カタクリの群生地があると聴き、早速出かけてきました。その場所は・・・・夏泊半島・大島です。昔は満潮になると渡れなかったのですが、今では立派な渡り橋があり、いつでも大島へ渡れるようになっていました。
島に着くや否や、頂上を目指す急勾配の登り階段が待っていました。(一瞬ガク然!?)
普段自堕落な生活をしている身には、百数十段の階段はまさに地獄の特訓の如し。半分も進まないのに、汗が滴り落ち咽喉はカラカラとなりました。 それでも必死に登っていくと徐々に視界が広がると同時に、可憐で薄紫色のカタクリの花が遊歩道の右にも左にも群生していました。
その素晴らしさは、私には上手い言葉で表すことができません。夢中でカメラのシャッターをパチリパチリと押してしまいました。
次に目指すは、島の先端にある”灯台”。そこは思っているよりも長い距離があり、カタクリ群生地からもうひと山越えるようになります。心を奮い立たせて歩みを進めました。
灯台は小さいけれども真っ白でそれはとても可愛らしいものでした。そして灯台の先(より先端に近いところ)には、弁天宮と書かれた鳥居と祠(ほこら)が鎮座していました。今まで行った数々の灯台ではお目にかかったことがなかったので丁寧に参拝。島の最先端から見た景色はまさに”絶景かな絶景かな!”。今までの苦労(?)もすっかり忘れてしまいました。
約2時間の散策でしたが、とても楽しく健康にも持って来いのひと時を過ごすことができました。帰路で気に入った景色を見つけたので、最後におまけの一枚をご覧ください。
この地は夏にはキャンプで大賑わいとなりますが、陽光の春のひと時は人出もほとんどなく、とても静かで心穏やかな気分に浸ることができました。
全国からさくらの開花便りが聞こえてくる今日この頃。青森県内においては、”日本一”とうわさされている弘前公園(青森県弘前市)の開花は4月23日、満開は4月28日。青森市では開花が4月24日、満開は4月29日との開花予想が出ています。毎年のことですが、青森県内ではゴールデンウィークが”お花見シーズン”と重なり、お目当ての名所はたくさんの人出で賑わいます。
そこで、一足早く合浦(ガッポ)公園(青森市)へ出かけ、さくらの様子を見てきました。
園内の桜の木々を見渡すと、全ての枝々にふっくりした可愛らしいつぼみがチョコンと鎮座していました。
今年初めての訪問でもありゆっくりと園内を散策しましたが、早春ということもありまた風も強く寒かったせいか人出はまばらでしたが、おかげで新たな魅力を発見できました。
ひっそりと佇む園内
ちなみに、合浦公園は国内でも珍しい臨海公園です。”さくらと海”って、とても絵になりますよ。
”お花見”まであと2週間。今年は弘前公園と合浦公園、 それ以外の”お花見”を楽しみたいと思っています。