パ・リーグ上位が続いて

今年もパ・リーグのソフトバンクＨが、日本シリーズを２年連続で制している。しかしクライマックス戦ではリーグ戦で優勝していた西武Ｌを逆転で破っての日本シリーズ出場だった。一方のセ・リーグの覇者広島Ｃは、ぶっちぎりでリーグ戦ではリーグで優勝、さらにクライマックス戦も、ストレートで制しての、日本シリーズ進出だった。日本シリーズでは先に２勝していたが、続けて４敗するなど圧倒されての敗退だった。交流戦に続いて、パ・側がセ・側を圧倒する結果に終わっている。
ここ数年セ・リーグ６球団は、パ・リーグ球団の後塵を拝する結果が続いている。何が原因だろうかと考えるに、セ・リーグでは広島Ｃの一強体制が続き、残念ながら他の５球団は、５割にも満たない団子状態でリーグ戦を終えている。他方のパ・リーグは、西武Ｌ、ソフトバンクＨ、日本ハムＦの３チームが、しのぎを削る様な闘いをして来た。さらに今年は最下位に終わった楽天Ｅでさえ数年前に、日本一を手にする程の強さを持っていた。セ・リーグファンの多くの皆さんに申し訳がないが、まだまだパ・リーグの優勢が続きそうである。