で、それぞれの精神科医により異なっているようです。

野村総一郎先生の分析では、「現代型うつ病」を下記にあてはめています。


1 気分変調症憂うつが1日中、2年以上続く。慢性うつ病

2 非定型:楽しいことがあると うつ状態が一時的に良くなる。キレやすい。

3 双極II型軽い躁状態があるうつ病。うつは重く治りにくい。


1~3全ての共通することは、うつの症状はあるのですが、抗うつ薬は効きづらく、慢性化しやすいこと。

「熟すのを待つ」ような気持ちで治療しているとのことです。


今まで聴いた中では、「現代型うつ病も精神疾患である」ことが一番腑に落ちた内容でした。

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【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
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障害年金~現代型うつ病

2012-06-11 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~現代型うつ病

マスコミでも取り上げられている「現代型うつ病」ですが、傷病手当金と障害年金はどのように対応したらいいのでしょうか。

「現代型うつ病」「新型うつ病」など呼称は様々ですが、精神科医が「うつ病」と診断したものであれば、障害年金の対象になります。

ただ、障害年金の診断書(精神の障害)の裏面に「日常生活能力」をチェックする欄がありますが、これらの項目は従来のメランコリー型に適した内容です。

従来のメランコリー型うつ病は、日常生活上、食事(支度も含めて)ができない、外出ができないなど生活全般にうつ病による支障が現れます。

よく言われているように、「仕事の時だけうつ状態、友人との飲み会参加や休職中にスポーツもできる」型のうつ病だとすると、

「日常生活の支障の程度」が障害年金の等級に該当するのかどうか疑問です。

「現代型うつ病」と言っても、それぞれ症状が違い、不眠や食欲不振・抑うつ気分が長く続くなどのうつ病の症状が色濃く表れて、

労働や生活に支障がある場合は当然のことながら障害年金の等級に該当します。

また、休職中には(手続きを行うことにより)傷病手当金も支給されます。

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障害年金~PC作成の提出書類

2012-06-06 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~PC作成の提出書類

障害年金の主な提出書類は、診断書、病歴・就労状況等申立書、受診状況等証明書ですが、

いずれの様式もPCで作成したもので提出しても大丈夫です。

ただし、原本の様式と同じ項目・レイアウトで作成します。

印刷時の大きさは、A4で揃えても問題ありません。

特に、「病歴・就労状況等申立書」は、手書きで記入すると時間もかかり非常に苦労します。

ご自分で様式を作成するのも時間がかかりますが、どちらか楽な方法で作成したらいかがでしょうか。


また、診断書は、判読不可能な文字が書かれていることもあります。

医師によっては、診断書様式がPCに入っている方もいらっしゃいます。

提出する時は、両面に印刷し、裏面に直筆で氏名を書くか、押印します。

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障害年金~初診日確認アンケート

2012-06-05 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~初診日確認アンケート

「初診日がいつか」は重要なのですが、多くの方は「病名がわかった日」「現在の病院に初めて行った日」など、

自分の思い込み等で初診日を設定してしまうことがあります。

そのため、傷病によって「発病日・初診日を確認するためのアンケート」の提出が求められます。

傷病により様式も質問内容も異なります。現在は、下記のアンケート様式があります。

先天性の傷病

<先天性障害(綱膜色素変性症など):眼用> 学校の健康診断の指摘・中学卒業後からの経過など
<先天性障害:耳用> 学校の健康診断の指摘・中学卒業後からの経過など
<先天性股関節疾患用> 体育実技での見学の有無、0歳~20歳までの治療の経過など

生活習慣病

<糖尿病用> 健康診断等の検査日と指摘の有無など
<腎臓・膀胱の病気用> 同上
<肝臓の病気用> 同上
<心臓の病気用> 同上
<肺の病気用> 同上

上記書類は、裁定書類提出時に、診断書や病歴(就労)状況申立書などの必要書類と一緒に提出します。

アンケートという柔らかい表現ですが、提出時は内容をしっかり確認して、診断書や病歴(就労)状況申立書に記載されている内容と整合性がとれていないと後に照会が入ることがあります。

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障害年金~健康診断の結果は保存しておく

2012-06-04 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~健康診断の結果は保存しておく

糖尿病や腎不全・肝疾患などの慢性疾患の場合、健康診断で異常を発見されて、再検査を行い治療を開始、数年後に障害等級に該当する症状になることがあります。

それから更に、数十年後に障害年金の存在を知り、申請の準備を行うと、

初診日は、「健康診断で異常を発見され、療養に関する指示を受けた日」となり、

病院にも健保組合にも会社にも、健康診断の結果が保存されておらず

初診日が確定できない事態になることが多々あります。

元々は、厚生労働省がカルテの保存期間を5年としておきながら、

障害年金では数十年前のカルテがないと認定しない、としていることに不合理が生じている
のですが、

自分でできる自衛手段として、「健康診断の結果は自宅で保存しておく」ことをお薦めします。

以前勤めていた外資系(イギリス)の会社で、リスク管理の仕事をしていました。

外資系特有の「文書管理」というものがあり、メディカルレコードは50年保管となっていました。

ここのところ、昭和晩年~平成にかけて初診日がくる方の相談が多く、初診日確定に苦労しています。

やはりメディカルレコードは50年保管がグローバルスタンダードなんだ、と痛感しています。

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障害年金 精神疾患と労災

2012-06-01 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~精神疾患と労災

昨日は、労働政策フォーラム「職場のいじめ・嫌がらせ、パワハラ」に参加しました。

厚労省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」メンバーが3名も出席しており、提言の説明や大企業での対策の発表がありました。

都道府県労働局に寄せられる「いじめ・嫌がらせ」に関する相談は、年々増加の一途を辿り、精神疾患が増加しています。

障害年金の請求のご支援をしている中でも、労災に該当すると思われるものは、本人のご希望により、労災の請求をお薦めします

ご存知の方も多いと思いますが、労災でも昨年12月に精神疾患での認定基準を改めました

認定基準がわかりやすくなりましたので、精神疾患での労災申請はハードルが低くなりましたね。

早速、今年1月から精神疾患での労災申請は急増しています。

一方、企業ではメンタルヘルス対策・いじめやパワハラ対策を行うことが喫緊の課題であり、訴訟リスクも発生します。

私たち社労士は、どちらの立場でも問題を解決することが多くなっています。

<ご参考>

労災の精神障害 認定基準 はこちら

職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議の資料はこちら

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【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

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See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
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