百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

赤かぶ

2009-11-13 20:48:25 | 季節
そろそろ冬の到来!
この季節になると寒風にわざとさらすために赤かぶ達がこんな感じに湖岸に並ぶ。
こうすると実が締まり、甘みが増す。但し、さらす期間の長さがなかなか難しい。さらし過ぎると硬くなり、さらす期間が短いと味がのらず、腐りやすくなる。
なんとも伝統のなせる業!!

牛が拓く牧場

2009-11-12 21:02:25 | 環境
今日は久しぶりにテクテク歩く(はめになっただけのことなのですが)。
見上げると秋、真っ最中!!
昨日、久し振りに逢った友人に薦められた本!!
「いのちの輝き感じるかい(著:斎藤晶)」
あの旭川の牛飼いのおやじさんのつぶやき(哲学!?)がシンプルに綴られている。
最も印象に残ったフレーズは『一番大切なのが、いのちで生きることなのです。』
やっぱり、そういうことなのですねッ。

サテイシュ・クマールさんの講演会

2009-11-11 23:50:11 | 循環
サテイシュの講演会は、みなさんのお陰様でなんともエネルギッシュで、なんともあたかかく、なんともほのぼのと自然に迎えることができ、そして終えることが出来ました!! ありがとうございました。
サテイシュは貨幣や技術を決して否定しているのではなく、それらに振り回されている人類に危惧を覚えているのであり、我々はみんなが巡礼者になれると説きます。
地球上に降り注ぐありあまる太陽の光に満足せず石炭や石油を掘り尽くそうとする人類の傲慢さ、大企業といえども植物の種の持つ再生するメカニズムの神秘性を決してもちえない無力さ、地球温暖化にみられる環境問題の本質的な課題(個々に持つ欲望)等々を真摯に受け止め、今まさに、私達ひとり一人から何かを感じ始めてみよう、変革はまずは個々から、誰もがガンジーやキング牧師になれるといいます。そのためにはまずは自らが自らの殻を破ること、そして自らが歩みだすことだが大切、そしてそのアプローチの方法は個々の思いのまま、決しヒナ型がある訳ではない、そして、また決して結果が大切なのではなく、そのプロセスが重要なのだと彼はやさしくそして力強く説きます。
眼から鱗が落ちるように、ごく普通のことをごく普通に考えてみると政治家や企業経営者、官僚や弁護士が世の中を決定するのではなく、世の中はみんなが、一人ひとりがどう関与するかによって変わってくるのです。どういう意思を持ち、どう歩みだすか、そういうことが大事なのだと考えてみると、霧がはれ、心の中に妙にすーっと道がみえてくるのです。
本当に良い機会を与えていただいた皆様に感謝
サティシュ・クマールさんに感謝
このご縁に深く感謝
合掌

生け花?!

2009-11-10 19:51:49 | 季節
ハーブ中心の植物で生けてみました。
セージとペパーミント、アップルミント、何故かワレモッコウの取り合わせです。
花瓶は、5年前に切った竹を使用しています。
竹って凄い!!
5年経っても、水一滴も漏らしませぬ。

蜜蜂

2009-11-09 19:00:21 | 環境
「蜂は花から花へと飛び回り、そこかしこで少しずつ花の蜜を取るだけで、花を痛めたりしないわ。なんて優しくて控え目なのでしょう。『蜜蜂がやって来て蜜を盗んでいった』なんて花が文句をいったことはないわ。まるで蜂は花なしには自分が存在できないことを知っていて、花は蜂なしには存在できないことを知っているみたいね。それに比べて人間はどうなの。・・・」(「君あり、故に我あり」サティシュ・クマール著)

枇杷の苗

2009-11-08 19:43:34 | 農業
枇杷の種を集めて今年も苗づくりに励んだのですが、またも失敗!
なかなか上手く発芽してくれません。
よく考えてみると、枇杷の木の周辺にはたくさんの鳥達の食べ残した枇杷の実や種があったはず・・・うまくすると“ひとり生え”の枇杷の苗に・・・
そう思いあたりを見渡すと、枇杷の木の根元にたくさんの可愛い苗が!!
自然とは偉大なもので、自らが適した環境の中でしっかり自生することが出来る。
決して自己に脚があるわけではなく、決して何かが話せるわけでは(プラントトーク・・・植物間での情報交換・・・はされているという説はあるが)ありません。そんな中でも、しっかり大自然に育まれて生きている。
今年は、この苗を植え替え、少し育ててみることにします。

立冬

2009-11-07 21:25:17 | 季節
今日は穏やかな秋の日だった。
近所にある柚子が日々色づいてきた。
柚子は種から育てて実が出来るまで16年かかるという、その成長の遅さから「(桃・栗3年、柿8年、・・・)ユズの大馬鹿16年」とも呼ばれているという。
ひとことで16年というが、子どもならオギゃーと生まれて高校一年生・・・なんとも現代社会のスピードとは異なる時代を生きている気がする。
しかし太古の歴史の中から長い年月をかけてしっかり個性豊かなDNAを引き継ぎ生き続けている姿をみると、逆に現代社会に生きる我々の時間の感覚のほうが誤っているのではないかとふと気づく。

プルサーマルの起動

2009-11-06 19:36:03 | 環境
昨日、国内初のプルサーマルが佐賀で起動した。様々な案件を抱えながら新しい政府が始動して一ヶ月、何ともいえない事件や事故が日々流れるように報道される中、私達は見逃してはいけないものを見逃し、どうでもいいことに心奪われているのではないかとふと思ったりする。環境の視点で原子力はいまや無視できない存在になっているが、温暖化(二酸化炭素の排出量)のみにあまり心奪われると、100年先の私達の未来、地球の未来が見えなくなってしまうのではないか。化石燃料はいろいろな点で人類に貢献してくれたが、人類は好き勝手にそれらを使用することで、地球に負荷をかけ過ぎてきた 。プルサーマルはまだ様々な問題が解決された訳ではない、それでも導入する、これは今(現在)さえよければ良いというあまりにも身勝手な人類の論理であり、化石燃料を使い始めた頃の人類よりも劣る論理の展開ではないかと思うのは私だけだろうか。便利だから、我慢が嫌だから、楽しい、・・・そんな我儘はもうそろそろ自粛しないと、地球もいつまでも大人しくはしていられない、そんな気がする。

New York Yankees

2009-11-05 23:37:18 | 季節
ニューヨーク・ヤンキースが9年振り27度目のワールドシリーズ制覇を達成!!
松井秀喜はその中心的な役割を果たし、なんと日本人初のMVPに輝く!!
なんとも素晴らしいことだ!!
幾多の試練を乗り越え、常に言葉少なく、決して驕ることなく、結果を出す。
思考を導く“信念”、その行動を勇気づける“情熱”、そしてその継続を支える“忍耐”。
全てが繋がって初めて成立する。
日々精進、今の私には、先ずは精進あるのみ!!

秋冬野菜

2009-11-05 21:50:29 | 農業
寒さが増してくると、秋冬野菜の美味しい季節の到来です!!
炊いても、焼いても、生でもOK!!
寒くなればなるほど野菜達は元気になって、美味しさもアップ!!
野菜達は自ら糖度を上げて、凍えるのを避けるといわれています。
詳細はよくわかりませんが、ビタミンC、ビタミンE、βカロチンの濃度の上昇も起こるといわれており、まさに冬の準備をしているのでしょう。