こんばんは。
今日の福岡県に新規感染者数は、239人でした。
大阪が884人。東京が609人でした。
ただ、九州・沖縄を見ると、長崎で62人、大分で44人、沖縄で33人。
その他の佐賀、熊本、宮崎、鹿児島は全て20人台。
今は、ゴールデンウィーク中です。ようは、休日が続いている状態で、検査数も少なくなっているであろう時期が続いている訳で。
今週よりも、来週の状況が心配です。
「ゴールデンウィーク」が過ぎた後。現象傾向になるのか。
個人的には、今の状況では、11日の「緊急事態宣言」解除は無理でしょう。
【感染対策】
欧米では、ワクチン接種も進み、「制限解除」の方向に進んでいます。
イギリスでは、首相が「6月末には、ソーシャルディスタンスをとらなくても良くなる」との発言も。
でも、日本では。
なかなか、「ワクチン接種」が進んでいません。
「ワクチン接種」の予約に関するトラブルもいろいろ発生していて。
そんな中で、3回目の「緊急事態宣言」の発出途上で。
この「ゴールデンウィーク」期間中に、福岡を始めとして、いくつかの県で「まん防」の申請を行う動きもあり。
一方では、「まん防」では、感染数抑制の効果が出ない。との意見もあり。
2回目の「緊急事態宣言」の対象は、「飲食」でした。それでも、「緊急事態宣言」を解除する基準(その基準が何であるかは別として)には達して、解除しました。
それが、「解除後」に、関西圏を筆頭に、「変異ウィルス」の要員と思われる感染拡大が起き。ずっと、東京よりも大阪の方が感染者数が多い事態となり、大阪の医療体制が危機的な状態となり。
それでも、「我慢の限界」だの、「他の人も」だの、「感染対策はしているから」だので、減らない「人流」。
去年の今頃は、訳の分からない「新型コロナウィルス」の感染拡大に「恐怖心」もあり、日本政府の「要請」でも国民はほぼ従いました。
でも、2回目を経験し、3回目になり。もう、最初の「緊急事態宣言」から1年経過しています。
そんな中で、「国民の気のゆるみ」と「変異ウィルス」 への置き換わりで、感染者数の拡大を招いています。
今日のある番組で。
今、医療用の酸素不足の問題など、一番感染者数が増えているインドの「西ベンガル州」での、「新型コロナウィルス」の「種類別」の感染者数の推移のグラフがあり。
今は、100%「インド型の変異ウィルス」になっているとの資料が示されました。
昨日は、「憲法記念日」で。昨日も書きましたが。
日本は、憲法に「私権」を「制限」する、『緊急事態条項』がありません。
そのため、現行法を「法解釈」という方法で「法案を制定しているのですが。」それは、「憲法違反となるかのぎりぎりのもので」。
この「新型コロナ禍」が1年続いて。でも、『要請』しかできないのが国であり各自治体であり。
私の個人的な考えとしては。
本当に「ロックダウン」できる「法制度」があれば、もっと早く、感染を抑える事ができたのではないか。
「経済」を「短期間に抑制し」、感染を抑え込んだ上で「早期に再開する」。
今日、見た別のニュースで。
ヨーロッパなどで、「ロックダウンを含む制限」の解除の方向で各国が検討している。と。
ただ、そこには「緊急ブレーキ」を備えてのうえで。ということで。
それは、「制限を解除し、経済をもとに戻す」けれども、『明確な基準』によるアラームが鳴った場合には、また「制限」をかける。という『基準』を提示していることです。
それは、人口10万人あたりの「新規感染者数」(国により、100人とか150人とか異なりますが)、それと「病床使用率」。
日本の場合、「ステージ」の基準が出されましたが。その『基準』は何度か替り。その「指標」となる『基準』も、いくつかに分かれていますが。
「ステージ」の境界を1つでも超えたら「ステージ」が上がるのか、「全ての基準を超えないと「ステージ」が上がらないのか。
『基準』を作りながら、『基準』が明確でない状態が続いていて。
何か、『曖昧』なんですよね。
そういう意味では。
車やバイクなどの「スピード違反」の様に。
明確に、「〇km/h」を超えたら、罰金〇円。の様に、計測する警察の車両に設置されている「速度測定器」が示した値を基準に、罰金額、反則点数が明確に決まっているのであれば、(心理的に抵抗はしたいですが)従うしかありません。それは、『基準』が明確で、また『測定する機器』と『測定方法』が国民に認知(法的にも承認)されているものであるためで。
「曖昧な基準」を示されるより、「明確な基準」が示され、それに伴う「罰則」がある方が「従いやすい」訳です。
ヨーロッパの「制限解除」と同時に「緊急ブレーキ」の設定。
こういう「数字設定」の方が、非常に分かりやすい。
今の日本の「ステージ」は、その要素の1つが超えれば変わるのか、全てが超えないと変わらないのか。はっきりしません。
それは、「基準」とする「数値」を増やしてしまったため。です。
「緊急ブレーキ」の様に、「人口10万人あたりの新規感染者数」という基準と、「病床使用率」の2つの基準に絞って、日々の数値を公開することで、もっと危機感をもたれるのでは。
あまりに「基準」が増えすぎて、訳がわからくなっているのが今の日本ではないですか。
専門家の方は。多方面の数値を分析し、「増加傾向」なのか「低下傾向」なのかを分析する必要がありますが。
私達国民に対して。
いろいろな数値を示し、なおかつ、その数値がどうなったら、今の「ステージ」はどこなのかを明確に示していないんですね。
今の福岡県は、病床使用率は(病床数を増やしたにもかかわらず)50%(ステ-ジ4の基準)を超えました。
ただ、その他の指標は超えていません。
この1年間で、判断基準となる「指標」を増やしたために、「宣言」も「解除」も不明確になってしまって。国や各自治体。しいては、各自治体の「住民(国民)」の感覚に『乖離』が起きているのではないか。と思います。
そこには、「政治的な判断」や「影響を受ける業界」、そして、「補償」の問題なと、いろんな要素がからむことは分かりますが。
『分かりづらい』。
すっと、日本政府も、各自治体も、明確な「規制の発出基準」と「解除基準」を『規定』していませんよね。
その『基準』『規定』があり、それを、「0.1ポイント」超えたら、即『制限』。「0.1ポイント」下回ったら、即「解除」。となれば。
みんな、その数字を気にしますよね。
まあ、秋までには必ず「衆議院総選挙」はある訳ですから。
政治的な要素、駆け引きは、多々出てくるとは思いますが。
与野党ともに。
「国民への伝え方、下手だよな」と思います。
与党は、前述のように、「基準」を不明確にして、訳が分からなくしているし。野党は、「(批判しているだけでなく)自分達が政権与党であれば、こうしている(もちろん、実行可能で、効果が期待できる)」という施策を提示できていない。
何か、いろんな要素が複雑になりすぎて。
「予算」の関係で、いろんな所で「線引き」しすぎて。そこから「漏れて」救済されない国民や。そもそも、「対象」とされていない国民など。
「東京オリンピック・パラリンピック」をそうするのか、を含め。
今こそ、「政治家」が発言し、力を出すところなのでしょうが。
私が知らないだけでしょうか。
野党から、今の状況での「東京オリンピック・パラリンピック」の開催に対する、「賛成」か「反対」かの意見。出てましたっけ。
何か、「もやーっ」としたまま、進んでませんか。
まだまだ、関連で書きたい事はたくさんありますが。
長くなったので、この辺で。
なので、【某2か国】は、また、次の機会に。
(すっと、先延ばしですが)
では、また。
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