岸田ダンスアカデミーへようこそ~ゆーこのおしゃべり小部屋

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身体に無理のない美しい踊り方・魅力あふれる表現、ワンランク上のレッスンを提供!

ターン集中練習会(6/13)

2021年06月13日 | ダンス研究ノート
ターンの講習会&練習会
実はずっとやってみたかった企画のひとつ
だってターンってラテンダンスの花形じゃないですか~
華麗にキメたらテンションあがりますよね
そして、お悩みもよく耳にします

マニアックすぎるかな?と思いきや
11名の方がご参加下さいました。
嬉しいデス


よく耳にするお悩み
・行く方向が定まらない
・軸が定まらない
・練習の仕方がわからない
・苦手意識があって固まってしまう



苦手なんです、とおっしゃっていても練習しているお姿はあまり見たことがない(笑)
いえいえ、そうですよね~
練習の仕方がわからないんですよね

もちろん、今回の75分の講習と練習だけですぐにすべてのお悩みが解消することはないです。
イメージを塗り替えて、練習材料をお持ち帰りいただけたらな~と講習内容の構成を考えました


①スパイラルターン
➁スリーステップターン
③フィガーでの応用例 3つ



まず、どちらのターンにも言える事。
軸は大切。だけど身体をピンピンに固めては逆効果!


まずは両方に使えるエクササイズから
アバラの回旋
首の回旋
くび切りの練習(方法)

一枚岩になってしまうのを撃退する練習です
捻れ・ツイストに欠かせません


そして側屈の練習。頭は真っすぐ上に伸ばしたままの側屈。(左右の脇腹の長さを変える)
え?ターンって真っすぐにしなきゃいけないんじゃないの?
左右の脇腹の長さが一緒じゃないといけないんじゃないの?
って思いますよね

安心して下さい
スパイラルターンはこれを使います!!!!!
しかも一本の脚で回ってる前半と後半でで左右の脇腹の長短をチェンジ

ここを説明して練習しました。


そして皆が気になるスリーステップターン
まずはスウィブルウォークの練習から。
身体の捻るタイミング
捻れをほどくタイミング
テンションをキープすること

ルンバウォークで使った荒療治がここでも活躍です
荒療治というより、スリーステップターンに応用するための下準備ですね

スリーステップターン
アバラの捻れに対して背骨が抵抗して前に進めるられるか、ここがカギなようです
言い換えると、アバラが後ろに回ると後ろに背骨がひっくり返ってしまうことが多い、ということです。

他にもたくさんあるけど、もう一つあげるならこのポイント
スリーステップターンというけれど3歩で回るのではないということ。
2歩目が終わった時にしているのは、次の回転の準備もしくは止まる準備。

マニアックになってきちゃうので
この辺でやめておきます



そして、実際のステップへの応用例のご紹介。

チャチャチャ
ニューヨーク&スリーステップターン

ルンバ
スパイラルターン&スリーステップターン&バックワードウォーク

ターン&ロンデ


詳しい説明は割愛しますが・・・
ふらつくとか、行く方向が定まらないなどのうまくいかない原因は
スリーステップターンというより、スパイラルターン

チャチャチャの応用例ではスパイラルターンという言葉は出てこないですが
こっそり隠れて、スパイラルターンもどきな動作がスリーステップターンの前にあるんです。
この下準備をやるやらないでは大違いです

ルンバの応用例も同じ。
そしてスリーステップターンは2回転ではなく、1回転半。
このコントロール方法もご紹介しました。

そしてターン&ロンデ
これはね~目からウロコでしたコメントを複数名からいただきました
お役に立てて良かったわ
ターンからロンデに入る流れは、スピードとダイナミックさが表現できますからね~
バリエーションになるとたいてい入ってきますね~
むしろ問題はロンデの後処理
ボディでの後処理の仕方をお伝えしました。


とまぁ・・・
いろいろお伝えしましたが
あとは練習あるのみです

スリーステップターンとスパイラルターンそのものの練習が難しくても
その前の段階のエクササイズは練習できそうですよね
くび切のエクササイズ
側屈のエクササイズ



そして、ターンがすぐにうまくできなくても
身体を使う練習をしていると
まぁ~なんていうことでしょう
他のステップがスムーズに踊れるようになります

そう。
ターンの練習は超スーパー荒療治(笑)





是非、小さな練習からでOKなので初めてみて下さいね

ウォーク&アーム講習会(6/11)

2021年06月13日 | ダンス研究ノート
今回の講習会は徹底して
ボディで8の字
をデザインする練習をしました。
ヒップじゃなくて、その上のボディですよ~

8の字って
アバラを縦横無尽に同時に使います。

前後左右へスライド
回旋
側屈(左右の体側の長さが変わる)
これらををどう組み合わせていくか
コーディネートがポイントですね

まずはどんなものなのか知ることから。
でも
そんなこと一個一個考えながら動くのって無理がある
だから
連動する身体を作るとか
連動してほしい部分に予め刺激を与えておくのが大切なんです。

刺激 → ちょっとした荒療治 (笑)
今回の裏テーマですね


さて。
アーム練習
前回はアームそのものの動かし方や軌道を講習しました。
今回は
「その動かし方になるようにボディを動かす」がテーマです。
アームはスラっと横に置いておいて
アームが波打つようにボディを8の字に使うのです。

ボディで大胆に8の字をかけばアームは自然に動くはずですよ~
という
ごまかしのきかない荒療治~(笑)

でもね。
参加者の皆さんのアーム、波打ってきてました。

身体の中心から波打つカンジですね。
高校生のときにブレイクダンスをかじっていた岸田先生のアームウェーブとの比較、面白かったな


そして。
前後左右にクカラッチャ
移動を加えます。
もちろんボディで。
脚を揃える瞬間にボディの動きがプツっと切れてしまう方が多いです。
そこを重点的に練習しました。


最後はウォーク
まずはスウィブルウォークから。
はい。
安定の荒療治からスタートです(笑)

脚を揃える瞬間もボディのテンションを切らないこと
脚をスイッチするときのカラダの絞りのスイッチも途切れないように

どこをターゲットに絞っていくのか。
絞りをチェンジするタイミングはどこか。
途切れないよういチェンジするのはどんな感覚なのか。

これをそのまま、前進ウォークに当てはめました

荒療治で身体にたっぷり刺激をいれてからの
前進ウォーク
皆さん、ボディの位置が高く足先まで美しく連動して歩けてきました

荒療治のスウィブルよりも
前進ウォークの方が簡単なのか・・・

いや~
そんなことはありませんよね~


コントロールが繊細なものほとわかりにくい
だから先に荒療治して
ココ、使うとこですよ~と爪痕を残したわけです。


ウォーク&アームをボディと連動したい
そのゴールに対して
アプローチする方法は1つではありません。
知識をゲットして
いろいろ試して
自分のモノになっていきます



来月もしっかりサポートしていきます。

7月16日(金)20:00~21:00 予定

それではまた