ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

ネズミさんのこと (1)

2020-07-29 18:47:00 | 日記
今から20年前のこと
この家に家族4人と犬1匹で引っ越してきて
10日くらい経った頃のことです。

土間のかまどの上に、転がして置いたジャガイモに
小さな2本の筋がついているのを見つけました。

それは
5ミリくらいの2本の筋で
私はネズミを見たことはありませんでしたが、
きっとネズミがかじったのだろうと
思いました。

その小さな歯跡はまるで
ハートのような形でした。

ネズミは
私たちと同じ哺乳類です。
もっとも小さな哺乳類かもしれません。

その小さな歯跡が本当に可愛く愛おしく
私はネズミさんを大切にしようと決めました。

ネズミにさん付けをするのは
父からの教えです。
父は、私が若い頃、なくなりましたが、
とても化学的、数学的な人で
父の手帳には
私には
わからない記号がびっしり書いてありました。
そんな父が
「ネズミは人間の言葉がわかるから、ネズミさんと呼ぶこと」
と言ったのです。

この言葉を引き継いて
我が家では
ネズミさんと呼んでいます。

ネズミさんは越してきたばかりの私たちに、歯跡のメッセージを送り
私が、それを受け取ったことがわかったのだと思います。

ネズミさんは
言葉だけではなく
きっと
人間の心もわかるのだと思います。


そのかわいい歯跡はきっかけに
ネズミさんとの同居生活がはじまりました。




ひそかな夢

2020-07-29 16:46:00 | 
夢は叶う、ということは
あると思います。

20代の時から
山に住むことに憧れて
古い家に住みたいと思っていました。

山も、木も
川も、海もないところで育ったので
自然に憧れたのだと思います。

その夢は
数十年後に叶い、
今、こうして
山の中の
古い家に住んでいます。

そして
今、
本当にひそかに
海のすぐそばに住みたいと
想いがあります。

そうしたら
毎日
海を眺めることができます。

毎日、海を散歩することができます。

ボードもカヤックも
すぐできます。

海を日常にしたいなぁと思います。

でも
この200年の家は
私の生きる基準のような存在です。


海のそばに住みたいと言う夢は
まだ本当にひそかな夢です。







音楽のこと

2020-07-28 17:57:00 | 音楽
友部正人「どうして旅に出なかったんだ」

このLPの中に
「びっこのポーの最後」と言う曲がありました。

その曲は
意味はよく分からないけれど
とてもとても
好きで
本当によく聴きました。

昨日
動画サイトで
その曲を見つけたので
とても
うれしかったです。





梅のこと

2020-07-28 17:47:00 | 日記
ここに住むようになって
20年間
毎年
梅の仕事をしてきました。

梅ジュース
梅酒
梅干し

でも
今年は
梅がなりませんでした。

梅の木は3本ありますが
どの木にも
ならなかったのです。

きちんと
枝の剪定をしていないからなのか、、
回りの木が生い茂り
陽が当たらなくなったからなのか、、

梅の木を見るたびに
剪定しなくては、、
と思いますが
失敗してはいけない、、と思うと
なかなか手が出ずにいます。

来年は
梅がなりますように
剪定したいです。


リカちゃんの活躍

2020-07-28 14:41:00 | 
実家には
私と妹が遊んだリカちゃん人形があります。
妹がリカちゃんで
私はタミーちゃんでした。

赤いビニールでできたリカちゃんハウスもあります。

それらで
娘と
甥と姪が
よく遊びました。

彼らも皆成人し
今、
私の孫が
リカちゃんで
遊ぶようになりました。

先日、
私が
実家に帰った時、
他県に住む孫から
テレビ電話があり
「リカちゃん、連れてきて」と私に言いました。

私は
「今、リカちゃんはお出掛けしてお留守なの」と答えました。

実は、
私はリカちゃんに
カヤックのロールの練習を
手伝ってもらっていたのです。

リカちゃんを
厚紙で作った簡単なカヤックに乗せて
セロテープで留め、
リカちゃんの両手には
パドルに見立てた歯ブラシを
持たせて。

けれど
孫が
何度も
「リカちゃんに会いたい」と言うので
私は
カヤックに乗った
リカちゃんを連れてきました。

歯ブラシを持って
お船に乗った
リカちゃんに
孫は特別な反応はありませんでしたが、

そばで見ていた娘は
「何やってるんだろう、、」と思ったと思います、、

私は
リカちゃんのおかげで
少し
ロールの動きがわかりました。

それにしても
半世紀近く前のリカちゃん人形は
腰もちゃんと
動くようになっていて
ロールの練習に
活躍してくれました。