風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

「ホリデーインタビュー」言葉のふるさとを訪ねて

2005-11-23 | 渡辺美里
NHK総合テレビ「ホリデーインタビュー」に美里が登場。彼女の生まれ故郷である京都は清水寺でのインタビューだ。まもなく美里は東京へ引越すが、祖父母は京都で暮らしていたため、季節の休みごとに京都はよく訪れる場所となった。

うたに対する思い、日本語の美しさをうたいたいという思いを語る美里。季節ごとに俳句を送ってくれた祖母、その短冊と花を飾ってくれた母。

祖母との思い出の中で、美里が祖母と旅行をするとき、祖母はすぐに俳句を詠まれたそうで、インタビューの中で二句を美里が紹介した。

シャッタ切る
 レンズ斜めに
    落葉降る

シャッターを切ったときに落ち葉がはらはらはらと流れる瞬間を察知して切り取って詠んだ句なんだろうなと美里。

紅葉冷え
 お蕎麦処の
   込み合うて

紅葉を見ていた時に冷えてきたのでお蕎麦屋にでもと入ったら、わさわさと湯気のなかに人がとけ込んでいるんだろうな、寒いからあったまろかというかわいい句だと美里。

九州に行ったときにおばあちゃんと見た美しい夕日。そしていっしょに歌った赤とんぼ。「すき」の中の"夕焼けのむこうにはやさしさが見える"の歌詞はそのときのことからつくられたそうだ。

ただぼんやり景色を見ているだけでなく、いろいろな目線、角度でものを見ることが大事なんだなとおとなになってやっと気づき始めたとのこと。

うたの木の川崎公演から「故郷」、V20から「My Revolution」の映像が使われた。故郷はとても好きな歌だそうだ。

美里のうたには映像が見えるなと思うことが多いけど、幼い頃からの祖母の影響もおおきいんだね。そして言葉に重きをおいてこれからも表現をしていきたいと語った美里。美里の発する言葉をこれからも感じ取っていきたい。

放送が6:30からって早いよな、これじゃあ早起きの人しか見られなかったのが残念。