福岡伸一著の「生命の逆襲(朝日新聞出版)」の中に「単細胞生物は死なない」というか「・・・には死がない」と書かれている。
どういうことかというと、多細胞生物の場合は明らかに個体の誕生から死まで(死体の細胞は自己崩壊していく)を一区切りでみることができるが、単細胞生物の場合、細胞分裂から娘細胞が次に分裂を行うまでの期間(時間)を生きていると仮定すると、大腸菌で20分、一生が20分ということになる、しかし彼が話そうとしていることはそういう時間の問題ではなく、細胞分裂してそのまま染色体が同じ形で生き続けていることを考えると「死がない」ということになるのではないだろうか、ということなのだ。ずっと生き続ける人生、それもまたなんとも不思議。
どういうことかというと、多細胞生物の場合は明らかに個体の誕生から死まで(死体の細胞は自己崩壊していく)を一区切りでみることができるが、単細胞生物の場合、細胞分裂から娘細胞が次に分裂を行うまでの期間(時間)を生きていると仮定すると、大腸菌で20分、一生が20分ということになる、しかし彼が話そうとしていることはそういう時間の問題ではなく、細胞分裂してそのまま染色体が同じ形で生き続けていることを考えると「死がない」ということになるのではないだろうか、ということなのだ。ずっと生き続ける人生、それもまたなんとも不思議。