♪結婚10年目 ふたりぐらし♪にもう一人☆

同い年の夫と結婚10年目。2回の初期流産後、不育症治療開始。オルガラン注射を打ちながら4度目の妊娠中。

とっさの行動

2011年06月24日 | 日々あれこれ

今日の夕方、電車の中で大変な場面に遭遇しまいました。

目的地の駅まで10分ちょっと。

村上春樹を読みながら、目的地に着くのを待つ、ふつ~の乗車タイム。

そこに突然「大丈夫ですかっ」と、瞬時に異常を感じるほどの大きな声。

顔を上げると、さっきまで普通に座っていた若い女性が四肢を突っ張らせ、棒のようにまっすぐに!

口から泡を吹きながら、全身が棒のようになっているので、

座席からすべり落ちるようになり、周りの人が支えながら、

車内の床にとりあえず、横にさせました。

すぐ近くにいた女性の「あかん!誰か!誰か!」の声に、誰かが何かのボタンを押したのか、

電車は急停車。

その間にも、発作が起きている女性の顔はみるみるうちに紫色になっていき、

このまま、死んでしまうのではないか、私は何をしたらよいのか、

でも、何をしていいのかわからず、私も軽いパニック・・・。

 

一時、呼吸も止まっていたようでしたが(隣にいた男性が、呼吸を確認してくれていました)、

少しずつ意識が戻ってきたら、今度は、機械仕掛けのように両手を大きくさすり始めました。

何をしていいのか、何をしてはいけないのかわからないので、

ただ、顔中に広がった唾液をティッシュやウェットティッシュで拭いて、

手を握るだけ。。。

居合わせた女性が、彼女の意識がはっきりしてきたので、

「以前にこういうことはありましたか」と聞いていましたが、初めてだそうです。

 

家に帰って来て、ネットで調べたら、

どうやら、てんかんの発作の症状に似ていました。

部分痙攣をおこしたり、全身をつっぱらせたり、時には呼吸が止まり、

顔が紫色になったり、と。

突然、発作が起こるかわり、自然に意識も戻るそうで、

発作を起こしたからと言って、致命的な事態に陥ることはないのだとか。

本人にも、その間の記憶はあまりないそうです。

周りの方が驚きますね。

 

養護学校の教諭いわく、そういう時はただ待つしかないのだとか。

しいて言えば、誤嚥を防ぐため、顔を横に向けるくらい。

 

彼女が今どうしているか、ちょっと気になります。