好天の日曜日、「田んぼアート」を見に行ってきました。青森市内から車で約45分走ったところにその現場があります。まずは全体をご覧ください。
展望所のある田舎館村役場(青森県南津軽郡)の入口にはすでに大勢の観光客が並んでいました。待つこと10分。少しばかりの募金をしてエレベータで最上階へ。そこから徒歩で展望所へ向かいます。
ついに田んぼアートとご対面。今年のテーマは「竹取物語」です。眼下、左手には、月の使者に導かれて月へ帰っていくかぐや姫が、右手には悲しんで泣いている翁(おきな)・媼(おうな)の姿がすごい迫力で迫ってきます。
全てが稲で作られたものとは、到底思えない出来栄えにびっくり。7色の稲のみで表現されていることにただただ感心。
今年はかぐや姫の袖口部分等にオレンジ色の稲を、また竹の部分に深緑色の稲をそれぞれ新色として使用しているとのこと。それにしても見事な出来栄えでした。
今年で19回目の田んぼアートですが、ますますその芸術性が高められおり、これからも幾久しく続けていって欲しいものです。
期 間:平成23年5月30日~10月1日 午前9時~午後5時まで
追伸:
田んぼアートは、財団法人地域活性化センター主催の第15回ふるさとイベント大賞において、田んぼアート(稲作体験ツアー)が最高賞の大賞「総務大臣表彰」を受賞しました。