気まぐれCAT

ゆ~りんのブログへようこそ!
気ままに・・のんびり・・・なんとなく

橋口五葉展に行きました

2011年09月04日 | 日記

井筒屋パステルホールでのチャリティー茶会の後、リバウォの北九州市立美術館分館へ「橋口五葉展」を観に行きました

気に入った作品を羅列

・「小川」1904年 水彩 紙(はがき)
・「髪をおろした女」1903~05年 パステル 紙
・「もるる日」1908年 油彩
・「光る雲」1908年 油彩 キャンパス
・「自画像」1905年 学校提出 
                                         橋口家の家紋(橘)が左上に・・・家を代表する画家との自負からか・・・
・「孔雀と印度女」1907年 <永久ノ平和ヲ願エル婦人> 
平和という理念を人物像で表現→黒田清輝の構想画と同じ
<近代日本のグラフィックデザインは五葉に始まる>
<「我輩ハ猫デアル」の装訂デビュー>
・「ホトトギス」の挿絵 1904年~  慈姑「ホトトギス」9巻10号裏画
・「観音」1903年 水彩 紙(はがき)
・「山」1905年 水彩 紙(はがき)
<朱、うす紫、緑、青、黄、黄土色が美しい>
・「鏡花集」第3巻 装訂 箔押 クロス
・「渓流」(耶馬溪)1911年 水彩 紙
<生涯 耶馬溪を描き続ける><耶馬溪の強烈な印象>
・「西洋画図案此美人」1911年2月 三越呉服店 懸賞1位
・「帛紗 ほおずきにバッタ」1915~16年
・「帛紗 花二十三種」1915~16年
・「青緑山水」1918年 紙本墨画 目が覚める透き通る青緑 対する「雨中山水」
・「美しい鳥」1912年 喜多川歌麿を敬愛
・「梳(くしけず)る女二態」1915~1920年 鉛筆
・「髪梳(す)ける女」1920年
・「化粧の女」1918年
・「鴨」1920年 木版

個人的には本の装訂画が心に残りましたが、自身としては浮世絵師であったのかと・・・

何にしろ、41歳で命を落としたのは残念であったと思います
本人もまだまだこれから・・・というところだったでしょう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする