風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

メンテの日

2010-01-30 | バイク
金曜日、伊豆の土日の天気予報をチェックすると土曜日は晴れ!で日曜日は曇後雨!であった。

河津の桜まつりが来週末から開かれるので下見を兼ねて土曜日に伊豆スカイライン、マーガレットライン、西伊豆スカイラインを楽しもうと計画した。お土産の予定は金目鯛とサザエと豪華だ。

しかーし、先週の残業の疲れの為か今週ウイルス性胃腸炎に罹ってしまい完治していないのだ。なので朝起きて体力があったら行くことにする。

土曜日の朝、だるい。今日はパスだな。と言うわけで家事を済ませてバイクいじりをした。まずブレーキ周りの清掃を行った。

この前ブレーキフルードを交換した時に多めに入れたのでキャリパーピストンを奥まで押し込んだ時にタンクから漏れないように少し吸い出した。フロントブレーキの右側から始めた。いつもながら結構汚れている。キャリパーを取り外しピストンを少し出して洗剤を付けたブラシでごしごし洗う。ピストンにはブラシの当たりにくいところがあって全部綺麗にする為にはピストンを回さなければならない。今まではウェスを差し込んでプライヤーで回していたのだが今回からキャリパーピストン脱着ツールを導入した。僕は手が小さいので薄い握り部に痛さを感じるけれどピストンを傷つける心配がないのが嬉しい。

キャリパーピストン脱着ツール。先端をピストン内部に入れてレバーを握るのだ。


ピカピカだ。(これは左側のキャリパー)


ブレーキディスクローターを紙ヤスリで擦るとブレーキの効きが良くなるよとツー友のごんさんが言っていたのでディスクを擦ってみた。汚れがだらだらと落ちた。

ブレーキパッド、パッドピンも綺麗にしてシリコングリスを付けるところは付けて組み付けだ。

今までキャリパーのボルト締め付けトルクは感でやっていたがついにデジタルトルクレンチを導入した。これで安心感がぐっと増した。


デジタルトルクレンチを手に入れたので締め付けが甘いと思われるエンジンガードと共用のエンジンマウント部の締め付けトルクを計測した。ここは両側からナットを締めるタイプで一人だと完璧に締めるのは至難の業なので、締め付けは完璧ではなくいつもナットをチェックしていたのだ。測ってみるとフロントアッパーは55Nmに対して40Nm、リアアッパーは88Nmに対して55Nm、予想した通り締め付けが全く足りない。

その後2週間前のツーリングで汚れたホイール、エンジン、ラジエターを中心に洗車をした。

洗車を終えてブレーキを確認するのとマウント部のナットを締める為の2個目のソケットを購入する目的で近くのホームセンターに向かった。ブレーキの効きは驚くほど向上していた。ローターのヤスリがけの効果は絶大だった。

家に戻って娘に手伝ってもらい無事にバイクの両側からナットを既定値で締め付けることができた。

整備が終わるとやっぱりどこかに行きたくなる。明日の伊豆は曇後雨のようなので雨が遅れる箱根にしようかな。明日の朝起きたら考えよう。

コメント (2)
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