お伽の里通信 ~湯之谷けんぽセンター~

四季折々の湯之谷のようすをご覧ください。

「魚哲」さんの蕎麦

2023-01-16 08:08:39 | 日記
注文を済ませて待つ時間も庭を眺めて日向ぼっこしたりお茶をいただいたり、、



メニューを見ていると今日のお蕎麦の説明書きがありました。



何と、そば粉は魚沼産蕎麦と小千谷産蕎麦。

驚いたり嬉しかったり。

元々魚沼と言えばお米の産地。

そば作りはそんなに盛んではなかったのですが近年そば作りが見直され耕作地が増えているんです。

魚沼市堀之内地区には貴重な在来種が隠れているのだとか。

この在来種のことはまたいつかお話ししたいと思います。


そんなこんなをしているうちにお蕎麦が登場!

先ずは「鴨せいろ」



蕎麦を見てすぐさまビックリ(゜o゜)



お蕎麦とは思えないほどの細打ちの麺なのです。

さっそく鴨汁に着けてズルッ!!

なるほど。

細打ちの麺がたっぷりと鴨汁の旨味をすくい、口腔を占拠してしまいました。

しかも、細打ちというのに麺自体の存在感もしっかりしていてうなずけました(´▽`)

鴨汁も焼きネギで臭みをとって、豊富に投入された鴨肉の旨味を満足いくほど味わえましたよ。






そして、天ぷら蕎麦。



大きなシイタケに先ずドキドキワクワク。



どれも外はカリッと、中はジューシーに揚っていました。

お蕎麦屋さんの天ぷらは普通にそばつゆに着けて食べるところが多いと思いますが、

さすが日本料理のお店。

「変わり塩」が用意されていました(^^)




しかも、塩とは思えないきめ細かさ。

一般的に変わり塩は「抹茶塩」とか「柚子塩」なんかを使うことが多いのですが、、、


粉糖と岩塩を磨り潰したような、、、

ここにもしっかりした「こだわり」がうかがえました。

薬味は季節を感じる冬ネギ、おろし大根とワサビ。



野菜の鮮度を感じます。



つゆは関東仕立ての濃い口なので、チョン着けで啜ります。

普段、食べなれている「ふのリ蕎麦」はのど越しが抜群なのですが、ここのお蕎麦はふのりは使わない外一の蕎麦。

のど越しまでは期待していなかったのですが、いやいや、

極細に打った麺の秘密がここにもありました。

スルスルッて啜れて、のど越しも、味わいも、両方を備えていましたよ。

初めての感覚でした(^^)


そして大好物の甘味(デザート)

粒入りあんこの白玉だんご。



もー、幸せ(#^.^#)



あとは仕上げの蕎麦湯。




こちらもビックリするほど濃厚。

今日は平日でここまで濃厚になるほどお蕎麦を茹でていないはず。

わざわざ作っている蕎麦湯と確信しました。


そば粉と打ち粉の分量も計算されていて料理の一品に数えることができるほど。



繊細な気遣いがいたるところに隠れている料理でした。


いつか「そば懐石」を食べにきたい!!!
コメント
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