♪結婚10年目 ふたりぐらし♪にもう一人☆

同い年の夫と結婚10年目。2回の初期流産後、不育症治療開始。オルガラン注射を打ちながら4度目の妊娠中。

手術から約2週間

2011年03月27日 | 日々あれこれ

15日に手術を受けてから、約2週間。

体調は、ほぼ元通りです。

手術の3日後に仕事にも行けたし、手術から1週間後の診察では、

子宮もほぼ収縮しているし、今子宮内に残っている血が全て出れば、出血もおさまる、と。

入浴も、お酒も、何でもしてよいとのこと(ただし、まだ子宮が整うまでは、避妊)。

出血は、手術から3日目くらいから増える、と聞いていましたが、

5日目くらいから、食あたりのような腹痛と出血に少々襲われました。

 

日本全体が消費に対して自粛ムードにありますが、

夫の勤続10周年リフレッシュ休暇中でもあり、遠出は私の体調からしても無理なので、

神戸へ一泊してきました。

日帰り出来るところを、あえて一泊する。

ちょっと非日常感がプラスされて、なかなかの2日間でした。

 

歓送迎会でのシーズンですが、職場でも飲み会は自粛するようにとのお達しが出ているようで、

食堂でケータリングを頼んでの歓送迎会。

来月、知人の合唱団の演奏会後の打上げパーティーも今回はなし、ということですが、

ちょっと思うところあり・・・。

どんちゃん騒ぎはともかく、

消費を抑えると、ただでさえ長引く不況で体力を失っている日本経済はなお弱まってしまいます。

東北のみならず、関東一円でも、経済は大打撃を被っています。

復興のためには、日本が元気でなくては。

「今こそ外食をすべき」と、某番組で投稿メールが紹介されていました。

 

義援金や物資を送ることだけが「私達に出来ること」ではないと思います。

 

必要以上にお金を使うことを推奨するわけではありませんが、

消費することは我欲ではなく、日本経済にとって必要なこと、という意識も忘れては

いけないと思いました。

 

当初、宿泊や観光だなんて、この状況で非常識かなという考えもよぎったのですが、

経済を動かしているのも私達、と考え直し、神戸観光旅行へ行って来ました。

 

神戸の夜景は、いつもより照明を落としているようでした。

神戸市内でも、コンビニの照明を落としていると張り紙がありましたが、

そんなに気になりませんでした。

上記の話と矛盾してしまうかもしれませんが、

限りある資源(電気など)の使いすぎは、あらためる機会かもしれないですね。

 


仕事、行って来ました

2011年03月18日 | 日々あれこれ

手術から3日、今日は一週間ぶりに仕事へ行って来ました。

昨日から、食あたりにあったような腹痛に襲われる(場所が違うんじゃ?)のですが、

何かしていた方が気分も紛れ、気持ちを前向きに立て直せそうです。

 

「駄目になってしまった」という、する方も、される方も気分の良いものではない話を

まず支店長・課長にしました。

支店長始め、役職者の方々は、「仕事はみんなで出来るから、とにかく自分の体を大切に」と言ってくれました。

長い休みをもらい、しかもこんなことがあっての復帰はとても気が重いのですが、

温かい方ばかりで、本当にありがたいです。

 

こんな時、仕事があることが救いです。

 

夫は、今日から27日まで連続休暇。

のんびりと心と体を解放します。


手術を終えました

2011年03月16日 | 凍結胚移植②・③

このたびの東北関東大震災により、甚大な被害に遭われた方々、

今尚、食糧、水分、暖房設備もなく、暗く寒い中、絶望感と不安に押しつぶされそうな

避難所生活を送られている方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

(この後、長文かつ生々しい内容が続きますので、妊娠初期の方など、デリケートな時期の方は、

ご遠慮ください)

 

 

私事に話題は変わりますが、

実は、私、妊娠していました。

過去形です。

 

前回、突然の大出血と激痛で、あっという間に流産してしまった6週3日をハラハラしながら過ごし、

ようやく8週を迎え、妊娠3ヶ月に入って間もなく、

日曜朝から、終日、茶褐色の出血。

今月初めに、「99%流産」という診断をはねのけ、一時は心拍が確認出来たものの、

超音波で、子宮内に出血が確認されたため、安静生活に入り、4日目のことでした。

 

翌日、通っている不妊クリニックに電話したところ、FAXで産婦人科へ紹介状を送ってもらい、

タクシーで、産婦人科を受診。

診察の結果、

お腹の中の赤ちゃんの心臓はすでに止まっていました・・・・・・・。

 

「99%流産」と言われた日に泣き尽くしたからか、現実感が湧かないからか、

どこかで予想できていたのか、あらゆる思考がストップし、涙は出てきませんでした。

 

昼休みに電話をくれた夫の声を聞くなり、堰を切って、涙が溢れてきました。

 

産婦人科の医師と

「前回、突然、出血した時の激痛、そして、麻酔なしでの処置はつらい」と訴えたところ、

次の妊娠のこともあるし、一日も早く、処置をした方が良いことになり、

昨日、処置(そうは手術)してきました。

手術前日に、夫が上司に相談したところ、一日休みを取りなさい、と言ってくれたそうで、

手術当日は、朝から夫が付き添ってくれました。

 

朝食を済ませ、10時前に受付。

子宮口を広げるラミセルを入れる(この段階では、麻酔なし)際、

なかなか入らず、痛さのあまり、手が震え出し、ラミセル挿入後、頭がぐらぐらし出したかと

思うやいなや、激しく嘔吐。

安静室でしばらく横になるも、回復に時間かかり、昼前にタクシーで一時帰宅。

帰宅するなり、横になり、3時間程、死んだように眠り、

16時半前に再度、産婦人科へ。

(この時、挿入されている違和感は全く感じなくなっていました)

 

16時半から、静脈麻酔を始め、

30カウントくらいで意識がなくなり、手術自体は10分程度だったと、

外の待合室で待機していた夫から、後で聞きました。

 

前回、この静脈麻酔で何とも言えない不快感と臨死体験のような幻影を見、

恐ろしい記憶しかなかったので、とにかく今回は何も考えず、

意識がなくなりそうになったら、身を自然に任せようと思いましたが、

意識がなくなりかける過程で、何か大きな力で渦の中に引き込まれるような

恐ろしい感覚には、やはり襲われました。

医師に名前を呼ばれ(返事はもう出来ない)、最初はまだ完全に麻酔が効いていないのか、

一瞬激痛が走り、顔をしかめた記憶はありますが、その後は、

知らないうちに安静室のベッドに移されていました。

麻酔が切れかかるあたりから、またしても吐き気。

朦朧とした意識の中で、口から泡や唾液が出ている感じはわかりました。

朝食は、午前中にほぼ戻しており、昼食は抜いていたので、胃液だけを嘔吐。

側に誰かいるような、誰かが声をかけているような感覚はありますが、

反応が出来ない。

目はうっすら開いているのに、目が見えるような見えないような。

側にいるのが夫とわかるまでには少し時間がかかりました。

誰かが、「大丈夫、大丈夫」「頑張ったね」「うんうん」と何度も繰り返しながら、

口の周りを拭いてくれたり、体中にかいた汗を拭いてくれたりしていたのが、

少しずつ、認識出来ていきました。

 

部屋が電気で明るいことも何となくわかるのですが、

目を開けていても、あまり見えず、側にいる夫を夫と認識出来るまでの時間、

気持ち悪さは勿論のこと、とても孤独で恐ろしかった・・・。

手の平、手の甲に何となく温度を感じ、それが私の手をさすってくれていた夫の手だと

認識出来るようになってから、

現実の世界にいること、おそらく自分は生きていることが実感出来るようになり、

手の温かさをどれだけ心強く感じたか。

 

あなたがいてくれてよかった

 

大学1年の時、合唱団で歌った歌に、こんな歌詞がありました。

2回目の静脈麻酔なのに、今回は、午前中の体力消耗も影響したのか、

だいぶ苦しかったので、一人では乗り越えられなかったと思います。

 

お腹の中を空っぽにしてしまう無残な処置について考える余裕など全くないほど、

言葉には尽くしがたい苦しい処置でした。

処置自体は午前、夕方、それぞれものの10分程のようでしたが、

静脈麻酔は生命の危機を感じるくらいの恐ろしい体験。

「眠っている間に済んじゃうからね」なんて言葉は、私には全く意味はなく、

こんな思いは一度で十分なのに、二度目の処置を終えました。

 

私にとって産婦人科は流産の処置をするところでしかなくなってしまっています。

 

あれだけ願っていた妊娠。

妊娠の「に」の字にすら近づけなかった8年余り。

しかしながら、妊娠しても、結局流産してしまい、

こんな苦しみを味わうのなら、妊娠すること自体がこわくなって

しまいました。

 

去年の2月に初めての採卵、体外受精をしてから、4回の移植をし、

4回のうち、3回妊娠。しかし、1回目はごく初期に化学流産。2回目も6週で流産。

3回目は陰性。最後の凍結胚を移植した今回の4回目も流産。

胚移植による妊娠率は75%と高いのかもしれませんが、

妊娠後の流産率はこれで100%。

 

体外受精による流産率は、自然妊娠によるそれよりも確率がやや上がるそうですが、

2度流産が続き、習慣性流産の検査をすることになりました。

 

ただし、習慣性流産の検査は、あくまで次に妊娠した時に流産を防ぐ、という

妊娠することを想定した検査。

妊娠自体に恐怖を感じ始めている私に必要な検査なのかどうか、今は

考える気持ちの余裕がありませんが、断固拒否する気力もなく、

おそらく受けることになると思います。

 

前回の記事にコメントくださった方々に何の返信も出来ず、ごめんなさい。

しばらくブログを更新していなかったのも、前回のことがあるので、

状態が安定してからご報告をしようと、それまでPC自身から離れていました。

今日は、こんなご報告だけでごめんなさい。


消しゴムはんこ♪

2011年03月08日 | ちくちく手仕事

以前から、やってみたかったことの一つ。

日々の栄養素、実際どれだけ摂れていて、どれだけ不足するものか。

以前、腰痛がなかなか改善しない時、

個人的に、ひそかにたんぱく質ブームがありましたが、

たんぱく質って、意外なものにも入っているもので、

(例:ヤクルト→35ml1本に0.8g。乳製品だからか?ちなみに牛乳200mlには、

約7g。魚肉ソーセージ1本と同じくらいのたんぱく質量。卵1個も約7~8g。

たんぱく質イコール肉、と思ってました・・・。)

また、座りっぱなしの仕事から、普通に動き回る事務の仕事に変わったら、

以前程の腰痛に悩まされなくなり、たんぱく質ブームはいったん鎮火。

(しかし、たんぱく質も不足気味だそうですよ!一日に50~70gって、結構厳しい)

 

そして、今気になる栄養素は(って、私、ほんと暇ですねー。体というか、頭が暇。)

カルシウム食物繊維

それぞれの一日に必要な摂取量

・・・20mg。

カルシウム・・・600mg。

食物繊維・・・6g。

 

で、頭の中で計算していたんですが、こんなもの作ってみました(あ、体も暇か)。

初めてで、かなり下手っぴですが、これ、面白い!!

友人で、はまっている人がいますが、はまる気持ち、わからなくもないです

で、こんな感じに使います。

最近、食べ始めたシリアル。

仕事から帰ってきて、おやつを食べるくらいなら、シリアルを食べてみよう、と。

シリアルに牛乳をかけたものと、チーズを一切れ食べると、上の状態。

ドライプルーン3個分の鉄分が計算出来ず、グラフに入れていませんが、

鉄とカルシウム、なかなか、目標摂取量に届かず!

朝食を和食に変えてから、牛乳を飲む機会もほぼなく、シリアルはその反省も込めて。

牛乳1杯(200ml)で、約230mgのカルシウムが摂れますが、

牛乳飲まない日もざらな以前が、どれだけ、カルシウム摂れていないか!!

ひじきや切り干し大根など、乾物類を食べるようにはしていましたが、

牛乳、ちゃんと飲まないと駄目ですね

 

本日も、暇な私の趣味にお付き合い下さり、ありがとうございます

 

 

 


今年も確定申告行ってきました

2011年03月05日 | 日々あれこれ

ご無沙汰しております。

確定申告の季節ですねー。

医療費が膨大な我が家は、ここ数年、毎年確定申告して、還付金受けています。

ったって、実際払ったうちの1割も戻ってこない・・・。

今年は、採卵と、移植を4回行ったこともあり、合計で120万円弱かかりました

(不妊治療、流産手術で100万円近い・・・)

私の昨年の年間収入より断然多い・・・。

うーむ、何のために働いているのか、複雑な心境であります。

出来る限り、人に迷惑をかけずに不妊治療を受けるためには、フルタイムは無理。

今年からは、時給ががくんと減るので、やはり、医療費の方がかかりそうです・・・。

仕事があるだけ、ありがたいと思うしかないか。

そして、治療を受けられる、ということについても、夫の毎日の頑張りゆえなので、

感謝の気持ちを忘れてはいけないですね。

 

今、合唱団で歌っている歌の歌詞に

「小さな小さな幸せは、小さな小さな喜びから・・・(中略)

神様が教えてくれた いつも喜んでいなさいと

小さな幸せは大きな幸せ・・・(中略)

小さな小さな幸せは、いつでもいつでも感謝から

どんなことが起ころうと 忘れないで 感謝・・・(続く)」

というものがあります。

この曲は、まだ公には未発表ですが、シンプルなメロディーと

このシンプルかつ意味の深い言葉に、ぐっと胸が熱くなります。

歌いながら、涙するメンバーが少なくありませんでした。

 

どんなことが起ころうと、動じない強さはまだないですが、

有事にこそ、このシンプルで優しく深い歌詞を思い出しながら、

日々を過ごしていこうと思います。

<さつまいもとリンゴの重ね蒸し>鍋にバター大さじ1~2を熱し、さつまいもとリンゴの

スライスを順番に重ねていき、上からレモン汁をぐるっと全体にかけ回し、

焦げないように弱火で10~15分♪

 砂糖などは、一切不要。

ぼけてきて、生で食べるにはちょっと美味しくなくなってしまったリンゴも大変身!

毎日頑張っている、我が夫君。

突然「ボクって、柏餅に似てる?」と。

誰かに似ている、とかならわかりますが、た、食べ物?!

「うーん、似ているかと言われれば、似ている気もする」という私の返事も

どうかとも思いましたが、

どうやら、会社の派遣さん(ちょっと年上の方)に言われたそうです。

「○○さん(夫の名前)って、何て呼ばれてるか知ってますか?」と。

かしわもちくん」だそうです(笑)。

夫に言ってきた派遣さんが命名したらしいですが、他の派遣さんも納得らしく、

本人のいないところで、かしわもちくん、と呼んでたそうです

ちなみに、我が母は、髪が短めな時に、「さといも」みたいだ、と言ってました。

確かに頭の形とマッチして、さといもみたいです。

 

まあ、職場の人に煙たがられているわけではないのがわかって、

妻としては、微笑ましいニックネームに、にんまりです。