斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

瀬戸内海交通の3つの営業所

2018-08-26 20:37:38 | バス
 瀬戸内海交通は愛媛県の大三島、伯方島、大島の3島で路線バスを運行する瀬戸内運輸の子会社です。その瀬戸内海交通には
 3つの営業所
 をもっています。これらの3つの営業所を見てみましょう。


 1つめは
 大三島営業所
 です。大三島の宮浦港に隣接して設けられており、そこには瀬戸内海交通の本社が入っています。大三島営業所は今治~大三島間の急行バスと島内路線を受け持っており、その関係で所属車両が多く、瀬戸内海交通の中で一番大きな営業所担っている感じですね・・・。


 建物は2階建てですが、宮浦港の宮浦港務所を兼ねており、1階が宮浦港務所で、2階が瀬戸内海交通の事務所となります。しかも、2階へは外にある階段で行くことになるので、1階に入ったら瀬戸内海交通の窓口がない・・・というオチに。



 事務所に隣接している車庫です。急行バスの車両と島内路線用の車両が寝ています。


 車庫そのものは宮浦港に隣接しているので、留置している車両と宮浦港に発着するフェリーとのショットが見られます。ただ、宮浦港に発着する定期船はすでに廃止されており、クルーズ船などといった臨時のみ発着しているとか・・・。この写真はまだ定期船が運行されていた2011年に撮影したものです。
 定期船が無くなったため、宮浦港務所はかなりひっそりとしていました・・・。


 大三島営業所の敷地は確認しただけで3か所あり、1つが事務所兼車庫、1つが事務所のあるエリアから少し南へ行ったとこにある工場(写真)、1つは宮浦農協バス停付近の車庫という感じのようです。宮浦農協バス停近くの車庫は主に貸切車が留置されているようです。


 2つめは
 伯方営業所
 です。伯方島の木浦港に隣接して設けられています。伯方営業所は伯方島内路線を受け持っていますが、受け持ち路線が1路線しかなく、かつスクールバスの受託もないため、所属車両が4台のみという小規模な営業所という感じですね・・・。



 建物は3階建てですが、伯方港務所(木浦港の正式名称)を兼ねていて、営業所は2階にあります。1階はフェリーの窓口、2階が瀬戸内海交通などが入居しています。3階は忘れました・・・。建物の中に入ると、伯方営業所は2階へという看板が置かれています。実際に行ってみたら、2階の一室を借りているかのような感じで、ほんとに小さな営業所でした。
 したがって、伯方営業所は伯方港に間借りして設けているという印象でした。



 車庫は港の駐車場を間借りしているかのような感じでした。敷地に明確な線引きがある大三島営業所とは違う点ですね・・・。



 3つめは
 大島営業所
 です。大島営業所は大島の島内路線を中心に今治~大島の急行バスを受け持っています。急行バス用車両、島内路線用車両、貸切車が配置されていますが、規模としては大三島と比べて小さいという感じです。
 ここで、他の営業所と異なる点は、営業所自体が港に隣接していない内陸部にあることです。そのため、営業所そのものは一般的な営業所と変わりありません。


 そして、営業所前のバス停の名前が「大島営業所」になっていますが、瀬戸内海交通のバス停で営業所が付くのは大島だけです。ほかの2営業所は港に隣接しているので、〇〇港になるわけなんですよね・・・。


 更に営業所に併設しているバス停で待合室が付いているのも大島だけです。宮浦港はベンチがあるだけ、木浦港はベンチそのものが無いですからね・・・(港務所の中で待てばいいかもしれませんが・・・)。
 因みに写真の待合室兼事務所の隣の建物は工場です。大島営業所の設備の規模としては大三島営業所とほぼ同じですが、1つの敷地に全て揃っている感じです。


 車両留置場です。2011年に訪れた時と比べて、敷地が少し拡大されていて、拡大された部分は留置場に充てられていました。

 瀬戸内海交通の3つの営業所は港に隣接しかつ敷地が分散されている(大三島)、港に間借りしている感じ(伯方)、内陸部にあるごく普通な営業所(大島)とそれぞれ異なる雰囲気が感じられました。
 一部の写真は事務所の許可を頂いております。
 以上です。

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