ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

懲りない人たちの話

2010-01-28 11:20:34 | 独り言
 昨日の生涯大学の午前と午後の2人の講師は、共に我々とあまり年代の違わない方であった。夫々の分野のエキスパートの方の講義内容は遜色のないもので面白く拝聴できた。他のクラスメートの方たちも同様と見えて居眠りに専念する方も少なかったと思う。講義内容は別にして、この2人の講師に共通したのが、近来の禁煙運動に我慢がならない事らしいということだった。

 午前の講師は1時間の講義のあとの休憩時間、一目算に喫煙所に駆け込んでいる。50年来続けてきている喫煙を、この歳になって止められるかいとまで言われる。死ぬまで吸い続けると高言された。

 もう一人の講師の先生、先にNHKが特集した上杉隆氏のがんに対する特集で、米国のがんの権威の話として「人は誰でもがん細胞を抱えている、がん細胞が皆無の方が奇跡である。がんが発病するかしないかの違いだけである」との言葉を紹介して、喫煙の害だけによるものではないと喝破された。さらに喫煙が健康に害をなすなら、政府系のJTのたばこ発売を認可する訳がないとまで言われる。

 一方、生涯大学の講義は今年度はあと一回で終了する。例により最終登校日の午後は校外活動として、懇親会が開かれる。今回の会場はカラオケバーである。班長さん方の会議で決めた様であるが、たまにはカラオケで飲み放題で行こうとなったらしい。女性の方たちはブーイングであるが、男性のクラスメートは大喜びである。

 禁煙の問題については、高齢者になるほど抵抗感が強い。永らく周辺の方や家族にも多大の迷惑を掛けて来たとの思いが欠けていると思う。さらに最近では飲食店の飲み放題は、過度のアルコール害を冗長するとの批判の声が上がっている。いまさら高齢者の方に、どうこうとは言わないでおこうと思うが、見ていて本当に懲りない人たちだなあと思ってしまった。

 こんなことを書いてきて、喫煙に飲酒に批判的な小生も「懲りない人」の一人なのかも知れないと思い苦笑してしまった。






 
コメント (3)
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