夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

循環コードと曲作り

2014年11月02日 | 音楽


ギター習いたての頃、「C Am F G7」というコード進行に感動する。
いわゆる「循環コード」と言うものでこれを使った楽曲は数知れない。

古いところではピート・シーガーの「花はどこへ行ったの」
いつの時代も古さを感じさせない名曲だ。

沖縄の喜納正吉氏の「すべての人の心に花を」も同じようなコード進行だ。
キーが「C」であれば、「Am」「Dm」「Em」あたりを行ったり来たりするのが、泣かせどころか。
「演歌」ジャンルでも良く出て来る。

最近流行の大勢の少女たちが唄って踊るパターンは好きではなかったが、「恋する、、、、」を聴いていたら、コード進行、リズムアレンジ、等々、楽曲が良くできていることに気がついた。
そこで調べてみたら、伊藤心太郎氏というアレンジャー、作曲家の作品だった。
立教大学ご出身とか、60年代のポップスに精通された方と聞いて納得した。
立教大学は多くの著名ミュージシャンを輩出している。

先日あるミュージシャンと「I Miss You My Hawaii」楽曲が話題になった。
これもケネス・マクアカネ氏ご本人が「15分で作った」と豪語する傑作だ。
16BEATで演奏されるナレオのアレンジを聴いていると、コードの動きを感じさせない印象なのだが、これも前述の循環コードで出来上がっている。

話題のポイントは、この楽曲が循環コードを意識させない出来映えになっていること。
先ほどの「恋する、、、」も同じセオリーで作られているのかもしれない。

量産される音楽が多いこの頃、「歌い継がれていく、感動を与える楽曲」というものに関心が強い。


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YouTube: 恋するフォーチュンクッキー STAFF Ver. / AKB48[公式]


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YouTube: Hawaiian Music - I Miss You, My Hawaii


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YouTube: Joan Baez Where Have All The Flowers Gone


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YouTube: 喜納 昌吉 --- すべての人の心に花を



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自然薯

2014年11月02日 | 食・レシピ



自然薯は「トロロ好き」にとって究極の食材ではないか。
これ見よがしに並ぶ土産品を見つけると、つい買い求めたくなってしまうが、高い。

スーパーに並ぶ自然薯のほとんどは栽培したものだろうから、素人にも作れるはずだ。
じゃあ、作ってみようか。

初夏ホームセンターに並ぶ袋入りの苗ものは
「ミョウガ」「生姜」「ウド」「山芋」「アスパラガス」「タラの芽」などなど。

「タラの芽」は「トゲなしタラの芽」苗を入手して植えたら地下茎で増えていくことがわかった。
何もしなくともあちこちに顔を出してくれるのだが、期待する太さを実現するには年月がかかる。
そして案外繊細で枯れてしまう。

「生姜」や「ウド」も難しくてスーパーで買ってきたほうが手っ取り早い。
「ふき」も繊細だ。
「アスパラガス」は植えてしまえば毎年新芽が出てくれるが、年一回の収穫のためにどれだけの畑地を用意できるかが課題。

そして山芋と自然薯の袋入りが店先に並んでいた。
迷わず自然薯の方を買って植えてみる。
忘れた頃にツルが伸びてくるのだが、それが自然薯なのか山芋なのかがわからない。

11月に近づいた頃「私はここよ!」とばかり見事な山吹色に変わったハート型の葉が空に伸びている。
どうやら靴紐の先ほどの太さに成長したツルの下になんとかいただけそうな大きさの自然薯ができるようだ。

日本原産の自然薯、栄養価も高いらしいが、ひげ根を焼いて皮ごとすりおろしていただく風味が素晴らしい。
ツルにつく「ムカゴ」も珍味だ。
以前栗ご飯に入っていて感激したが、「ムカゴご飯」なんていうレシピもあるらしい。

山中で「自然薯」を見つける自信はないが、ある程度ツルが強靭で太く葉が流線型のハート形、「ムカゴ」が大きいのが特徴だろうか。

買ってくる方が手っ取り早い。
しかし面倒なプロセスがあるからこそ美味しくいただけるのも事実だ。