水稲や野菜づくりにおいて土づくりが大切なことは、僕たちの農業にとって自明の理だが、なんと牛を育てるのも土だというフランスの博士がいたという。名をボアサンといい、彼の理論を更に研究し、理論として確立したのがアメリカのオールブリック博士で、彼はミズーリ大学の土壌学の教授に飽き足らず、ブルックサイド協会の理事も務め、多くの土のコンサルタントを指導した。彼等は土壌改良のためのミネラルバランスの重要性にいち早く注目し、PHを上げるために、つまり酸性土壌の改善のためにカルシウムを使うという考えに警鐘を鳴らし、「PHが低いということはカルシウム不足を意味し、PHが適切な値でもカルシウム過剰、マグネシウム不足では作物は健康に育たない。ミネラルのバランスをとることによって、土壌の生態構造―団粒性を改善し、土壌生物が十分に活躍できる状態にすることが重要である。」ということを力説したという。つまり、多くのミネラルがバランスよく表土に存在することが、牛が喜んで食べる草地をつくるための基本であり、それらによって初めて健康な牛は育つという。 なーるほど!!
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