現在年間30キロリットルでしかないバイオエタノールの生産量を、2030年までに年間600万キロリットルまで引き上げるという・・・本当に自国のエネルギー政策について、誰が真剣に考えているのだろうか、時々不安になってくる。農水省と経済産業省とでは少しモノの言い方が違うし、技術の開発や制度の整備もまだまだ見えない部分が多い。業界としてもどちらに軸足をおけば良いのかまだまだ不安な要素はたくさんあるようだが、環境側面や資源の活用面等に関してはもう棚上げは許されない状況を迎えていることは自明の理。
化石燃料からの転換は、その両面で効果をもたらすが、自国にとっての20年後、更には50年後、100年後・・・どうなのか。バイオエタノールも大切だが、水素燃料を活用する方法や水素を貯蓄する手段をトータル的に俯瞰した中での政策を持つ必要があるのでは・・・。
化石燃料からの転換は、その両面で効果をもたらすが、自国にとっての20年後、更には50年後、100年後・・・どうなのか。バイオエタノールも大切だが、水素燃料を活用する方法や水素を貯蓄する手段をトータル的に俯瞰した中での政策を持つ必要があるのでは・・・。