輪中である私達の地区は、昔から水害との戦いの歴史を
持っている。この頃大々的に、大きい川は補強工事を
小さい川は河川敷の土を取り除く工事を急ピッチでしている。
昨日は方向を変えて散歩した。(散歩は大体大きい川の
土手)この工事状況を見たいと思ったので。
これは少し前の写真。
テトラポットが増えて、いる。対岸も工事をしている。
これは家から一番近い、川が蛇行していて決壊の恐れが
ある場所。テトラポットに加え、金網に入った切り石が増えた。
切り石の積まれた部分。(左の黒い物)
この先に先日行ってみた。ここは土手の中段の土を
取り除いている。竹藪がもう少し残っている。
その手前はまだ竹藪が覆っている。いずれ取り除くだろう。
もう一つの小さい川の河川敷も、急ピッチで川底と河川敷の
土を取り除いている。周りの山が開発され、土砂が流れ落ち
川底を浅くしてしまっているのだ。
父が生前その事をとても心配して、あちこちで提言、市議や
県議を動かし訴え続けてきたが、国はその場しのぎの工事
しかしてくれなかった。昨年の大水害の後やっと動き始めた。
祖父母も父母もこの地で生まれ育って、この土手の決壊を
何度も体験しているので、この工事で、やっと住民が守られると
ほっとしながら見てくれているだろう。
いずれにしても有り難い事である。
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