昨日暖かい時間に主人がイチジクを剪定している。
何処から切ろうかと悩んでいる。見に行くと
横の枝を切っている。「悩まんでいいんよ。すぐ
芽が出るから。」と言って家に入った。
「え?結局切ったのは、あんなに時間かけて
この1枝だけ?鋸貸してよ!私が切るから!」と。
結局主人お半分の時間も掛けずに、これだけすっ
きりさせた。小さい枝も大分切った。
これが主人の切った横の枝。こんなに虫の穴が。
これは私が切った他の枝。これまた大きな空洞が。
ここに薬を入れて貰って、さてこれで生き延びる
ことが出来るかなぁ?
駄目になる事を見越して、また主人が挿し木はして
いる。とても美味しい無花果で、今迄良くなって
くれて有り難かった。今年は気候のせいか、熟れ
ないまま駄目になったのも多かったのが残念だった。
今日の夕方、先日来草取りをして乾かした物と
一緒に焼いた。少し風が有り+団扇で扇ぎながら
焼いた。程良い風が有り難かった。
暗くなって、ふと火が残っていたら大変と覗きに
行った。まぁ、良く焼けている。大きい枝だけ
少し残っていたので、火の気のない所に広げて
来た。これで一安心!
***
今は高校生が卒業前で、我が家の前の道を、すぐ
近くの自動車学校行きの生徒が良く通る。見かけ
ると声を掛ける様にしている。すると大抵大きな
声で返って来る。
今日も「今日は!」と言ったら、「今晩は!」と
返ってきた。あれ?「あ、間違えた!今日は。」
フッフッフ、きっと部活をしていた子だね。こち
らも元気を貰うよ。返事を有難う!
***
娘が大学生の頃だった。夜9時頃チャイムが鳴った。
今の様に、強盗など考えられない頃だったので、
(こんな時間に?)と思いながらもすぐに玄関を
開けたら女子高生が二人立っている。
「電話を貸してください。」と。理由を聞くと自動
車学校の生徒で、おしゃべりしていて、最後のバ
スが出るのに気づかず、乗り遅れたとの事。
家は結構遠い。もう遅いので今から親御さんの
迎えを待つより乗せて行ってあげるよと、主人と
二人で送って行って上げた。
そんな事があったねぇと主人に言ったら、「え?
覚えていない。子供の頃の事は何でも覚えてい
るんだけれどなぁ、認知症になりつつあるんか
なぁ?」あらあら・・・・・・。