こんにちは。社労士の吉野です。
今日は、昨日の職場でのメンタルヘルス対策に続いて、自分で行うケアのことです。
メンタル不調者の増加と対策は、職場での対応が重要であり喫緊の課題です。
早期に発見して、早め早めの対策がKeyなのですが、実際は何もしないで様子を見るという対策(?)を
とる事業所が多いようです。
同じように、個人で不調を感じているのに、何もしないで結果的に悪化してしまうことも多いと思います。
私も思い返すと、いつも体調が悪く、風邪もひきやすく治りづらく、のどにつかえるような感じはありました。
長い会社員生活でとても疲れていたのです。
多かれ少なかれ、社会にでて働くとストレスはかかりますよね。
ストレスを蓄積しないためにどうすればいいのでしょうか?
1 身体を動かす
その日のストレスはその日に解消できれば理想的。
仕事の後に運動して、疲れてぐっすり寝る。
これができれば、睡眠トラブルは防ぐことができそうですが、なかなか運動する時間もとれなかったり。
ジムに行く時間もなければ、帰宅時にゆっくり回り道などしながら歩いてリセットしてみたら?
私は疲れてイライラしてきたら、ヨガのクラスに行きます。
90分ですが、心も体のゆがみもリセットできます。
最近は男性の参加者も増えてきました。
仕事中にも、腕や身体を伸ばしてほぐすなど、軽いストレッチをすると多少は気分も変わりますね。
2 緊張状態では小休止
私は仕事で追いつめられると、ビルの外に出て、回りを歩いたりベンチに座ったりして、気分を変えていました。
そんなことして、さぼっているの?と思われるかもしれませんが、10分くらいだったら大丈夫。
10分くらいだったら、タバコ吸ったり、コンビニ行ったり、トイレ行ったりの時間です。
緊張状態をほぐして小休止することは大事なことです。
人間関係がうまくいかなかったり、職場にストレスをまき散らす人がいることもあります。
そんな時には、その場を、許される範囲で離れる。
昼休みは自由に使える時間なので、外出して気分を変える絶好の機会です。
3 親しい人と話す
不安やストレスの原因となっていることを、状況をわかってくれる人と話すとかなり解消しませんか。
そんな話をしなくても、楽しい話や面白い話、映画やドラマの話などで話していると、
仕事上のストレスについて考えていない自分に気がつきます。
ただし、同僚と愚痴っていても、ますます不快感が増すばかりで、あまり効果はないように思います。
なるべくなら、仕事に関係のない同級生や趣味仲間などと話すことをお薦めします。
4 よく寝つけるために
私は、仕事から帰って寝る前は、深夜のお笑い番組をよく見ます。
これと言って笑える番組がない時は、DVDを借りて見ます。
お笑いか、アメリカのドラマ(シリアスでなく笑えるもの。古いけれど「フレンズ」は最適です)。
寝る前は、笑って楽しい気分になると、よく寝つけるように感じます。
一番いけないのは、仕事の失敗をクヨクヨ考えながら心配な気分で寝ること。
5 心配しすぎない
将来を不安に思ったり、心配することは、普通にありますよね。
でも過度にそう思うようであれば、意識して将来の不安を考えないようにすることです。
将来が不安だからxxxしよう、と前向きに考えられるのならいいのですが、
ただ不安、不安、心配、心配ならば、考えないほうがずっとましです。
不安に思っても、思わなくても、結果が同じなら、不安や心配に思わないほうが、こころの健康にはいいはずです。
こころの中で、同じことを考えて、それが不安や心配の種になるなら、努力してそのことは考えないようにするか、
違う方向から考えてみるとか、できないなら、やっぱり考えないようにするとか。
気分転換も大事だと思います。
------------------------------------------------------------------------------------
眠れない、食べれない状態が2週間以上続いたら、クリニックへ行ってみてください。
専門家に相談すると、解消できることはたくさんあります。
-------------------------------------------------------------------------------------
私は外資系企業で20年勤めていました。外国人(オーストラリア、アメリカ、インド、中国、イギリス)と
一緒に働いていると、それがスタンダードとなっていました。
そして、社労士となり、日本企業を見ると驚くことが多いです。
過労死、過労自殺などは、私の今までの感覚では考えられません。
判例を読んでも、どうしてそこまで(死ぬまで)働くのか、その大事な部分が理解できないのです。
日本人の働き方は美徳と思います。日本人になら安心して仕事をまかせられる、というのは世界共通の印象です。
でも、優先順位が当然のこととして会社や仕事であるべき、という常識には違和感を感じます。
長時間労働で身体もこころも疲れていたら、仕事を中断して、それが回りの迷惑になったとしても、
思い切って休むべきではないでしょうか。
責任感とは、仕事だけでなく、自分の身体とこころに対しても、持つべきと思いますが。。。
もちろん、社員の不調を認めていながら、働かせ続けた会社の管理責任が問われるのは当然のことですが。。。
See you tomorrow!
chika yoshino
今日は、昨日の職場でのメンタルヘルス対策に続いて、自分で行うケアのことです。
メンタル不調者の増加と対策は、職場での対応が重要であり喫緊の課題です。
早期に発見して、早め早めの対策がKeyなのですが、実際は何もしないで様子を見るという対策(?)を
とる事業所が多いようです。
同じように、個人で不調を感じているのに、何もしないで結果的に悪化してしまうことも多いと思います。
私も思い返すと、いつも体調が悪く、風邪もひきやすく治りづらく、のどにつかえるような感じはありました。
長い会社員生活でとても疲れていたのです。
多かれ少なかれ、社会にでて働くとストレスはかかりますよね。
ストレスを蓄積しないためにどうすればいいのでしょうか?
1 身体を動かす
その日のストレスはその日に解消できれば理想的。
仕事の後に運動して、疲れてぐっすり寝る。
これができれば、睡眠トラブルは防ぐことができそうですが、なかなか運動する時間もとれなかったり。
ジムに行く時間もなければ、帰宅時にゆっくり回り道などしながら歩いてリセットしてみたら?
私は疲れてイライラしてきたら、ヨガのクラスに行きます。
90分ですが、心も体のゆがみもリセットできます。
最近は男性の参加者も増えてきました。
仕事中にも、腕や身体を伸ばしてほぐすなど、軽いストレッチをすると多少は気分も変わりますね。
2 緊張状態では小休止
私は仕事で追いつめられると、ビルの外に出て、回りを歩いたりベンチに座ったりして、気分を変えていました。
そんなことして、さぼっているの?と思われるかもしれませんが、10分くらいだったら大丈夫。
10分くらいだったら、タバコ吸ったり、コンビニ行ったり、トイレ行ったりの時間です。
緊張状態をほぐして小休止することは大事なことです。
人間関係がうまくいかなかったり、職場にストレスをまき散らす人がいることもあります。
そんな時には、その場を、許される範囲で離れる。
昼休みは自由に使える時間なので、外出して気分を変える絶好の機会です。
3 親しい人と話す
不安やストレスの原因となっていることを、状況をわかってくれる人と話すとかなり解消しませんか。
そんな話をしなくても、楽しい話や面白い話、映画やドラマの話などで話していると、
仕事上のストレスについて考えていない自分に気がつきます。
ただし、同僚と愚痴っていても、ますます不快感が増すばかりで、あまり効果はないように思います。
なるべくなら、仕事に関係のない同級生や趣味仲間などと話すことをお薦めします。
4 よく寝つけるために
私は、仕事から帰って寝る前は、深夜のお笑い番組をよく見ます。
これと言って笑える番組がない時は、DVDを借りて見ます。
お笑いか、アメリカのドラマ(シリアスでなく笑えるもの。古いけれど「フレンズ」は最適です)。
寝る前は、笑って楽しい気分になると、よく寝つけるように感じます。
一番いけないのは、仕事の失敗をクヨクヨ考えながら心配な気分で寝ること。
5 心配しすぎない
将来を不安に思ったり、心配することは、普通にありますよね。
でも過度にそう思うようであれば、意識して将来の不安を考えないようにすることです。
将来が不安だからxxxしよう、と前向きに考えられるのならいいのですが、
ただ不安、不安、心配、心配ならば、考えないほうがずっとましです。
不安に思っても、思わなくても、結果が同じなら、不安や心配に思わないほうが、こころの健康にはいいはずです。
こころの中で、同じことを考えて、それが不安や心配の種になるなら、努力してそのことは考えないようにするか、
違う方向から考えてみるとか、できないなら、やっぱり考えないようにするとか。
気分転換も大事だと思います。
------------------------------------------------------------------------------------
眠れない、食べれない状態が2週間以上続いたら、クリニックへ行ってみてください。
専門家に相談すると、解消できることはたくさんあります。
-------------------------------------------------------------------------------------
私は外資系企業で20年勤めていました。外国人(オーストラリア、アメリカ、インド、中国、イギリス)と
一緒に働いていると、それがスタンダードとなっていました。
そして、社労士となり、日本企業を見ると驚くことが多いです。
過労死、過労自殺などは、私の今までの感覚では考えられません。
判例を読んでも、どうしてそこまで(死ぬまで)働くのか、その大事な部分が理解できないのです。
日本人の働き方は美徳と思います。日本人になら安心して仕事をまかせられる、というのは世界共通の印象です。
でも、優先順位が当然のこととして会社や仕事であるべき、という常識には違和感を感じます。
長時間労働で身体もこころも疲れていたら、仕事を中断して、それが回りの迷惑になったとしても、
思い切って休むべきではないでしょうか。
責任感とは、仕事だけでなく、自分の身体とこころに対しても、持つべきと思いますが。。。
もちろん、社員の不調を認めていながら、働かせ続けた会社の管理責任が問われるのは当然のことですが。。。
See you tomorrow!
chika yoshino