百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

酒樽

2014-03-20 22:41:39 | Weblog
以前は醸造用の樽は、全て杉の木樽を使用していたというが、現在はホーロータンクが主流になっているという。
味を重んじ、菌に安定的に棲んで頂こうと思うとやはり木樽が望ましいと思うのだが、歴史を紐解くと壺や甕が長きに渡り日本の発酵文化を支えてきたようだ。15,16世紀になり、軽くたくさん入れることが杉樽により可能になり、全国各地でそれぞれの環境に応じた発酵が出来るようになり、酒や酢,味噌や醤油の文化の深さが増したと言われている。
現在のホーロー文化も「欲しい菌だけでお酒がつくれるようになった、つまり欲しい菌以外のものを排除出来るようになって初めて醸せるようになったお酒が、吟醸酒」だと酒造業者の話から、これも醸造技術の進化した結果ということか。

土づくり

2014-03-19 18:52:07 | Weblog
土づくりとは、土の・物性・化学性・生物性のバランスをみるということですが、ECやCECはどこでみるのかというと、ECは「Electric Conductivity」といい電気伝導度のことをさし、単純にいうと肥料の土壌中に存在している肥料分の含有傾向値ということになり、CECは「Cation Exchange Capacity」といい塩基置換容量のことをいい、土に持つ保肥力をしめす訳です。
また、土が出来ればそれで良いかというと、それだけではなく、それぞれの植物に応じた肥料も必要になるわけで、その肥料の与え方も栽培ノウハウの基本となります。

枇杷の花

2014-03-19 06:15:32 | Weblog
枇杷の花を集めてみました。
これから何が起こるやら。
花はやはり様々なものが集積されたもので、植物にとっての花は、これから実をつける大切な出発点と言えると思うから。
本日、高知で例年より4日早く、昨年より3日遅い開花宣言がなされた。いよいよ春も本番へ。

官兵衛

2014-03-17 22:12:01 | Weblog
JALやANAでは機体の、私鉄なら車輌のラッピングは見たことはあったが、JRでもこんなに頑張るんだ。
「今だって乱世だ」というサブテーマと共に、223系、213系、キハ47形が大胆にラッピングされていた。

安土城

2014-03-16 21:42:07 | Weblog
信長が建立した安土城は、地下1階地上6階、天主の高さが32メートル、山城ではあるが、それまでにない独創的な意匠で、その後建てられた姫路城や彦根城の原点にあたるともいわれる一方、その細かな城の内容を知る者はいない。というのも、世にその姿を現していたのは信長が光秀に討たれた本能寺の変以降何かの原因で焼失するに至るまでの7年間しかなかったからだ。
当時、安土は交通の要所で、京都にも近く、琵琶湖を用いることで東西に自由自在に往き来することができたという(現代の車社会からは想像出来ないが)。
天主5階と6階部分は、セビリア万博で展示されたものが、現在、安土城天主 信長の館(文芸の郷)で見ることが出来、
安土城考古博物館では『平成26年春季特別展 安土城への道~聖地から城郭へ』期間4月26日~6月15日 で、安土城の役割を知ることが出来るそうだ。

STAP細胞

2014-03-15 22:39:29 | Weblog
捏造疑惑が浮上している。
理由は・不自然な画像・論文のコピペ・他の研究者が論文通り追試しても再現出来ない事実等からきているようだ。
画像の不備は恣意的なら何とも残念な限りだ、またコピペに関しては何とも言い訳は出来ない。
再現性に関しては、大学四回生程度が実験室で行えるレベルを指すようだが、何か大切なファクターが除かれていることが原因なのかも知れない。
厳しい生き馬の目を抜くような学会で、誰よりも早く何よりも重要な内容の研究を行い、エビデンスを残さなければならない。
何とも厳しい社会だが、だからこそ遣り甲斐があり、成果を残せば評価を受ける。
「やめてやると思った日も、泣き明かした夜も数知れないですが、今日一日、明日一日だけ頑張ろうと思ってやっていたら、5年が過ぎていました」
と話した小保方さんの真摯な直向きな姿勢に感動したことを忘れない。

霜注意報

2014-03-14 18:46:40 | Weblog
明日の朝の冷え込みを懸念して『霜注意報』が県下に出された。
以前は3月20日以降に遅霜の警報は出されていたが、最近は温暖化にともない20日以前でも『注意報』が出されるようになった。
播種や定植が早まっていることもあるだろうが、最近寒暖の差が激しく暖かい日が2,3日続くとつい気持ちが焦って播種や定植を急いでしまう。植物にとっては少し遅いくらいの方が良いのでは

価値のあるもの

2014-03-13 23:13:53 | Weblog
価値のあるもの
・・・地球上に存在するものは全て何らかの価値を持っていると考えるが、
・・・その価値を見いださないと、価値がないものとみなされたり、
・・・時代と共に、それらの価値は変動する。
・・・何らかの手間をかけるとその価値が上がったり、
・・・改めて何かが発見されたりするとその価値が変わったりする。

マグロ

2014-03-13 02:50:31 | Weblog
近畿大学の鮪の養殖技術は日本の漁業の将来を変える!といわれているが、限りある資源であるマグロを如何に有効に利用しようかというという試みが全国各地で展開されている。
三重県の尾鷲でも昨年の7月から近海マグロ延縄漁船『良栄丸』が操業を開始、船上で全て鮮度の良い状態でさばかれ、直営の「おわせ魚いちば おとと」にて試食・即売会へ直結したサービスを始めている。
限られた資源を余すことなく感謝の気持ちをもって活用させていただく、何ともありがたいことだ。
今年は更に一歩前進し、マグロのある部位を活用した商品企画に成果を残したい。