ともちゃんの湯巡りと日帰り撮影隊の記録

公休日に出かけた先の温泉や風景をアップしてます。

手をのばせばすぐそこに

2005-01-26 21:39:00 | 日記
毎日が平穏無事に、淡々と過ぎていく。
  何かやりたいことがあるわけでもなし、望みがあるわけでもなし。。
  仕事と家庭の往復だけ。
  そういう日が何日続いていたのだろうか。

  ふとしたことがきっかけで手にしたPCが人生を変えたと言っても
  過言ではない。

  なにげなく入っていったインターネットの世界で思いも寄らぬ出会いが
  あり、50を過ぎたのに主人がいるのに恋の世界に迷い込んでしまった。
  顔も名前も知らない人なのに、文字だけの世界でその人の虜になってしまった。
   
  こんなに私と感じることが同じ人がいるなんて思ってもみなかった。
  なんでもっと早く出会わなかったのか、なんて思わない。
  今だから、今でなければ出会うことなどなかった。
  
  私の気持をストレートにぶつけた。何かを期待していたわけではない。
  ただ、自分の気持を抑えるのが嫌だった。
  これから何年、生きるの?これから何があるの?
  
  今まで自分を押し殺して生きてきた訳ではない。でも、どこかで何かを我慢して
  生きてきたのだと思う。そうでなければ今まで生きて来れなかっただろうと。

  恋をしたからといって、家庭を捨てるわけではない、疎かにするわけでもない。
  姿、形が変わるわけでもない。

  でも、気持が違う。

  買い物にいけば今まで気にしなかった洋服に気をとられ、鏡を見ては自分に語り
  かけている。

  逢いたい、逢ってみたい、私の心を奪っていった人に。
  愛されたい、愛してほしいと思った。

  手をのばせばすぐそこに幸せがあり、手をのばせばすぐそこに愛がある。

  平穏無事の毎日が嫌なわけではない。ましては主人を嫌いになったわけでもない。
  なのに、その人に心を奪われてしまった。

  PCの前にいるときは妻としてではなく、母としてでもなく、ひとりの女として座って
  いよう。その時をその時間を大切に生きていこう。

  心が潤っていると自分が愛しくなり、他人をも愛しくなる。
  今までそういう時があっただろうか。

  なにげない出会いが私の人生を変えた。神様に感謝しています。
コメント
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