西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1383 【フォトエッセイ(その2)】

2025-01-31 21:03:08 | 今日のいろいろ
こんばんは。

私の身体がおかしいのか。
この真冬の時期に、朝の通勤、帰宅で約20分ほど歩くのですが、頭から胸元あたりまで、いつも汗をかきます。
朝は、その汗をかいた状態で、コンビニにタバコを吸いに行くのですが、汗をかいた部分が冷えて冷たくなって。帰りも、家に着くころには汗をかいて。
朝は、電車の中で一人だけ額から汗を流している状態で。

そして、仕事をしていると暖房が入っていることもあり、胸元に熱を感じます。
そうなると、室内で汗をかきはじめるのですが。
今日も、(室内では上着は着ないので)着ていたセーターも脱いで、腕まくりして。更に、そのまま外にタバコを吸いに出ます。

では、他の人はというと。外に出るたびにコートまで着てでます。
そして、外ですれちがうと「寒くないんですか?」と聞かれます。
体質が他の方と違うのでしょうね。なので、仕方ないとあきらめています。

【フォトエッセイ(その2)】
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、29日に「フォトエッセイ」を発売しました。私は、その日のうちにアマゾンで電子書籍で購入し、読み始めたのですが。

フォトエッセー『透明を満たす』。
Amazonのタレント本ランキングで1位を獲得し、重版を重ねているそうです。

今日のYahoo!ニュースの「週刊女性PRIME」の、
『「知りたかった情報が書いてない」元フジ渡邊渚アナのエッセー本に渦巻く“絶賛と疑問”』という記事があって、??。

記事によると、

「死んだ方が楽だった」
 渡邊本人による《渡邊渚を知っている人はもちろん、生きづらさを感じている人や病と闘っている人、それを支える周囲の人、同世代の将来に悩む女性など、様々な人たちに届いて欲しいと思って制作しています》とのコメントのとおり、実際に読んだ人からは感銘の声が殺到。

 《過去に似たような経験をしているのですごく共感しました》

 《渡邊さんの不屈の意思を感じる。自分もものすごく勇気づけられました!》 

 と、絶賛の意見が相次いでいる。

 「渡邊さんは、フジテレビアナウンサー時代に同局の看板番組『めざましテレビ』や『ワイドナショー』に出演するなど人気を集めたアナウンサーです。しかし、2023年7月に体調不良で療養に入ったことが発表され、その後、病名が明かされないまま退社。昨年の10月にはインスタグラムでPTSDについて告白し、《当たり前にできていたことができなくなって》《“死んだ方が楽だった”“なぜ生きなければいけないのか”をずっと考えて》など、かなりつらい日々を過ごしたことを明かしています」(芸能ライター)
<以上、記事より>

  その後は『週刊ポスト』や『週刊プレイボーイ』でグラビアを披露するなど、精力的に活動を続けてきた渡邊。しかし、これらの活動には《PTSDの状態でグラビアなんてできるのか?》と疑問の声もつきまとっていた。

この、グラビアについても疑問を呈する人がいて、渡邊さんは、
「グラビアの仕事は以前にもしたことがあって、気持ちも楽に取り組めたものでした」と記していました。

記事では、「絶賛」する声ばかりではなく、こんな声もあったそうで。

“当事者”の声
 実際、今回のフォトエッセーに寄せられたのも“絶賛”の声だけではないようで、 
《PTSD当事者ですが、どうしたらこんなに早く元気になって、表舞台で発信しようと思えるのか疑問です》

※ たまたま、昨日の夜中にNHKの「バタフライエフェクト」を再放送していたのですが、そのテーマが「戦争と精神障害」でした。
  (ベトナム戦争後)帰還したアメリカ兵が精神的ストレスにより社会復帰が困難となるケースが多数みられ、その症状や原因を調べ、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害) と命名されたとのことです。
  番組では、動けなくなる人、不規則に異常な動きをする人などの映像が流れましたが、5つほどの症状があるようです。
  病気は診断され「病名」が告げられますが、その症状、状態は人様々です。
そういう意味で、同じ「PTSD」と診断されても人それぞれ違うと覆いますので。
  この発言をされている方は、症状が重いのかも知れませんね。人それぞれだと思います。
  
 《自己ブランディングや自己顕示欲のためのエッセーでしかないと感じました》

※ 渡邊渚さんは、元アナウンサーです。2023年6月のある出来事が元で、PTSDを発症し、その治療の過程で、2023年8月に退職されています。
  アナウンサーという経歴のある方。今後、彼女がどう生きていくのかという中の選択肢としては、今回のフォトエッセイのようなグラビアや出筆などを職業とすることも考えていてもおかしくないと思います。
  そういう意味では、「自分のフォトエッセイ」を出すことも、今回限りなのか、そこから何かに発展させるのかは渡邊さんが考えること。「自分」を出して、「自己」を主張すること。何も問題ないと思います。

 《知りたかった情報も書いてないし、ただの目立ちたがり屋の文章としか思えない》 

※ 今回の出版物は「フォトエッセイ」です。『暴露本』ではないのですから、《知りたかった情報》が何であるかは別として、それを公にするための出版物ではありませんよね。
  たくさんの写真を掲載した「フォトエッセイ」。ただ目立ちたがりではなく、出版するということは目立つことですよね。
内容うんぬんについては、読者それぞれが感じることですから。

 など厳しい意見もあがってしまった。

 「PTSDを告白したインスタグラムの投稿では、専門的な治療が終わり《やっと日常生活に不安がなくなって、笑顔で過ごせるようになりました》ともつづられていました。《PTSDの人がこんな活動できる?》との声もありますが、渡邊さんはPTSDのピーク状態でグラビアやフォトエッセーの出版をおこなっていたわけではないと思われます。1月17日の投稿でも、《私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません》とも語っていました」(前出・芸能ライター)

今回のフォトエッセイは、フォトエッセイなので「写真」がたくさん掲載されています。撮影には衣装が8パターンあったそうですが、1日で撮影をしたそうです。
ただ、撮影当日は『雨の日』で、PTSDの「パニック発作」を起こす要素の一つとして『雨の日』があったということで、撮影を行ったスタッフは、その事に触れないよう気を付けていたとのこと。
更に、撮影当日は、信頼できる親友が立ち会ってくれたとのことです。

※ の部分は私の私見です。
渡邊渚さんを擁護している部分もありますが、一般論としても、出ている「批判的な意見は」(言うのは勝手ですが)ちょっと違うかなと思って、反論を書かせていただきました。

表には出てきていませんが、渡邊渚さんに対しては、この「フォトエッセイ」しついても含めて、「非難」、「誹謗中傷」なども本当はおおいんだろうな、と想像していまいます。
本に関して言えば、「気に入らなければ、買わなければ、読まなければいい」。ただ、それだけです。

では、また。


今日の博多240 【過剰反応】

2025-01-31 08:44:38 | 今日の博多
おはようございます。

今日の博多は晴です。
通勤中、正面上空を短い飛行機雲を引きながら東に飛ぶ飛行機がいりました。
青空ではっしり見えました。





「中居問題」に関連して、鶴瓶氏のスシローのCMが停止されたとか。

タレントのヒロミ氏が、番組で、問題が起きる前の中居宅で開かれたバーベキューパーティーに参加していたことを報告。その時に鶴瓶氏もいっしょだったと話しているのですが。

それを受けてか、スシローが鶴瓶氏が出演しているCMを差し止めたとか。「いろいろなお客様が」のような説明があったようですが、過剰反応では。

それは、中居氏と交友関係のある人はいるでさしょう。ヒロミ氏の説明では、ゴルフの約束が雨で中止することになり、代わりにバーベキューパーティーを中居宅で開くことになったとか。 

スシローが、何故CMを差し止めしたのか、ちゃんと説明した方がいいのでは。もちろん鶴瓶氏側には説明して、了解を得てのことだとは思いますが。

多いです。こんなケース。
沖縄の小学校で、校長などの依頼でコンサートを開催する予定だった航空自衛隊の音楽隊。直前に、沖縄県教員組合から中止要請があって中止に。
理由は、学校で軍事力の組織である自衛隊が演奏するとは。というような内容とか。
ちなみに、他の県内の小学校で演奏会をした時には、そんなクレームは無かったとか。

ちなみに、他の県でも同様のことがあったとのニュースを観ました。

災害が発生すれば、いざ有事かと頼るくせに。
それも、教職員組合が。どれだけ偏向しているのか。

過剰反応な意見があっても、問題が無ければ反論するくらいのことあってもいいのでは。
でも、そんなクレームを言ってくるヤツは、たちが悪いからな。

でも、何らかの説明をしないと、変な誤解を生みますよ。これも、「二次被害」かな。

では、また。


今日のいろいろ1382 【森永卓郎さん死去。千代田区区長選】

2025-01-30 21:05:23 | 今日のいろいろ
こんばんは。

私が通っている仕事場ですが、お客様の社員の方が「在宅勤務」が多くて、その分、私は出勤しておこうとは思うのですが。

60代のSOさんは、60才で定年を迎え、「再雇用制度」で再雇用された時に熊本のご実家で「在宅勤務」をされることを選択されました。
福岡にご自宅があり、奥様、お子さんは福岡にいらっしゃいます。ただ、SOさんのお母様がご高齢で一人暮らしのため、SOさんが熊本の実家に拠点を移し、会社から「月6回」の新幹線通勤の手当が出ることになっています。
「給与計算」を担当されているので、その時期に主に出勤されていて、後は、Teamsなどでチャットで仕事の連絡は行っています。

もう一人、60代のSIさん。
今日は14時に帰られ、明日からは「在宅勤務」が多くなりますと言われて帰りました。
先日、SIさんからは、(確か4月に)両目の手術をすると話して下さいました。視力もだいぶ落ちているようで。それで、眼鏡を準備されたそうなのですが、なかなか今の目に合わないようで。それもあって、「自宅での在宅勤務」に当面変えられるとのこと。

2人とも、私より2~3才若いのですが。家族の事、自分の事、いろいろあります。ただ、「在宅勤務」ができる仕事なので、その点は良かったと思います。

その分というか、他の(若手を含めた)お客様の社員の方、他のパートナー会社の方、みんな「在宅勤務」が多いんです。毎日出勤しているのは少なくて。
その分、私は極力出勤して仕事をしようと思っています。

私は、私なりの理由で、「通勤ぐらいしか運動していないこと」、「家では仕事に集中できないこと」。そして、昨年12月から3月まで、住んでいる建物の『大規模改修工事』をやっていて、土曜日も工事していて、外壁を削たり、いろいろされているのでしょう。結構、音が大きくて。なので、平日に家で仕事をするのは無理。そういう事情もあるので、出勤しようと思っています。
誰かいないと、何かあった時の対応が遅れますからね。

【森永卓郎さん死去】
経済アナリストの森永卓郎さんが、28日に亡くなりました。67才でした。

日曜日の朝、TBS系で放送されている『がっちりマンデー』で、コメンテーターとして出演されていました。
経済アナリストという肩書ですが、「おたく」でもあります。なかなか面白い方でした。

『原発不明がん』ということで、闘病をされていたとのことですが。
確か、「ライザップ」でダイエットされたこともあったと思います。でも、ここのところは、「痩せたな~」と思うこともしばしば。

ご冥福をお祈りいたします。

ただ、ちょっとショックだったのは、67歳という年令。私と同じです。
私も、この年齢になって、私はいつまで生きるのだろう。と思うことがあります。

父は77歳で亡くなりました。母は88歳で亡くなりました。
ただ、すぐ上の兄は61歳で亡くなりました。

森永卓郎さんのように、同年代の方の訃報に接すると、「自分は」と思う年令になっていました。
「健康診断」などでも、特に大きな問題はなく、大きく体調を崩すことはありませんが、「節制している」「健康に気を付けている」訳でもないので。

ちょっと先の事を考える、今日この頃です。

【千代田区区長選】
東京都千代田区の区長選。1月26日告示、2月2日投開票とのことですが。

ここに、「政治団体q」代表の黒川敦彦氏が出馬していると思います。
彼は、政治団体「つばさの党」の代表で、昨年4月の衆院東京15区の補欠選挙で、他自寧の選挙活動を妨害した疑いで、公職選挙法違反の罪(選挙の自由妨害)で5月に逮捕され、起訴。12月に保釈されている身。

28日にビジネス動画メディアが企画した千代田区句用船に出馬予定の候補者による討論会が開催されたそうですが、その際に、黒川氏は、別の候補者である佐藤沙緒里氏に対して暴言を吐き、批判を続け、「お前はばかか?」などと発言したり、手を叩き大きな声を出したり、隣に座っていた佐藤氏に手を触れるなどしたとのこと。

改心したのかと思ったのですが、そうではないようで。
立花孝志同様、この黒川も、「選挙」での問題児。
千代田区区長選というローカルな選挙ではありますが、全国放送のニュースで流れるようなことが起きないことを願っています。

兵庫県知事に関係する問題。
選挙に関する問題。
「中居問題」から「フジテレビ問題」、そして、「文春記事訂正問題」。
世間をにぎわせている問題がいろいろ。

『人としてどうなの?』ということが多い。
不愉快というか、気持ちのいいものではありません。
どうにかできるといいのですが。

では、また。


今日の博多239 【フォトエッセイ】

2025-01-30 08:39:17 | 今日の博多
おはようございます。

今日の博多は晴れています。



昨日、Amazonで電子書籍を購入しました。
Kindleというアプリで書籍が読めます。

購入したのは、元フジテレビアナウンサーの渡邉渚さんのフォトエッセイです。

渡邉さんは、一昨年の6月に体調を崩し、仕事へ復帰できる状態ではなく、7月に退職し療養されていました。PTSDを発症し、辛い日々を送られたようです。

そのことも含め綴ったフォトエッセイて、約200ページ。まだ、読初です。

NHKでは、夜中に再放送をします。
先日は、「バタフライエフェクト」で、ベトナム戦争を取り上げたものでした。

ベトナム戦争で死亡したアメリカ兵は約6万人とか。ベトナム側は民間人を含めて3百万人が亡くなっています。

帰還したアメリカ兵の中にはPTSDを発症して、自ら命を絶った人も多いとのこと。

別の番組では、アメリカの山火事の発生メカニズムなどを解説しあ中で、消火活動に当たって、その後退職した消防士の方が出てきて、やはりPTSDを発症し、中には自殺した人もいると。

強い恐怖などで発症し、フラッシュバックなどで悩まされ続ける病気。

まだ、エッセイの出だしの部分しか読んでいませんが、どんなことがあり、どれだけ苦しんできたか、赤裸々に書かれています。

電子書籍なので、スマホでも持ち歩けるので、少しずつ読んでいきたいと思います。

では、また。


今日のいろいろ1381 【言いっぱなし】

2025-01-29 20:44:15 | 今日のいろいろ
こんばんは。

  今朝書いた「文春記事訂正」のニュースに関しては、元国会議員から著名人など様々な人が投稿しています。

  落語家の立川志らく氏は「フジテレビは上納していなかった可能性が浮上。文春、10時間の記者会見やりなさい。フジは潰れかけたんだぞ。広告は、なかやま検脈くんに。いや、連載しているコラムニストは撤退すべき 」とコメント。

  大手出版社・幻冬舎で多くの書籍を手がける編集者の箕輪厚介氏 は「一個人を社会的にも物理的にも抹殺する力を持つ文春がこんな大事なファクトをしれっと訂正するってやばくない?文春を批判して自分が狙われるのが怖いから立場のある会社や人は文春批判できない。むしろ身を守るために広告を出してたりする中で、文春の監視は一体誰がするのだろうか?」と問いかけた。 

社会学者の古市憲寿氏は「昔は『所詮、週刊誌の記事だから』という受け止め方もありました。だけど『週刊文春』が媒体として、日本社会を動かす力を持ってしまった以上、誤報をこっそりと『修正』するなんて姑息なことは許されないと思います。いつも他者に求めているように、なぜ間違いが生まれたのか説明する責任がある」と、中居氏やフジテレビが求められた「理由の説明」を文春にも求めるべきと主張した。 

とのことです。(1月28日付 デイリーの記事を引用)

【弁護士 橋下徹さん】「重大な事実に変更があったのなら、きちんと大々的に訂正して謝罪すべきだと。第1弾と第2弾の記事で、文春は変更はしてるが、僕からしたらしれっと変更したなと。これはやり方違うんじゃないのと、散々インタビューの時に言ったんです。その後(文春は)きちんと記事化して」

「ただ最初は、僕のオンライン記事の最後に、しれっと訂正した感じだったんだけど、この訂正の仕方は違うんじゃないかと色んな人が言ったら、文春はフジテレビの会見後の28日、正式に大々的に訂正と謝罪をした。もう少し早くやった方が良かったんじゃないか」 

と。(以上は、1月29日付 カンテレ(関西テレビ)の記事引用)

文春は責任のある対応をすべきで、それがないと、今後、文春の記事の信ぴょう性に疑問が付くことになります。
これだけ言われて、文春はどうするのでしょうか。

【言いっぱなし】
昨日、書ききれなかったことを書きたいと思います。
ただ、この内容の引用は「1月28日付  文春オンライン」の記事です。1日経って、『文春自身にも言える内容ではないか』となってしまいました。

『デマや誹謗中傷でついに死者が 「流言」を言いっぱなしにする立花孝志氏と「真実を知り全てがつながりました」と言っていた有権者は..』

「以前は産経新聞を購読していたのですが、今では新聞はもちろん、テレビも一切見ない。その代わりユーチューブとXで偏りなく情報を集め、考えが凝り固まらないようにしています」

これは昨年11月におこなわれた兵庫県知事選での「斎藤元彦氏を支持する50代女性」の言葉だ。日刊ゲンダイが選挙戦ルポで紹介していたとのこと。

斎藤氏支持のこの女性は、「立花さんのおかげで真実を知り全てがつながりました」 とも述べていたとのことです。
立花さんとは、もちろんN国党党首の立花孝志のこと。(敬称略します。」付けません)

11月の兵庫県知事選の斎藤氏の出直し選挙では、立花も立候補したけれども、当初から「自分には投票しなくていい」「斎藤氏を支援する」と言っていた訳で、これが『2馬力選挙』と呼ばれ、立花が立候補し、選挙活動で斎藤氏を支援したことで、単純に選挙で使える道具が2倍になった訳で、これは「公正は選挙」とは言えない「不公平」な状態。ただ、それを取り締る法律がないのが現状。

先の都知事選で、選挙ポスターを張る掲示板を「売り出した」ことも含め、立花は「法律の抜け穴」と巧みに突いてくるところがあり、法律を見直すきっかけにはなっていますが、「誰もそんな事すると思っていない」「そんな事をしようとも思わない」。でも、それが現れてしまった。ということです。

この辺りの「法改正」については、残念ながら聞こえてきていませんが。

立花は、選挙期間中に、自死された竹内元県議に対する攻撃を行い、事務所を守っている奥さんを含め、「乗り込むぞ」と脅しをしています。
「SNS上で、竹内氏の自宅に行くと予告したことなどで「家族の生活が脅かされる恐れが生じた」と説明していた。辞職後も誹謗中傷が続いていたという。」(神戸新聞NEXT1月19日)

立花は、「1月18日に竹内氏が亡くなり、自死とみられる」ということが19日に報じられると、
「竹内氏が県警から任意の事情聴取を受け、近く逮捕される予定だった」といった内容をSNSで発信した。更に、「こんなことなら逮捕してあげた方がよかった」などとも。

ただ、これには兵庫県警も看過できず、県議会の場で、県警本部長が異例の
「全くの事実無根」と否定した。 

 メディアも立花氏のデマについて報じ、立花氏は20日に公開した自身のユーチューブチャンネルで訂正して謝罪した。今回はメディアが速やかにデマを否定したことで立花氏も無視できずに謝罪に至ったように見えた。こうした報道姿勢は今後も必要ではないか。 (文春)

 一方で立花氏は、謝罪動画を出した後もなお、「竹内県議がでっちあげをしていた」との主張は変えていなかった。すると『報道特集』(TBS系)が立花氏を問うた(25日放送)。立花氏は何を根拠に竹内元県議の主張を「でっちあげ」としたのか直接、立花氏を問いただしたのだ。

  立花氏は、「でっちあげというか僕は疑惑と言ったつもり。(竹内氏は)疑惑に対してちゃんと弁明されたらよかった」「疑惑とでっちあげとなると、ちょっと印象が違いますよね。僕でっちあげなんて言ってませんよね。疑惑ですよね」と否定したが、1月20日の自身のユーチューブで「デッチあげ」とホワイトボードに書き、発言していた事実を突きつけられた。

  立花氏は動画を公開したわずか4日後に「疑惑と言ったつもり」と発言を変えていたのだ。しまいには「僕はそういう疑惑があるということを言っているだけ。そんなことに対して僕は別に興味がないから言ってないもん」と言い出した。正体見たり、という衝撃映像だった。(以上、文春)

長くなってしまいましたが。
そろそろ、締めに入るとして。

最初の50代有権者の話。
その発言をした方が、「竹内氏が亡くなった後のこと」についての報道を観たかどうかは分かりません。仮に観ていたとしたら、考えは変わったのでしょうか。

ロシアがウクライナ侵略を始め、その状況が毎日の様に報道され、特に「ブチャの悲劇」について報道された時に、日本に居るロシア人が、ロシア国内に残る親に対して「ロシアはこんな事をしているんだ」と訴えたところ、「あなたの方が騙されている」と反論されたと。

ロシア国内では、情報統制され、国営テレビなどからは「プロパガンダ」の映像や報道ばかりで、ネット統制をかいくぐって西側の情報に触れている若者と違い、国営放送など官製メディアからしか情報が得られない年配の人は、「プロパガンダ」を信じてしまうということです。

選挙期間に入ると、オールドメディア(新聞、テレビ、ラジオなどのメディア)は、全ての候補者に対して「公平」であらねばならない部分があり、また、候補者に関連するニュースも控える傾向にあります。それは、ある意味「常識」なのですが。

オールドメディアでは、「知りたい情報は流れてこない。得られない」と感じ、ネット上の動画やSNSからは『本当の事』『知りたかった情報』が提供される。なので、オールドメディアは信用できず、ネットやSNSが正しい。という論理になってしまいます。

そのネットの世界では、各プラットホーム(XやTikTok、Instagramなど)が独自のアルゴリズムで、ユーザの検索、視聴履歴などを分析し、ユーザの興味のあるコンテンツを(勝手に)推薦し、優先的に表示する機能があります。
その仕組みを意識しないと、同じ様なものだけ「見せられる」ことになり、誤った情報を含め、次々と目にしてしまうことになります。

なので、簡単に「ネット、SNSの情報の方が正しい」と判断するのは危険です。逆に言えば、そこの心理をうまく突けば、自分の意図する方向へ誘導できてしまう、ということにもなります。

そして、ネットやSNSの内容については、例え誤った内容であっても『言いっぱなし』で、間違いやウソが発覚しても訂正されることは稀です。非常に無責任。

発信する者は、「誤った情報」「ウソ」が、どれだけ社会や個人に影響を及ぼすのか。時に、人の命に係わることもあります。兵庫県の竹内元県議もその犠牲者と言えます。

イギリスで、ある少年犯罪が起き、その犯人について、ある主婦が「犯人はイスラム教を信奉する不法移民の子どもだった」と誤った情報をSNSで発信したのですが、それがイギリス国内で拡散され、「不法移民追放」のデモがイギリス全土で起こり、約1700人の逮捕者を出したという事件がありました。
その過程で、警察が「犯人はアフリカ系で、イギリス国内で生まれた人物」との情報を流したのですが、一向に反応がなかったとのこと。

「バタフライ エフェクト」というのがありますが、何気ない「つぶやき」が大問題を引き起こすこともあります。ましてや、『意図的に』誤った情報やウソを発信するのは論外。

「正しい情報」を得るための「努力」と「工夫」、身に着けていきたいものです。みんなが。

長くなりました。
では、また。