4月から、段階を踏んで紬織りの糸や風合いなど、元のところから学んできましたが、いよいよ着物を着るところまで来ました。
参加者のうち、月に2~3回は着物を着る方が2名ほどで、他の方はほとんど着ていないということです。
また、着ている方でも着るのにかかる時間は30分以上ということでした。
滑らない生地の着物の場合は着るのはたやすいことですが、帯はものによって長さや、ポイント柄の位置や、帯地の固さなども違ったり様々なゆえに、慣れない帯の場合はやり直したり、案外時間を要すこともあります。
帯を新しく仕立てる場合は、自分に合う長さで頼むと良いと思います。
自分の寸法を把握しておくことも大切ですね。
ただ、年齢と共に体型も変わりますので多少のゆとりを持っておく必要もあります。
私も50代から少しずつ太り始めて、短めの帯が多くなってしまいました。
「やせなきゃ!」と締める度に思いますが。。。
付箋だらけの『きもの』幸田文著(文庫本もあり)
紬塾では幸田文『きもの』を参考テキストにさせてもらい、今までも毎回、1~2名ずつの方に、その内容からの気づき、発見などを2~3箇所ピックアップして発表してもらってきました。
今回、最後のお一人が指摘した箇所に、着物の着付けを外側から学んでいく箇所がありました。
単行本では112頁、文庫本では114頁のところです。
主人公のるつ子は、姉がよそ行きの着物で外出する際にはいつも着付けを手伝わされます。
あまり仲のよくない姉にいいように使われ、あれこれ脱ぎ散らかしたものの後片付けまでさせられ、胸の中では反発を感じながらも黙って手伝ううちに、人に着せながら覚えていく生地の質感や、帯地の締まり具合、着る人の体型に合わせて、ゆったり着るのか、きっちり着るのかなど、いろいろなことを“姉を台にして”学んでいくところがあります。
着せてやる面白さです。とても興味深いところです。
今は母親も祖母も着物を全く知らないという方が多くなり、着るには一から全て一人で始めなければならず、きもの本を片手に覚えるか、着付け教室に行くしかなくなってしまいましたが、家族や身近にちょっと手を貸してくれる人がいればいいだけなのですが、、、
自分の子供にでも、孫にでも導き、アドバイスすることができるように、是非今からでも着物を楽に着て欲しいと思います。
多分私の着方は最も簡単で楽な着方だと思います(滑りにくい生地のものに関して)。
今回の参加者で着物を着るのが全く初めてのみなさんからも「着物自体は思ったほど難しくない」「手助けはあったものの、帯結びまでなんとか格好を付けられて自信がついた」などの感想をいただきました。
まだ不安な方も、次回最終回に、おさらいをしますので、大丈夫です。
今までの紬塾終了生の方で、全く着物を着ていなかった方がとてもスッキリ、でも自然な着姿を見せてくれています。
礼装用の着方を、紬や木綿でもやっている方が多いです。
それにしても、ゴム入りの伊達じめとか、ゴムベルト付きの帯板とか、補正下着とか、
なんとも重装備な小道具をみなさんお持ちですね。。。
着物の小道具としても美しくないですし、昔、着物が日常にあった頃の人たちは、そんな理に適わないことはしなかったはずです。
シンプルに柔らかな頭で着物を楽に着たいです。
参加者のうち、月に2~3回は着物を着る方が2名ほどで、他の方はほとんど着ていないということです。
また、着ている方でも着るのにかかる時間は30分以上ということでした。
滑らない生地の着物の場合は着るのはたやすいことですが、帯はものによって長さや、ポイント柄の位置や、帯地の固さなども違ったり様々なゆえに、慣れない帯の場合はやり直したり、案外時間を要すこともあります。
帯を新しく仕立てる場合は、自分に合う長さで頼むと良いと思います。
自分の寸法を把握しておくことも大切ですね。
ただ、年齢と共に体型も変わりますので多少のゆとりを持っておく必要もあります。
私も50代から少しずつ太り始めて、短めの帯が多くなってしまいました。
「やせなきゃ!」と締める度に思いますが。。。
付箋だらけの『きもの』幸田文著(文庫本もあり)
紬塾では幸田文『きもの』を参考テキストにさせてもらい、今までも毎回、1~2名ずつの方に、その内容からの気づき、発見などを2~3箇所ピックアップして発表してもらってきました。
今回、最後のお一人が指摘した箇所に、着物の着付けを外側から学んでいく箇所がありました。
単行本では112頁、文庫本では114頁のところです。
主人公のるつ子は、姉がよそ行きの着物で外出する際にはいつも着付けを手伝わされます。
あまり仲のよくない姉にいいように使われ、あれこれ脱ぎ散らかしたものの後片付けまでさせられ、胸の中では反発を感じながらも黙って手伝ううちに、人に着せながら覚えていく生地の質感や、帯地の締まり具合、着る人の体型に合わせて、ゆったり着るのか、きっちり着るのかなど、いろいろなことを“姉を台にして”学んでいくところがあります。
着せてやる面白さです。とても興味深いところです。
今は母親も祖母も着物を全く知らないという方が多くなり、着るには一から全て一人で始めなければならず、きもの本を片手に覚えるか、着付け教室に行くしかなくなってしまいましたが、家族や身近にちょっと手を貸してくれる人がいればいいだけなのですが、、、
自分の子供にでも、孫にでも導き、アドバイスすることができるように、是非今からでも着物を楽に着て欲しいと思います。
多分私の着方は最も簡単で楽な着方だと思います(滑りにくい生地のものに関して)。
今回の参加者で着物を着るのが全く初めてのみなさんからも「着物自体は思ったほど難しくない」「手助けはあったものの、帯結びまでなんとか格好を付けられて自信がついた」などの感想をいただきました。
まだ不安な方も、次回最終回に、おさらいをしますので、大丈夫です。
今までの紬塾終了生の方で、全く着物を着ていなかった方がとてもスッキリ、でも自然な着姿を見せてくれています。
礼装用の着方を、紬や木綿でもやっている方が多いです。
それにしても、ゴム入りの伊達じめとか、ゴムベルト付きの帯板とか、補正下着とか、
なんとも重装備な小道具をみなさんお持ちですね。。。
着物の小道具としても美しくないですし、昔、着物が日常にあった頃の人たちは、そんな理に適わないことはしなかったはずです。
シンプルに柔らかな頭で着物を楽に着たいです。