素晴らしい遊歩道に出会いました。それは青森県北津軽郡板柳町の街中にあります。遊歩道というと郊外にあるものと思っていましたが、見事に裏切られました。この遊歩道は「せせらぎの道 中央アップルモール」といい南北2.1kmの長さがあり、歩きながら町の歴史や文化、りんご情報を学ぶことができます。また50m位にいろいろなりんごのモニュメントがあり、散策中私たちを楽しませてくれます。
私が行ったのはクラフト小径というイベントを見にいったのですが、展示物よりもこの遊歩道に魅力を感じてしまいました。2.1kmの遊歩道に沿って小川が流れ、そのすぐ横では真っ赤なりんごが鈴なりに見え、またその向こうには遠く霊峰岩木山が見えるという、なんとも贅沢な景色が目に飛び込んできます。
小川を眺めてみると、水面ではミズスマシがスイスイ泳ぎ、水中では野生のメダカがまさにメダカの学校の授業中、そして時々ドジョウが泥んこの中へ入ったり出たりしています。今ではほとんど見ることができない自然の美しさを満喫できます。
見るもの全てが感激の「中央アップルモール」。春夏秋冬を通じて訪れることを心に誓い、家路につきました。